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2016.02.27
マイナス金利政策の影響~住宅ローン~
こんにちは。高山店不動産事業部の鈴木一真です。
2015年1月にスイスで長期金利の国債利回りがマイナスに転じるという事態が発生しました。日本でも初となる「マイナス金利」の導入が決まり、ニュース速報にもよく取り上げられましたよね。
マイナス金利とは日本銀行と各金融機関での金利をマイナスにする事で日銀に眠っているお金を企業への貸し出しや投資へ促すのが目的なのですが、これによって影響を受けるのが「住宅ローン金利」なのです。
住宅ローンの金利には金利が半年ごとの見直しする可能性のある「変動金利」と金利期間を固定する「固定金利」から選んでローンを組んで頂くことが一般的です。この内、固定金利の金利は10年国債の金利に影響して変動します。つまり日銀と金融機関の間でマイナス金利になったという事は、少なからず我々の金融機関との間の金利にも影響してきます。
具体的には、ゼロ金利と言われておりました最低金利よりさらに金利が下がる可能性がでてきました。
仮に金利が0.1%下がると借入にどれだけ影響が出るのでしょうか?
3,000万円の借入を35年で行う場合
・金利1.0% 月々の返済額84,685円 総返済額35,567,998円
・金利0.9% 月々の返済額83,294円 総返済額34,983,809円
月々の返済額で約1,000円、総返済額で約60万円の差が出る事がわかります。
60万円の値段交渉をするのは結構大変で、結果的に商品のランクが下がってしまうなど出した価格がしっかりと商品に反映されます。
しかし、借入の金利は金融機関の商品のしくみを理解すれば簡単にかつ効率的に総額を見直ことが出来ます。
いい物件かどうかの物件の情報を見極めるのと同じくらい「資金計画」に重きを置いて検討して頂くこと。
これが成功する不動産購入ではないかと思います。
ロビンではご来店頂いたお客様に、まず資金計画のご説明をさせて頂きます。
現在のご状況でどれだけの借り入れができるかだけでなく、借入の仕組を知って頂くことで買う・買えないだけでなく、「今は買わない」という選択肢も合わせて持って頂く事が大切だと考えているからです。
オススメされた商品をそのまま選択するのではなく最低限必要な知識を持って選択する事が出来るよう中立的な立場でアドバイスを致します。
「そろそろ家の事を考えようか、でもどこから考えていいかわからない。」
そんなお悩みをお持ちの方は是非一度ロビンまでお越しください。お待ちしております。
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