新築クロスが白すぎてまぶしい?失敗事例とその対策をご紹介
「クロスが白すぎて後悔することはある?」
「部屋がシンプルになりすぎるんじゃないか?」
「アクセントクロスを多用して色々な色を織り交ぜた方がいいのではないか?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
- 新築で白いクロスにするメリットとデメリット
- 新築でおすすめの白いクロスの種類と選び方
- 白いメインクロスで失敗しないためのコツ
の順番に解説していきます。
新築のインテリアに白いクロスを取り入れたいと考えている方に役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
新築の白いクロスの取り入れ方で後悔した人の声
まずは、新築の家に白いクロスを選んで後悔した人の声を以下の順に紹介します。
- 白すぎてまぶしい
- 白すぎて落ち着かない
- カタログで見た白と違った
- 汚れが目立つ
どのような色合いや質感のクロスが快適な住まいを演出するのか、見極めるポイントを探っていきましょう。
白すぎてまぶしい
まず、新築の家を建てた際、「白すぎてまぶしい」と後悔した声を耳にすることがあります。
白は明度が高く、光を良く反射します。
明度とは、色の明るさの度合いを示すもので、白色は色の中で最も明度が高いです。
そのため、特に日中は、自然光によって一層明るさが増すことでまぶしくなり、視覚的に不快感を引き起こすことがあります。
また、壁のクロスが白すぎるため、コントラストもなくなり、平板な印象を受けることもあります。
室内が適度に明るいことは良いですが、新築の家のクロスを選ぶ際には注意が必要です。
白すぎて落ち着かない
また、新築の家は「白すぎて落ち着かない」という意見もあります。
先述したように、白色は光を反射しやすく、まぶしく感じるため、リラックスできずに落ち着かないこともあるでしょう。
夜の就寝前やリラックスしたいときなどに落ち着くことができない場合もあるため、実際に白色のクロスの部屋を見学するなどする事をオススメします。
カタログで見た白と違った
白を選ぶ人の中には、「カタログで見た白」と実際に壁に貼った白が異なり、後悔するケースも散見されます。
新築の部屋は、サンプルを見た環境とは異なり、建具やフローリングの色によって、クロスの白さが引き立つか、逆に色が薄く映るかが変わってしまいます。
また、自然光の下では柔らかな白に見えたものが、電球色の下では暖かみを帯び過ぎたり、蛍光灯の下では冷たく薄く見えたりもするでしょう。
汚れが目立つ
最後に、「汚れが目立つ」という点も後悔の一つとして挙げられます。
白は、シンプルで綺麗である反面、汚れやシミが目立ちやすいのです。
例えば、子どもたちは手が汚れていることに気づかずに壁を触ったり、お絵かきをしたりして汚してしまいます。
また、ペットがいると汚れを壁に付けてしまうこともあるでしょう。
しかし、汚れが目立つことで綺麗にする習慣がつくというメリットもあるため、毎日掃除をして綺麗にしたい人にはおすすめの色と言えるでしょう。
新築で白のクロスにするメリット
白のクロスにして後悔した声もありますが、白のクロスにするメリットも多くあります。
本項目では、新築で白のクロスにするメリットについて以下の順に紹介します。
- 白にも色々な種類があり、自分好みにできる
- 部屋を明るくできる
- 部屋を広く見せられる
- 建具やインテリアにも合わせやすい
- 傷ができても目立ちにくい
- 傷ができても自分で修復できる
白にも色々な種類があり、自分好みにできる
白いクロスと言っても、その中にはさまざまな種類が存在します。
そのため、その中から好みや部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができることは、大きなメリットの一つです。
例えば、部屋自体が暗めである場合、真っ白なクロスは部屋を明るく感じさせ、清潔感を演出できます。
また、他のデザイン要素とも調和しやすく、失敗感を感じにくいということも利点です。
部屋を明るくできる
また、白のクロスを選ぶことで部屋を明るくできます。
白色は、光を反射する能力が高く、室内により光を届けられるからです。
この効果は、太陽光が豊富に部屋に入る昼間だけでなく、照明を利用する夕方や夜でも同様です。
