スタッフブログ
2013.03.05
啓蟄啓虫。月も変わりツキも変わる
今日は陰暦でいう啓蟄(けいちつ)。啓蟄啓戸(蟄虫が戸を開くということ)、地中で冬眠をしていた虫たちが姿を表すという日。飛騨高山でもまぶしい陽が差す朝でした。
Robinの蜘手です。
月が変わればツキが変わる。長い冬も終わりに近づき待ち遠しかった春がやってきます。花粉症の季節でもありますが今年は多い様ですね。どのタイミングで注射を打ちにいこうかと思案中です。
さてこの4月から長男が中学校へ入学します。ハンガーにかかってある真っ新な学生服が新鮮でもあり何かこう子供でなくなってゆく感じもあり嬉しいやら寂しいやら、複雑な感じです。後ろをテクテクとついてきた子供たちもいつしか離れて歩くようになりそして、自立をしてゆくのでしょうね。
私がこの事業で新築を始めたきっかけはこの息子のアレルギーでした。
「誤飲をすると死ぬ可能性もあります」と現在の亀山クリニックの亀山先生の声が今でも耳に残っています。なんせ5大アレルゲン(米、大豆、牛肉、小麦、牛乳)のうち米だけがよくてあとはダメ。IGEも測定不能まで高い値が出たのですから。そこからアレルギーの勉強をしました。亀山先生の指導も受け体質を変えるということに執着をしました。長く続くことになる蜘手家の除去食生活の始まりでした。
またアレルギーは体質の問題でありながら年を重ねると環境の問題にかわります。ハウスダスト、ほこり、花粉。その時、まだ私は借家住まいであり毎冬、結露に悩まされていました。カビの生えてくる和室のじゅらく壁。これじゃ不健康になるばかり、そう思っていました。
また狭く、暗く、ジメジメした借家。ストレスも溜まります。子供に良い影響があるわけありません。
「住む環境で自然治癒力が上がるとしたら」
今のRobinの家はまさしく「自分が住むとしたらこんな家」の体現でした。私が住みたい家。それがスタートでした。快適とは何か、抗酸化とは何か、断熱とは、自然素材とは?改めて試行錯誤をしました。そう考えるとRobinの家は少し贅沢品かもしれません。住めればいいだけの必要最低限だけを残したものではなく、あってほしいもの、快適さを求めた造りであるからです。
自邸が完成し、ある時、突然長男のアレルギーが治りました。突然でした。
妻は「除去食のおかげ」と言っていました。私は新築にし引っ越したおかげだと自負しています(笑)
あれから遮熱シートを採用したり、オールアース住宅に取組んでいます。オールアースは早く知っておきたかった!!全床に採用していたでしょう。仕方がないのでシートをベッドの下にひいてアースを取っています。今のRobinでは標準化をすすめていますが、今のお客様は本当に得だと思います。
自分が住みたい家をお客様に提供するなど、エゴだという意見もあるかもしれませんね。でも自分が住みたくない家を建築するよりマシだと思います。
さて3月。月もかわりツキも変わりました。張り切っていきたいと思います。
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