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2024.08.03

樹脂サイディングは後悔する?費用や種類などについて解説

樹脂サイディング

「樹脂サイディングは後悔するって本当?」
「樹脂系サイディングはどれくらいの費用がかかる?」

という疑問をお持ちではありませんか? 本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を

  • 樹脂サイディングのメリット・デメリット
  • 樹脂系サイディングの工法
  • サイディングのデザインの種類

の順番に解説していきます。

樹脂系サイディングとは?

樹脂系サイディングとは、「塩化ビニル樹脂」を主な原料としている外壁材です。

塩化ビニル樹脂(PVC)は熱可塑性プラスチックの一種で、建築資材や日用品などに幅広く使用されています。

樹脂系サイディングは日本国内では認知度が高くない外壁材ですが、アメリカやカナダでは50年以上前から多くの住宅に採用されています。

施工時にコーキング材を使用しないため、つなぎ目が目立ちにくく、軽くて伸縮性がある点が特徴的です。

【3つのデメリット】樹脂系サイディングは後悔する?

樹脂系サイディングを採用すると後悔するのでしょうか?

以下で、樹脂系サイディングのデメリットについて確認していきましょう。

デザインが少ない

樹脂系サイディングのデメリットとして、デザインに制限がある点が挙げられるでしょう。

他の外壁材と比較すると、樹脂系サイディングはデザインやカラーのバリエーションが少ないです。

樹脂系サイディングでは、ナチュラルな木目調のデザインにすることはできますが、人によっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。

デザインを重視したい人は、樹脂系サイディング以外の外壁材を選ぶと良いでしょう。

施工業者が限られている

施工業者が限られている点も、樹脂系サイディングを選ぶデメリットのひとつです。

樹脂系サイディングが広く用いられている北米には取り扱いメーカーが多く存在しますが、国内には取り扱いメーカーが多くありません。

樹脂系サイディングの国内シェア率は1%程度と言われており、業者を探すことに時間を要する可能性があります。

将来的に樹脂系サイディングの認知度が高まれば、取り扱いメーカーも増えていくことが予想されますが、現時点では施工業者が限られていることを認識しておきましょう。

施工費が高い

施工費が高い点も、樹脂系サイディングで懸念されるポイントでしょう。

樹脂系サイディングを取り扱う施工業者が限られているだけでなく、国内シェア率も高くないため、施工費が高くなりやすいのです。

樹脂サイディングの施工にかかる費用は「約100〜300万円」と言われています。

しかし、樹脂系サイディングは比較的メンテナンス費用を要しません。

そのため、樹脂系サイディングは初期費用がかかりますが、長期的に見るとコストを抑えられる可能性もあります。

特に、メンテナンス費用が高くなりやすい寒冷地や海沿いに住む方におすすめと言えます。

【4つのメリット】樹脂系サイディングは優れている!

樹脂系サイディングには懸念点がいくつかあるものの、メリットも数多く存在します。

以下で、樹脂系サイディングのメリットについて確認していきましょう。

軽量で重ね張りができる

樹脂系サイディングのメリットとしては、重ね張りができる点が考えられるでしょう。

プラスチックの一種である樹脂サイディングは軽量です。

重くない素材であるため、すでに張られている外壁の上から重ね張りができます。

樹脂サイディングは軽量であるため、地震が発生した際も住宅に負担がかかりにくいです。

防水性があり撥水性に優れている

防水性や撥水性に優れている点も、樹脂系サイディングのメリットのひとつです。

樹脂系サイディングは水分を吸収しない性質を持ちます。

そのため、水分を含む汚れがつきにくいのです。

砂ぼこりなどの汚れがついた場合も、水をかけて簡単に汚れを落とすことができます。

メンテナンスの頻度が少ない

メンテナンスの頻度が少ないという理由で、外壁材に樹脂系サイディングを選ぶ人も少なくありません。

樹脂系サイディングの耐久年数は「25〜30年」で、一般的な外壁材と比較すると、耐久年数が長いです。

例えば、窯業サイディングの耐久年数は「10〜20年」と言われています。

これは樹脂系サイディングがひび割れや変形を起こしにくい性質を持っているためです。

そのため、「外壁のメンテナンス費用を抑えたい」「メンテナンスの手間を減らしたい」という人は樹脂系サイディングが向いているでしょう。

凍害や塩害に強い

樹脂系サイディングは凍害や塩害に強いです。

凍害とは、「水分を含んだ外壁が凍結と融解を繰り返すことで劣化していく現象」のことを指します。

一方、塩害とは「塩によって建物が劣化する現象」のことです。

樹脂系サイディングは吸水性が低いため、凍害を起こしにくいと言われています。

塩害に関しても塩分を吸収しにくく、劣化しにくいです。

そのため、樹脂系サイディングは凍害や塩害の被害を受けやすい地域にもおすすめします。

このように、樹脂系サイディングにはさまざまなメリットがあります。

【費用や性能】樹脂系サイディングの工法と他のサイディング材との違い

樹脂系サイディングの工法にはどのような種類があるのでしょうか?

また、他のサイディング材とは何が違うのでしょうか?

