リビングにダクトレールを設置した失敗例とは？おしゃれな使い方も解説

リビングをおしゃれに模様替えするとき、ダクトレールは非常に便利に使える器具です。

設置する照明や飾りの自由度が高くなるため、最近人気が出てきています。

しかし、設置に失敗して後悔するケースがあるため、計画的に設置を検討することが大切といえます。

どんな失敗例があるか確認しておけば、設置の際の失敗を減らすことができます。

失敗例に加えて、メリットやおしゃれな使い方も紹介するので、ダクトレール設置の参考にしてみてください。

【リビングにダクトレールがあるとダサい？】失敗例10選と対処法

リビングにダクトレールを設置すると、どんな失敗があるのでしょうか？

ダクトレールを設置すればインテリアの自由度が高まりますが、設置場所や使い方によっては、後悔してしまう可能性があります。

これから紹介する失敗例を確認し、計画的にダクトレールの設置を検討していきましょう。

ダクトレールの失敗例

これからダクトレールを購入・設置しようとしている人は、確認しておくと良いでしょう。

取り付けの配置を間違えた

そもそも、取り付けの配置を間違えてしまうと、想像していた家具レイアウトと照明の位置が合わなくなってしまいます。

ダイニングテーブルの上にダクトレールを設置して照明を取り付ける際には、取り付けの配置に注意が必要です。

テーブルとダクトレールの位置がずれていることで、配置に失敗してしまう可能性があります。

家具の配置と照明の位置を確認しながら、ダクトレールの設置位置を決めると良いでしょう。

低い天井と合わなかった

ダクトレールを設置すると、どうしても天井に存在感が出てしまいます。

低い天井に設置すると、より目につきやすくなってしまい、設置に失敗したと感じることがあります。

加えて、照明と目線の位置が近くなって眩しさを感じやすくなることも、失敗と感じる理由のひとつです。

設置しようとしている天井の高さを確認し、天井が低めの場合は設置を避けるのが無難です。

色が部屋に合わなかった

ダクトレールの色味が、部屋の雰囲気に合わなくて失敗する場合があります。

ダクトレールは主に、白・黒・グレーなど住宅に馴染むようなカラーバリエーションです。

しかし、部屋の色やテイストとダクトレールの色があっていないと、ダクトレールだけが浮いて見えてしまいます。

統一感を出すために、部屋に馴染む色のダクトレールを選択すると良いでしょう。

逆に、アクセントとして別の色を選ぶのもおすすめです。

ダクトレールの色は、よく検討して選ぶと後悔がありません。

本数が多かった

ダクトレールを数本設置することで、より自由度の高いレイアウトが可能です。

しかし、あまりにダクトレールが多すぎると存在感が出過ぎて悪目立ちしてしまうことがあります。

ダクトレールに照明器具を実際に付けるところまでをイメージして、必要なダクトレールの本数を決めると良いでしょう。

模様替えに対応しづらかった

テーブルの位置にあわせてダクトレールを設置した場合、模様替えがしにくくなることがあります。

テーブルにあわせて照明を設置しているため、テーブルを移動させにくくなってしまいます。

今後、模様替えの予定があるかなど、家具のレイアウトも考慮しながらダクトレールの設置場所を決めましょう。

簡易ダクトレールが合わなかった

簡易ダクトレールは電気工事無しで取り付けられるタイプですが、配線器具に取り付けるためのカバーがあり、厚みが出てしまいます。

この特性により、存在感が気になったりカバーのデザインが微妙であったりなど、おしゃれさが半減してしまうことがあります。

自分で取り付けられる手軽さを選ぶか、埋込式などでインテリアに影響を与えないものを選ぶか、事前に考えておくと良いでしょう。

吊り下げる照明・飾りの失敗例

ダクトレールに吊り下げる照明や飾り選びで失敗する事例もあります。

ダクトレールだけでなく、取り付ける照明や飾り自体もインテリアに大きく影響します。

取り付けたあとで後悔しないように、失敗例を見ておきましょう。

照明自体がダサい

取り付けた照明のデザインが微妙だと、全体的にダサく感じてしまいます。