先述のように、白さが気になる場合は、白でもワントーン暗い色を選び、温かみのある白やオフホワイトなどを選択しましょう。
部屋を広く見せられる
白のクロスは、部屋を広く見せることもできます。
白色は膨張色であるため、空間を実際よりも広く見せる効果があるからです。
加えて、白い壁は光の拡散を助けるため、自然光や照明が部屋の隅々まで行き渡りやすくなります。
このため、狭い空間や暗い部屋でも開放感を感じることができます。
建具やインテリアにも合わせやすい
白いクロスは、全体との調和を取りやすく、建具やインテリアにも合わせやすいことも利点です。
白は、無彩色であり、どの色とも相性が良いためです。
例えば、暖色系の木目調の家具も、モダンなメタリックのアクセントも、白と組み合わせることでスタイリッシュに映えます。
また、白いクロスは、小物やアート作品を引き立てる背景としても最適で、色鮮やかな装飾品も白色の対比で一層目を引きます。
傷ができても目立ちにくい
白のクロスは、細かい傷が目立ちにくいことも大きなメリットです。
白色は、光を均一に反射し、小さな傷や汚れを目立たなくするのです。
日常生活で避けられない壁への小さな衝撃や擦れによる傷でも、白いクロスであれば目立たず、壁の美観を長期間保つことができるでしょう。
傷ができても自分で修復できる
最後に、白いクロスにするメリットとして、傷ができた場合でも自分で簡単に修復が可能な点が挙げられるでしょう。
傷ができた際、色のついているクロスであると、色が合わないため、自分で修復するのは難しいですが、白いクロスであれば、色も合わせやすいため、自分で簡単に修復することができます。
小さな傷のみならず、画鋲の穴なども修理キットや塗料を使って手軽に補修することができるでしょう。
新築でおすすめの白いクロスは?
新築の家に白いクロスを選ぶ際、白すぎない適度な配色や質感を選択することがおすすめです。
選ぶ際には、以下の3つのポイントを押さえましょう。
- 色で選ぶ
- 凹凸の有無で選ぶ
- デザインで選ぶ
以下にそれぞれのポイントについて解説します。
色で選ぶ
まず、新築のクロスは、色で選ぶ方法が挙げられます。
純白だけではなく、白90%、クリーム色10%の割合の色などを選ぶことができます。
その結果、部屋を明るく保ちつつ、白すぎて眩しい、落ち着かないなどの問題も避けることができるでしょう。
例えば、暖色系の黄みがかった白は、温かみのある雰囲気を、寒色系の青みがかった白は、清涼感のある空間を作り出すことができます。
さまざまな白のバリエーションから自分の好みや家具、床材とのバランスなどを考えて選びましょう。
凹凸の有無で選ぶ
新築に白いクロスを選ぶ際、凹凸の有無で選ぶ方法もあります。
クロスに凹凸があると、空間にやわらかい印象を与えると同時に高級感を演出することが可能です。
凹凸の有無によって空間の雰囲気は大きく変わるため、用途や好みに応じて適切なクロスを選びましょう。
また、凹凸のクロスは埃が付きやすいことがあるため、こまめに掃除することが必要になる点に注意が必要です。
デザインで選ぶ
白いクロスは、デザイン面からも選ぶことができます。
以下にクロスデザインの特徴と適した使用場所についてまとめました。
クロスのデザイン | 特徴 | 適した使用場所 |
レンガ調 | 自然なレンガのテクスチャを模倣し、温かみのある雰囲気を演出できる。 | カフェ風のリビング、ダイニング、書斎 |
木目調 | 木の質感を表現し、自然な感じを空間にもたらす。 | 和室、リラックススペース、ホームオフィス |
幾何学模様 | 現代的なデザインが特徴で、モダンな空間を演出できる。 | モダンなリビング、子供部屋、オフィス |
無地 | シンプルで洗練された印象。どのような家具や装飾にも合わせることができる。 | 寝室、リビング、廊下 |
白いクロスの中にも、レンガ調や木目調、幾何学模様などのデザインのバリエーションがあります。
デザインによって、部屋の雰囲気を大きく変えることができるため、部屋のテーマや、他のインテリアとの調和を考えて選ぶと良いでしょう。
また、高級感を演出したい場合は、安っぽい印象を受けやすいツヤやテカリのないクロスを選ぶと良いでしょう。
白いメインクロスで失敗しないためには
続いて、白いクロスで失敗しないためのポイントを紹介します。
白いクロスで失敗しないためにも、以下を意識して選びましょう。
