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2016.03.01
面白いと感じたビジネス メモ
面白いと感じたビジネス
今回は最近、面白そうだなと思うビジネスがあるのでご紹介したい。
まず1つはAirbnbというサービスだ。https://www.airbnb.jp
Airbnbとは現地の人が空き部屋を提供できる宿泊サービスで2008年に登場をした。ビジネスTOビジネスをB2Bと呼ぶのに習って、このケースはP2Pというらしい。
日本でも外国人旅行者が増えていることと、空家利用についての取り組みということで、民泊という制度が徐々に認知をされてきた。その先駆けとして東京都の大田区は民泊を条例化し、話題を呼んだ。
ゴールドマンサックスの調査によるとこのサービスを利用したことのない人は従来のホテルがいいという人の割合は79%だが、過去5年以内にP2P宿泊サービスを利用した人ではその割合は40%まで下がるそうだ。私の周りでも利用している人がいる。非常に安くホテルにない快適さと自由さがたまらないらしい。また貸している人もいる。通常は例えば月家賃10万円の3LDKがP2Pサービスだと4人泊で1人6000円で、15日稼動でも36万円となる。これまで賃貸をしていたオーナーがAirbnbに登録をしたという話もよく聞くようになった。もちろん問題や課題も多いが今後、目を離せないビジネスだと思う。
2つ目はクラダシドッドJPである。https://www.kuradashi.jp
これは過剰生産をした製品や賞味期限などの関係で店頭に陳列できないものなどをまとめ買いし、会員に提供をしているサイトである。社会貢献団体への支援も行っており非常にスマートで今の時代にマッチしているビジネスである。
日本では例えば食品の廃棄処分などもちろんダメになったものもあるが、十分に安全なのだが法令上処分しなくてはいけないものや、過剰在庫として引き取り手がなく処分するしか方法がない食品などもたくさんあるという
またサイトを見ると例えばそういった処分品を安く提供してくれている協賛会社が明記され、中には定価の30%以下で買える商品もある。またそれを購入すると支援先団体を選択できその1部を還元している。捨てるはずの商品が安く提供され、またその費用の1部が支援団体に寄付されるという仕組みだ。今後も広がりを見せるだろうし協賛する企業も増えるだろうと思う。注目である。
「乗り放題」のビジネスを2つ紹介。1つは米国だが月額2950ドル、日本円で約35万円でアメリカ国内の航空機代は乗り放題のサービスだ。これは米国の旅行代理店のOneGo.Inc社のサービス。
米国は国土が広いために飛行機社会である。しかし路線と料金体系の複雑さ、購入の煩雑さへの不満大きく、ヘビーユーザーのビジネスマンの間で話題になっているという。
もう1つはこれは日本だが、中古車売買大手のガリバー社が開始するサービスで、月額定額の「クルマ乗り変え放題」だ。これが実現すれば世界初だという。レンタカーやカーシュエリングと競合する場合の差別化やそもそも所有欲の対象である自動車にこの乗り換え放題が通用するかわからないが、注目のサービスだ。自動車を持つ、買うという意思決定がもう少し軽くなればカジュアルに車を乗りこなしたいという若者には有効かもしれない。
最後に紹介するのは百貨店の「友の会」である。マイナス金利で銀行に預けていてもお金が増えないという時代、百貨店では友の会という積立サービスへの問い合わせが急増しているという。使い道は限定されるが金利換算で8%以上に相当し、お得感が人気なのだそうだ。私の知り合いにも友の会ファンがいて何かにつけ利用している様を見るとやはりファンも多く魅了するサービスなのだろうと感じている。弊社でも修繕積立金のサービスを顧客向けに展開している。利用時にはポイント集計の10%が付与される仕組みになっており、将来、リフォームをしたいという方から、急場をしのぐメンテナンスにも利用する方まで目的はさまざまだ。退会率は極めてゼロに近く人気のあるサービスである。
時代が変わればビジネスが変わる。いつもアンテナを張っておきたいと思う今日この頃。
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