加えて、ダクトレールの色味と合わない照明を付けていると違和感が出て、ダサく見えやすくなってしまいます。

ダクトレールが白なら照明のデザインも白にするなど、色の組み合わせも検討してみましょう。

照明の色が部屋に合わない、調光機能が無い

照明の色には、電球色や昼光色などの種類があります。

選んだ照明の色が部屋に合わないことは、よくある失敗のひとつです。

照明の色は、部屋の使用目的によって選びましょう。

勉強用なら白色、寝室ならオレンジ色など、使いわけるのがおすすめです。

調光機能がある照明を選べば、用途や気分にあわせて照明の色を変えられるので便利です。

照明が弱く、部屋が暗い

ダクトレールを利用してペンダントライトを付ける際、照明の弱さが気になることがあります。

ペンダントライトは1点を照らすことを得意とする照明なので、部屋全体が暗くなって不便に感じるかもしれません。

小さなペンダントライトであれば複数個取り付けたり、スポットライトなどと組み合わせて使用したりして工夫しましょう。

吊り下げる飾りがダサい

ダクトレールには、照明以外の飾りを吊り下げられます。

吊り下げている飾りのデザインが微妙だったり、部屋のテイストに合わないものを吊り下げたりすると、途端にダサく見えてしまいます。

飾りを吊り下げるときは、部屋のテイストも加味して選びましょう。

また、照明と飾りを吊り下げる配置や個数も、先に決めておくと失敗しにくくなります。

ダクトレールを設置するメリット4選

ここまでダクトレールの失敗例を紹介してきましたが、ダクトレールはうまく活用すれば非常に便利でおしゃれに使える器具です。

ここからは、ダクトレールを設置するメリットを4つ紹介します。

ダクトレールの設置を迷っている人は、メリットを参考にして設置を検討してみてください。

 

配置の自由度が高い・向きを変えやすい

ダクトレールのレール上なら好きな位置に照明を配置できるため、自由度の高い照明器具といえます。

模様替えの際には、「ダクトレールの向きを変えたい」という気持ちが出てくるかもしれません。

その場合、回転タイプのダクトレールを使えばレールの向きを自由に変えられます。

そのため、ほかの照明よりも自由度が高い模様替えが可能です。

照明の設置・変更がしやすい

照明の個数を増やしたり減らしたり、簡単に照明の変更ができます。

気分が変わったときは別の照明に簡単に取り替えられるため、よく模様替えをする人におすすめの照明です。

また照明の数を増減させるときは、ダクトレールの耐荷重や上限のワット数を確認した上で取り換えましょう。

部屋がおしゃれに見える

ダクトレールはレストランやカフェなど、店舗で使われることの多い照明器具です。

そのため、自宅でダクトレールを設置すれば、お店のようにおしゃれな見た目を演出できます。

照明以外にも植物などの飾りをあわせて取り付けられるため、おしゃれな部屋を目指したい人におすすめです。

照明以外の物も設置可能

 

紹介した通り、照明以外もダクトレールに設置できます。

たとえば、植物やスピーカー、プロジェクターやファンなど、種類もさまざまです。

照明以外の取り付けにもダクトレールを利用することで、より洗練された空間を作り上げることができるでしょう。

ダクトレールのおしゃれな使い方5選

ダクトレールをうまく活用すれば、おしゃれな空間を実現できます。

毎日暮らす空間をさらに雰囲気の良いものに仕上げるために、ダクトレールは役立ちます。

これから紹介するダクトレールのおしゃれな使い方を参考にして、おしゃれな自宅を作り上げましょう。

「照明」でおしゃれにする方法

ダクトレールに取り付ける照明にこだわると、おしゃれな空間を演出できます。

ダクトレールに設置できるようなペンダントライトは、種類豊富なことが特徴です。

照明選びや照明の使い方を工夫すれば、自宅が格段とおしゃれになるでしょう。

間接照明として使う

メインの照明に加えて間接照明があると、空間に奥行きを感じられる柔らかい雰囲気が加わります。

空間デザインを引き立てる特徴があるため、部屋の空間演出にこだわりたい人におすすめの使い方です。

壁やカウンターに照明を当てる

 

