スタッフブログ
2012.12.25
Robin History
今日はクリスマスですね。いかがお過ごしでしょうか?
私がガッツリと仕事です。
Robinの蜘手です。
今日のブログはHPに記載しているHistoryを掲載します。少し変えましたのでHPのアップは申し少し後になるかもです。
Robin History
私が生まれ育った飛騨高山。盆地であるがゆえに四季は風情豊かである。
夏は清流と蝉の音が涼をもたらし、秋には山々が赤に黄色に染まる。雪は一瞬にして全てを白く覆い、厳しく長い冬を超え待ちわびた土筆が頭を出す。
「今ままで何回、家をリフォームしたかわからん」
親父の言葉。
自宅を事務所に使うことになった。
子供が大きくなって勉強部屋が必要になった。
祖母の介護が必要になった。
寒い風呂をなんとかしたかった。
大勢が集まれるリビングにしたかった。
その度に見ることができた職人さんたちがいる風景。
「今日はどんな工事をするの?どんな道具を使うの?」
毎日、職人さん達と話をした。昨日までの家がどんどん変わっていくのは見ていて楽しかった。
お金もかかったに違いない。希望するリフォームが全てできなかったこともあるかもしれない。しかし少年にはそんなことはわからない。ただただ、城が変わっていくのは楽しかった。
小さな引っ越しは少年にとっては冒険だった。ベッドから見える風景。朝ご飯を食べる風景。全てが冒険だった。
「今日はここまで終わったよ」
住みながら工事をする。住みながら直してゆく。これを成長というなら家族もそれとともに成長をするのだろう。リフォームは家族そのものを表している。
それを成長というなら少年は親と距離感を取りつつ歳を重ねたように家もリフォームを重ねた。
「そろそろ新築をするか」
リフォームを重ねた家。親父は建替えを決意した。解体の日。数多くのリフォームを重ね家族の成長を重ねた家を取り壊すのは一瞬だった。自分が育てた木が切り取られた感覚だったのだろう。
その様子を黙ってみていた姿。何を思っていたのか。今ならその気持ちが理解できる。
子供の頃、わからかったことが今になって理解できることがある。あれだけ愛着のあった家だったが新しい家へ引っ越した時の家族の喜びは今でも忘れることはないだろう。
「まるで人生がかわってゆくかのよう」
「Robinが生まれた理由」はそんな原体験があるのかもしれない。
2001年。ワンリフォームという社名でリフォーム事業を立ち上げた。毎日、数多くの現場を回り数多くの笑顔と出会えた。もちろん厳しい声をお受けたしたこともある。29歳という若造にできること。振り返る余裕もなかった。
しかし仕事をする中ではっきりとわかったことがある。リフォームとは「誰かのために」やるということだ。
子供のため。親のため。家族のため。そして自分のため。誰かの笑顔に繋がるこの仕事。私もその家族の一員になったつもりで仕事をした。そしてその家族の人生に役立てることを祈った。
少年だった私もいつしか私も親となった。
借家住まいであったこと。子供が重度のアレルギーで住環境の改善が必要だったこと。土地を探して家を新築することした。時、同じくしてRobinの新築事業をスタートさせた。
「住みたい家を作る」
冬暖かくて、夏涼しい。アレルギーでも安心。空間を生かした設計。
家を建築するのに35年ローンを組んだ。
永く快適に快適さを持続させる性能。メンテナンスの重要性。私たちの評価は住み手の長年にわたるものであるべきだと信じている。しかし不安もあった。私が住みたい家がそのまま事業として成り立つのだろうか。しかしその不安はすぐの解消された。私たちの作り出したコンセプトを理解して頂けるお客様との出会いが私たちを勇気づけた。雨風をしのぐ。という表現があるが私はそれだけの仕事をするつもりはなかった。
設計力の必要性と重要性を感じ2005年頃から設計力の研鑽と向上に注力をしてきた。見えない財産でもあり人財でもある。今のRobinを支え、また未来のRobinの根幹にはこの設計力があるといっていい。
色々な企業がありさまざまな価値観がある。Robinと出会えて良かった。1人でも多くの方に感じて頂きたい。心からそう願う。
Robinに期待をして下さる皆様。期待に応えようと日夜、頑張ってくれているスタッフ。
「ありがとう」と「うれしい」がこだまする場所へ。
私は今、その足音を聞いている。
KUMODE
CATEGORYカテゴリー
SERVICE
ロビンのリフォーム・リノベーションサービス一覧
ロビンは、換気扇レンジフードの交換リフォームから、設計士がご提案するフルリノベーション、注文住宅まで幅広く対応しております。
それぞれのサービスの紹介、施工事例、お客様の声などをご覧ください。