「訪れると気分が上がる、そんな素敵なデザインのサロンにしたい」というお施主様の思いを形にするために打ち合わせを重ねていきました。ヒアリングした内容を元に、出来上がりイメージを”見える化”してご提案。精度の高いパースは「分かりやすい!」とお施主様にご好評でした。
タオルやおしぼりなど備品類を収める棚は、元は押し入れだった箇所に造作しています。使い勝手を高めるためにお施主様、設計スタッフ・現場監督が知恵を出し合い色々な工夫をしました。例えば、棚の右下に設けた穴には塵取りを収めて穴の中に掃き集めておけるようになっています。毎日のお掃除を楽に、一連の作業の効率を高めました。
STAFF COMMENT担当者のコメント
サロンにリノベーションする予定とされていたのは、南東の6帖和室で押入れを合わせても約7畳の空間でした。ゆったりとしたスペースを確保するために3畳ほどの増築をご提案。出入り口には大きな掃き出し窓を採用し、外への繋がりをつくったことで開放感のある空間をつくりました。受付横の筋交い柱は、外壁材の解体途中に出てきたもので「デザインのアクセントになるから残そう!」という話に、もともとの柱に木目調のクロスで化粧をして雰囲気を統一しました。
駐車場から店舗出入り口までは高低差がありましたので、ゆるやかなスロープを設置しています。手摺も設け、だれもが訪れやすいアプローチを作成しました。出入り口のサッシも間口が広めなので車イスやベビーカーも入りやすくなっています。