岐阜県大垣市にて増築リフォームがスタートしています。

先日、増築工事部分の地盤調査を行ったところ自沈層が分布していることが判りましたので、現在は造成工事＆地盤改良工事を進めているところです。

◆前回の様子はコチラ
→岐阜県大垣市｜増築リフォームY様邸｜造成工事②

地盤改良工事

地盤調査の結果から、地盤改良工事には柱状改良工法（深層混合処理工法）を選択しました。

◆柱状改良工法（深層混合処理工法）とは？

小・中規模建築物向けの地盤改良工法です。

現地の土とセメント系固化材を混合して、地中に柱状の補強体を築造して建築物を支えます。

↑ 建柱車
地盤を垂直に掘りながらセメント系固形材（セメントミルク）を注入し、地盤の土と水と混ぜ合わせて撹拌し地中に柱状の補強体を作る機械です。

↑ プラント
セメントミルクを作る機械、作られたセメントミルクはホースで建柱車のドリルまで運ばれてドリル先から穴の中に注入されていきます

今回の地盤改良では調査結果に基づき6.5ｍの深さで柱状の補強体を築造します。

3本の柱が地中に造られたところ、最終的には基礎の下に9本築造され建物の荷重を支えます。

柱を1本築造するために一袋分のセメント系固化材を使用します。

柱が凝固し地盤改良が完了後に基礎工事に入っていきます。