スポットライトを使って壁に当てれば、空間の立体感を演出できます。

白い壁に当てて反射させ、部屋全体を明るく照らすというテクニックなど、ただ照らすだけではない使い方が可能です。

カウンター上にダクトレールを付ける際は、カウンターに光が当たるように設置すると良いでしょう。

料理がおいしそうに見える効果が期待でき、人におもてなしをするときに活用できます。

テーブルに合わせて使う

テーブル上にペンダントライトを吊り下げるのは、人気があるレイアウトのひとつです。

大きめのペンダントライトを1個設置したり、小さめのライトを3個ほど並べたりするとおしゃれな見た目になります。

ダクトレール上であれば照明を移動させられるため、テーブルを移動する際にも困りません。

「飾り」でおしゃれにする方法

照明以外の飾りを吊り下げて空間を演出する方法もあります。

照明を設置したほかにダクトレールに余裕がある場合は、飾りでおしゃれにする方法を取り入れると良いでしょう。

飾りを設置すれば、部屋のテイストを印象付けやすいため、雰囲気のある部屋づくりをしたい人におすすめです。</p

観葉植物を使う

照明に加えて観葉植物を飾るコーディネートがおすすめです。

インテリアのテイストに合わせて観葉植物を選ぶと、より統一感のある空間に仕上がります。

テイストに合わせつつも、水をあまり必要としない植物を選ぶと、管理も簡単でおしゃれな部屋を作ることができるでしょう。

ドライフラワー・アクセサリーを使う

ドライフラワーやアクセサリーを飾るアイデアも、部屋をおしゃれにしてくれます。

吊り下げるように飾るドライフラワーとダクトレールの相性は抜群です。

カゴを利用して、ランプシェード代わりに使ったり、カゴ吊り下げてその中にドライフラワーを入れたりして飾れば、すてきな空間を演出できます。

リビングにダクトレールを設置した成功事例

ダクトレールは自由度が高くておしゃれに仕上がるため、人気が出てきています。

自宅にダクトレールを設置して成功した事例を紹介するので、設置の参考にしてみてください。

成功事例を見て、実際の設置のイメージができてくると、より失敗しにくくなるでしょう。

ダクトレールの色別に紹介するので、部屋の雰囲気をイメージしながら見てみてください。

黒ダクトレール

黒色のダクトレールは、引き締まった印象やクールな印象を与えます。

そのため、男前なテイストや、モダンなインテリア、コンクリート打ちっぱなしの部屋などに似合います。

スッキリと暮らせる2世帯リフォーム　愛知県一宮市

「スッキリ暮らす」をコンセプトに、フルリフォームした事例です。

キッチンとダイニングテーブル上にダクトレールを設置し、調理用と食事用それぞれの照明を1本のレールにまとめて設置しています。

グレーを基調にしたシックなキッチンのため、黒ダクトレールがよく似合っています。

▼以下で、施工事例を詳しく紹介しています。

参考：R.084　スッキリと暮らせる2世帯リフォーム　愛知県一宮市

好みのデザインに囲まれる自分たちらしい暮らし　岐阜県大垣市

ナチュラルテイストのデザインに統一して、「好き」に囲まれる空間を実現した事例です。

キッチンに1本、ダイニングテーブルに1本、それぞれ黒ダクトレールを設置しています。

ダクトレールからは、部屋のテイストに合わせたナチュラルで小ぶりのペンダントライトが吊り下げられていて、一層おしゃれな空間を演出しています。

▼以下で、施工事例を詳しく紹介しています。

参考：R.076　好みのデザインに囲まれる自分たちらしい暮らし　岐阜県大垣市

旅行気分！ホテルライクな家　岐阜県岐阜市

中古住宅を購入してリフォームすることで、ホテルライクな自分好みの住宅を作り上げた事例です。

部屋全体が黒で統一されており、黒ダクトレールが部屋によく馴染んでいます。