- 建具との濃淡のバランスを考える
- 天井との色合いを考える
- 凹凸を意識する
- アクセントクロスを使いすぎない
- カタログだけではなく、実際にサンプルを確かめる
- 日光や方角、照明の光の反射を考える
- アイボリーやベージュも検討する
以下にそれぞれのポイントについて紹介します。
建具との濃淡のバランスを考える
白いクロスを使用する際、失敗しないために建具との濃淡のバランスを考えます。
先述した通り、一概に白いクロスと言っても、色調の違いや凹凸、デザインの違いがあり、印象が大きく異なります。
そのため、建具とクロスの色調を合わせたかったのに微妙に色調が異なり違和感を与えてしまうことがあります。
そのようなことが無いように、建具との濃淡のバランスを考え、慎重に決めるようにしましょう。
天井との色合いを考える
白のクロスを選択する場合、失敗しないために天井との色合いも考えましょう。
うまく調和させることで、空間の一体感を高めることができます。
例えば、天井をアイボリーやライトベージュなどの温かみのある明るい色にすると、天井が低い部屋でも、光を反射してより開放的で快適な空間を演出できます。
白色は膨張色であるため、壁に使用することで部屋を広く見せる効果があります。
そのため、床、壁、天井の色を段階的に明るくしていくと、天井も高く感じられます。
凹凸を意識する
白いメインクロスを選ぶ際には、凹凸も意識してみてください。
清潔感や広く感じる点は魅力的ですが、白く、凹凸がない壁は、場合によっては無機質で冷たい印象を与えかねません。
例えば、織物調は生地のような柔らかな風合いを持ち、温かみがあるため、家具や装飾品とも自然に調和します。
一方、石目調は、塗り壁のような模様で、南欧風のインテリアに適しており、空間に独特の味わいをもたらします。
アクセントクロスを使いすぎない
新築のクロスを選ぶ際、アクセントクロスの使いすぎには注意しましょう。
アクセントクロスを使いすぎると、空間にアクセントを加えるという本来の目的が薄れ、乱雑な印象を与えやすくなります。
アクセントクロスを使用する目安は、部屋の壁全体の2~3割で、部屋の4面の壁の内、1面だけでも十分でしょう。
上手に使えば、白すぎたと感じることなく部屋に立体感を生み出すことができるでしょう。
カタログだけではなく、実際にサンプルを確かめる
カタログだけでなく、実際にサンプルを確かめましょう。
カタログの色合いと実際に見る壁紙の色は、光の当たり方や環境によって大きく異なります。
例えば、アイボリー色などのクロスは、カタログでは背面が白いため、濃い色に見えますが、実際にクロスとして壁に貼ると、光も反射することで、より白く感じやすいです。
そのため、失敗しないためには、できるだけ大きなサンプルを手に取り、実際の空間に近い光の条件で確認するなどしましょう。
日光や照明の光の反射を考える
白いクロスを選ぶ際、日光や照明から発せられる光の反射に注意することもポイントです。
反射が強いと、部屋の印象を大きく変えてしまい、思っていた雰囲気とのギャップが生まれてしまいます。
そのため、部屋の照明や窓の方角に注意しましょう。
照明が強い場合や、直接日光が当たる場所がある場合は、反射によって眩しすぎる場合があるため、特に注意しましょう。
アイボリーやベージュも検討する
最後に、白いメインクロスを選ぶ際に失敗しないためには、アイボリーやベージュなどのオフホワイト系も検討しましょう。
少し色味のある白は落ち着きがあり、家具やカーテンといったファブリックとも調和しやすいためです。
また、アイボリーやベージュは他の色との相性も良く、インテリアデザインの幅を広げることが可能です。
それぞれの家具やアクセントに合わせて、さまざまなスタイルを楽しみましょう。
まとめ
新築のクロスを選ぶ際、白色はその明るさや広がりを演出するメリットがある一方で、失敗例も耳にします。
例えば、白すぎるとまぶしさや落ち着かない感覚を覚え、また、意外と汚れが目立つなどです。
そのため、クロスを選ぶ際には色のバリエーションを考慮し、建具やインテリアとのバランス、日光や照明による光の反射も考慮しましょう。
また、失敗を避けるためには、カタログに頼らず実際のサンプル確認や、アイボリー、ベージュの選択も検討しましょう。
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