樹脂系サイディングのメンテナンス方法

以下で、樹脂系サイディングのメンテナンス方法を紹介します。

外壁塗装

外壁塗装とは、劣化した部分に新たな塗料を塗装する工法のことです。

外壁塗装は比較的コストを抑えられる工法ですが、定期的なメンテナンスが必要なため、長期的に見るとコストが高くなる可能性があります。

外壁塗装を施すことで表面を綺麗に仕上げられるものの、性能を変えることはできません。

デザインは単色塗装が一般的ですが、カラーを変えることは可能です。

そのため、外壁塗装はデザインや質感に特別なこだわりがない人や初期費用を抑えたい人に向いています。

費用 安い
※長期的に見るとメンテナンス費用は高い
特徴 表面が綺麗になるが、性能は変えられない
デザイン 単色塗装が一般的
おすすめユーザー デザインや質感にこだわりがない人
短期的なコストを抑えたい人

カバー工法

カバー工法とは、劣化した外壁をはがさずに上から重ね張りする工法のことです。

樹脂系サイディングは軽量なため、カバー工法に適していると言われています。

施工費用は安いわけではありませんが、メンテナンス費用を安く抑えることが可能です。

カバー工法を採用することで、既存の外壁に性能をプラスできます。

また、デザインも新築のように変更できます。

樹脂系サイディングは、長期的なコストを抑えたい人やデザインを大幅に変更したい人におすすめです。

しかし、元々の壁に樹脂系サイディングや金属サイティングが採用されている場合、樹脂系サイディングを重ね張りできないので注意してください。

費用 安くはないが、高くもない
※メンテナンス費用は安い
特徴 性能を変えられる
デザイン 大幅なイメージチェンジが可能
おすすめユーザー 長期的なコストを抑えたい人
デザインを大幅に変更したい人

張り替え

張り替えとは、既存の外壁を剥がして新しいサイディングを貼る工法のことです。

元々あった外壁を全て剥がす必要があるので、大規模な工事になりやすく、コストも高くなります。

しかし、耐震補強・断熱改修も同時に行えるだけでなく、大幅なイメージチェンジも可能です。

そのため、張り替えはコストよりも安心を優先したい人や築年数が古い家に住んでいる人に向いているでしょう。

費用 高い
※メンテナンス費用は安い
特徴 耐震補強・断熱改修も同時に行える
デザイン 大幅なイメージチェンジが可能
おすすめユーザー コストよりも安心を優先したい人
築年数が古い家に住んでいる人

他のサイディング材との違い

それでは、樹脂系サイディングは他のサイディング材と何が異なるのでしょうか?

以下の表で、他のサイディング材との違いをまとめました。

種類 価格 耐用年数 特徴
樹脂系サイディング 高い 25〜30年 ・北米でメジャーな外壁材
・取り扱い業者が少ない
窯業系サイディング 安い 10〜15年 ・国内の外壁材シェア1位
・メンテナンス費用がかかる
金属系サイディング 中程度 10〜15年 ・スタイリッシュで軽量
・機能性が高い

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、日本国内で広く用いられている外壁材です。

そのため、取り扱い業者も数多く存在し、業者選びに時間がかかりません。

しかし、初期費用を抑えられるものの、メンテナンス費用が高くなりやすいと言われています。

耐用年数は10〜15年程度です。

金属系サイディング(ガルバリウム)

金属系サイディング(ガルバリウム)は、スタイリッシュで軽量な性質をもつ外壁材です。

デザインと機能性を兼ね備えた外壁に仕上げることができます。

また、耐凍害性に優れています。

耐用年数は10〜15年程度なので、メンテナンスコストはかかります。

「メンテナンスの手間を減らしたい」「長期的なコストを抑えたい」という人は、樹脂系サイディングの方が向いているでしょう。

【施工例】サイディングのデザインの種類

ここでは、サイディングの施工例を紹介します。

デザインでお悩みの人はぜひ参考にしてください。

メリハリのあるスタイリッシュな外観のデザイン

最初に紹介する施工事例は、岐阜県岐阜市における注文住宅の施工事例です。

4階建ての住宅を平屋の新築に建て替える施工内容で、コンパクトかつ機能性の高さを重視したと言います。

そこでシンプルな正方形の間取りを採用し、中心に玄関を設けることで動線を最小限に抑えました。

サイディングには明るいベージュとシックなグレーの2色を用いて、メリハリのあるデザインに仕上げました。

参考:S.167 4階建てを平屋に建替え、シンプルな住まい 岐阜県岐阜市

クールでスッキリとしたデザイン

続いて紹介する施工事例は、岐阜県高山市における新築の施工事例です。

以前からマイホームを手に入れたいという想いを持っており、住んでいたアパートの結露がひどかったことが後押しになったと言います。

リビングの南東に大きな掃き出し窓を設けることで、明るさ溢れる空間を実現しました。

リビングを庭の広い面にもつなげることで、開放感も演出しています。

外観はモノトーンで仕上げることで、スタイリッシュなデザインになりました。

参考:S.165 心地良さポイントは窓!スタイリッシュなデザインの家 岐阜県高山市

北欧調のデザイン

最後に紹介する施工事例は、岐阜県大垣市における注文住宅施工事例です。

「開放的な空間にしたい」という想いから、平屋プランを希望したと言います。

LDKを家の中心に配置することで、各所へアクセスしやすくしました。

各個室にクローゼットを設けて、収納スペースを十分に確保しています。

外観は温かみの感じるオレンジやブラウン系のカラーで仕上げました。

参考:S.163 子育て夫婦が選んだ平屋の住まい 岐阜県大垣市

まとめ

今回の記事では、樹脂サイディングにすべきか悩んでいる人に向けて、樹脂サイディングのメリット・デメリットや他のサイディング材との違い、施工事例を解説しました。

樹脂サイディングは施工業者が少ない、デザインの幅が狭いなどのデメリットがあります。

しかし、軽量で防水性・撥水性が高く、メンテナンスに手間がかからないメリットも多くあるので、重視したいポイントを決めた上で外壁材を選ぶことが大切です。

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