玄関を入ってすぐ左側は三間続きの和室がありましたがそのうち一間を解体し、奥様がご希望されていた薪ストーブを設置する空間にリフォームしました。柱や梁を活かしたのはもちろん、式台や畳をはじめとした既存との境目になる部分は、色味や素材を検討しながら空間が一体となるように調整していきました。
広い土間玄関ですが薪ストーブを入れると空間全体がじんわりと暖かくなります。小上りのようにになっている部分は腰掛けるのにちょうどよく、来客時のちょっとした応接スペースにもなります。
ロビンからは「素材や建物が持つ雰囲気を活かした空間づくり」をご提案させていただきました。
築90年の既存建物は趣のある立派な造りでしたので、既存で残せるものはできるだけ残して元の空間に馴染むような素材選びをし、リフォームを進めていきました。そうして完成した空間は老舗旅館のような趣のある上質な空間に。カビやシミのような汚れが気になっていた天井は、上質な杉材で仕上げられていたため既存をクリーニングをしてそのまま活かしました。
倉庫として使われていた空間は、床・壁・天井を施工し多目的に使える部屋として生まれ変わりました。2階の壁の仕上げ材には珪藻土、漆喰を使い分けています。壁の棚はお手持ちの蔵書がぴったり納められるよう高さを変えて作りつけられています。薪ストーブのある玄関の真上に位置し、ストーブ使用時には煙突からの輻射熱でほんのりと暖かくなります。
階段の急こう配を解消するために段数を増やす、床下断熱の施工、広い縁側のサッシを高性能の物に取り換える、など快適に暮らせるように住宅性能や機能性も向上させました。
Before
After
玄関を入ってすぐ左側は三間続きの和室がありましたがそのうち一間を解体し、奥様がご希望されていた薪ストーブを設置する空間にリフォームしました。柱や梁を活かしたのはもちろん、式台や畳をはじめとした既存との境目になる部分は、色味や素材を検討しながら空間が一体となるように調整していきました。
広い土間玄関ですが薪ストーブを入れると空間全体がじんわりと暖かくなります。小上りのようにになっている部分は腰掛けるのにちょうどよく、来客時のちょっとした応接スペースにもなります。
2階に新しく設けた建具には、既存で使われていたデザイン硝子を再利用しました。このガラスは昭和初期に生産されていたデザイン硝子で今は中々新品が手に入らないものです。無垢の木材で作られた枠はオーダーメイド、新しく作られた建具の中にも古い建具の趣が活かされています。
ロビンは、換気扇レンジフードの交換リフォームから、設計士がご提案するフルリノベーション、注文住宅まで幅広く対応しております。
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STAFF COMMENT担当者のコメント
長期に渡る現場でしたがお引き渡し時には大変喜んで頂けこちらも嬉しかったです。これからも家を住み継ぐお手伝いが出来たらと思っています。