ガラスのシェードが付いた電球を吊り下げることで、よりモダンな印象を与える空間になっています。

▼以下で、施工事例を詳しく紹介しています。

参考：R.069　旅行気分！ホテルライクな家【中古住宅リフォーム】 岐阜県岐阜市

白ダクトレール

白色のダクトレールは、ナチュラルで明るい雰囲気の部屋によく合います。

北欧テイストの部屋や、「オーク」や「メープル」を基調とした部屋など、やさしい雰囲気にしたい場合は、白ダクトレールを選ぶと良いでしょう。

断熱で寒さ解消！視線の抜けで広く感じるリビング　岐阜県岐阜市

住宅性能を改善させるリフォームによって、性能のよさと明るい雰囲気の室内に生まれ変わった事例です。

ナチュラルテイストな家具に合わせて、白ダクトレールを採用しています。

壁や天井、家電に白が使われているため、部屋全体が統一感のある見た目になっています。

▼以下で、施工事例を詳しく紹介しています。

参考：R.051　断熱で寒さ解消！視線の抜けで広く感じるリビング　岐阜県岐阜市

納屋を新築同然にリノベーション！「眺めのいい家」　岐阜県高山市

納屋をリノベーションして、動線のスムーズさと洗練されたレイアウトを実現させた事例です。

ダイニングテーブルに合わせてダクトレールを配置し、ペンダントライトを設置しています。

眺めのいい大きな窓に対して、小さめのペンダントライトを取り付けており、インテリアのアクセントになっています。

▼以下で、施工事例を詳しく紹介しています。

参考：R.034　納屋を新築同然にリノベーション！「眺めのいい家」　岐阜県高山市

間取りを一新して広々LDKを実現、RC造3階建てをリフォーム　愛知県

使いにくさを感じていたダイニングキッチンを一新し、広々としたLDKと高い住宅性能を実現した事例です。

別々の空間にあったキッチンとダイニングを、同じ空間に配置換えしています。

ダイニングテーブルの上にはダクトレールを用いてペンダントライトを設置し、雰囲気の良い食卓に生まれ変わりました。

▼以下で、施工事例を詳しく紹介しています。

参考：R.016　間取りを一新して広々LDKを実現、RC造3階建てをリフォーム　愛知県

店舗のダクトレール

もともとダクトレールは、店舗用で用いられることが多い照明器具です。

ダクトレールを使用するとレイアウト変更に対応しやすいため、店舗で重宝されています。

最後に、店舗でのリフォーム事例を紹介します。

優しく迎え入れてくれるヘアサロン　岐阜県岐阜市

自宅の一部を改装して、清潔感あるやさしい雰囲気のヘアサロンに作り変えた事例です。

ダクトレールを活用し、スポットライトを設置しています。

スポットライトを必要な向きに合わせて、鏡がよく見える位置や手元が見やすい位置にライティングしています。

天井から植物を吊り下げる場所も設け、緑あふれるサロン空間を生み出しました。

▼以下で、施工事例を詳しく紹介しています。

参考：R.064　優しく迎え入れてくれるヘアーサロン【店舗】　岐阜県岐阜市

まとめ

ダクトレールは、機能性とおしゃれさを兼ね備えた照明器具です。

照明で失敗する可能性が低いことも、ダクトレールの魅力のひとつでしょう。

ここまで紹介してきた失敗例や成功例、メリットを参考にして、計画的に設置を検討すれば、より失敗を防げます。

ダクトレールをうまく活用して、自分好みのおしゃれなインテリアを実現させてみましょう。

リフォームのご相談をお受けしているRobin（ロビン）では、一人ひとりの変化に応じた住まいづくりをコンセプトにして、リフォームを承ってきました。

一部リフォームですこしだけ変えたり、フルリフォームで大胆にカスタマイズしたり、お客様の「暮らし方」に沿ったご提案をいたします。

模様替えに伴う小規模なリフォームを考えている人は、お気軽にRobin（ロビン）にご相談ください。

＼ サービス内容はこちらから ／