店舗の一番奥にはグリーンが見え、まるで中庭のような空間があります。実はこちらはオカメインコの飼育部屋で、店舗と住まいのどちらからも見える配置でプランされています。奥様の「ヘアーサロンを開業したい」という夢と、旦那様の「家に鳥の飼育部屋を作りたい」という夢を同時に叶えました。住まい側からはワーキングスペースと接しており、デスクでの作業中は小窓から常に鳥たちの様子を眺めることが出来ます。床はベニヤ合板の上にお施主様がクッションフロアを貼り、汚れがひどくなったらご自身で貼り替えられるようになっています。

ロビンさんの「優しく迎え入れてくれるヘアーサロン（岐阜市）」という事例を見たのが問い合わせのきっかけでした。設計士さんや営業担当さんに希望を色々聞いてもらい、思いっきり自分の好みを詰め込んだ使いやすいプライベートサロンになったと思います。空間のお気に入りポイントはたくさんありますが、その中でも特にお気に入りは「窓」。エントランスとサロンを繋ぐ部分の天井近くまであるFIX窓やバードルームが全面に見える窓などなど。受付けカウンター後ろのコーナーに設けた窓からは店名の由来となったポポラスの木が覗いています。ポポラスの花言葉には思い出・記憶といった意味があり、「ポポラヘアー」も皆さんの記憶に残る場所になったら良いなとの願いが入っています。