スタッフブログ
2012.12.28
使命を持って生きているか?何を求められているのか?
Robinも27日をもって仕事納めでしたがまだまだ動いているスタッフもいます。終わらぬ2012年。あと少しです。
Robinの蜘手です。
この時期になると目を閉じて1年を振り返ろうと心を静かにする時間を取ります。嬉しいこと、喜んだこと、心から感謝したことなどたくさんあるはずなのに、浮かんでくるのはクレームやお叱り、努力不足、対応の不備、実力不足からする不満足など「なぜもっとこうできなかったのだろう」という何故?どうして?どうすればという思いばかりです。努力は足らず、能力が足らず、そして研鑽する気持ちが足らぬ。そんなことを思います。
マザーテレサの名は知っていても、彼女がどんな人生を送ったのかは意外に知る人は少ないと思われます。私もその1人でしたが、最近書籍にてその人生を知りました。貧困にあえぎもういくばくの人生がないと思われる人たちに手を貸し場所を提供しそして愛しました。何1つ私利を持たず、何1つ自分のために要求、欲求をしないという人生にただただ心を打たれます。(私には到底無理だと思います、泣)
彼女を動かしていたのは、ただただすべての人を分け隔てることなく与え続けるという使命だったのでしょう。
「使命」
そんなことを思いながら年頭にいつも書き出していた「夢」「目標」を引っ張り出してきました。愕然としました。吐き気がするほどの欲求の羅列。したいこと、してほしいこと。すべて私利私欲であり欲求の塊でした。
何をするか、何がしたいか。それが人生を豊かにする根源だと信じていました。夢は必ずかなうと信じていました。しかしその夢はたいして内容のない、ただただ自分の自己満足を埋めるだけの物であり私たちが求めていた豊かな暮らしはお金と時間があればたいてい実現する低レベルのものばかり。際限なく日々が過ぎてゆくだけです。
人生に意味などあるのか?欲しいものを手にしたら豊かな暮らしだといえるのか?
先日テレビでもやっていましたが「夜と霧」の著者、フランクルはその著書の中で深く思い言葉を投げかけています。
人生はどんな状況でも意味がある。自分が人生に何をもとめるか(欲しがるか)ではなく、人生が自分に何を求めているかである。
ようは「自分の人生における使命を持つこと」で人生はまったく違うものになるといっています。私も今年、胆嚢摘出の手術をし死生観を新たにもちました。
生きていること、人生が求める使命とは何だろうか?と毎日、深く問いました。少し答えが見つかった思いが芽生えたとき、新しい人生になった気がしました。求めることは悪くないと思います。欲しがることも必要です。しかしの前に自分の人生が求めている使命を見つけるとまた人生は深くなるのではないかと思うのです。
Robinもこれまでは「何がしたいか、何をしようとしているか」を大切にしてきました。しかしその前に求められている使命は何か?を深く求めなくてはいけないと再考しています。
皆様のそれぞれ皆様の人生があなたに求めている使命は何でしょうか?見つかっているでしょうか?
欲求や要求ばかりの人生はいつも後悔がつきまといます。
与えられている使命とは何か?向き合って人生を過ごしてゆきたいと思う、年の瀬です。
よいお年をお迎えください。
2012年 師走 Robin 蜘手健介
CATEGORYカテゴリー
SERVICE
ロビンのリフォーム・リノベーションサービス一覧
ロビンは、換気扇レンジフードの交換リフォームから、設計士がご提案するフルリノベーション、注文住宅まで幅広く対応しております。
それぞれのサービスの紹介、施工事例、お客様の声などをご覧ください。