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2023.02.02

【2023年2月最新】岐阜県でリフォームに使える補助金260万円以上「住宅省エネ2023キャンペーン」を解説

補助金 岐阜県 内窓 こどもエコ住まい 住宅省エネ2023キャンペーン 外窓 窓リノベ

2023年、リフォーム業界を揺るがす大規模補助金制度が今まさに始まっています。国土交通省・経済産業省・環境省が手を取り合い、2050年のカーボンニュートラル(二酸化炭素の排出を国全体として±ゼロ)実現へ向け、大きく動き出しました。その補助額の規模は破格の260万円超! しかも打ち立てられた3本の補助金は何と、併用可能という大盤振る舞いっぷりです! 

ただ一点、ご注意いただきたいのは今年の3大補助金は予算に限りがある早い者勝ちの補助金制度だということ。ご自宅のリフォーム計画と照らし合わせつつ、早急にご検討されることを強くお勧めいたします。(昨年度の補助金は予算満額に達したため、対象期間終了を待たずに途中で打ち切りとなりました)。

今回のコラムでは過去最大の補助金について、分かりやすく解説していきます!

先進的窓リノベ事業補助金

異次元の高断熱化窓リフォーム補助金!(経産省・環境省)

 ポイント
・最大200万円の補助金
・リフォームのみ。新築は✕
・申請は補助金額5万円以上
・開口部の断熱改修(内窓・取替窓・外窓・ガラス)が対象

 

先進的窓リノベ事業補助金は、世帯を問わず対象工事を実施するリフォームに支給される補助金です。お家の断熱性を高める窓(熱貫流率(Uw値)1.9以下等、建材トップランナー制度2030年目標水準値を超えるもの等、一定の基準を満たすもの)を、登録のある業者にて施工した場合のみ、支給対象となります。もちろん、ロビンは登録済みの業者となりますのでご安心ください。

対象期間は、令和4年11月8日から令和5年12月31日までに締結された工事請負契約で、令和5年12月31日までに完成が必須です。

1戸当たりの申請上限金額は200万円となっており、補助金は1開口部ごとに支給額が決まっています。窓の大きさや断熱性能に応じて価格が変わってきます。製品単価が高く、高断熱の窓ほど補助金が高く設定してあるのが特徴です。例えば、LIXIL社製の窓だと、EW forDesign、EW TG、LW(トリプルガラス)等の三重窓かつ断熱性を高めるガスを封入した高品質モデルが高額補助の対象となっています。補助金の金額は下記の表を参考にどうぞ。

 

戸建住宅・低層集合住宅(3階建て以下の集合住宅)における補助額

(ガラス交換は1枚当たり、その他は開口部1カ所あたりの価格)

工事 グレード

熱貫流率(W/m²/K)

大きさの部分
ガラス交換 SS Uw 1.1 以下 48,000円 30,000円 8,000円
S Uw 1.5 以下 32,000円 21,000円

5,000円

A Uw 1.9 以下 26,000円 17,000円 4,000円
内窓設置 SS Uw 1.1 以下 124,000円 84,000円 53,000円
S Uw 1.5 以下 84,000円 57,000円

36,000円

A Uw 1.9 以下 69,000円 47,000円 30,000円

外窓設置(カバー工法)

SS Uw 1.1 以下 183,000円 136,000円 91,000円
S Uw 1.5 以下 124,000円 92,000円 62,000円
A Uw 1.9 以下 102,000円 76,000円 51,000円
外窓設置(はつり工法) SS Uw 1.1 以下 183,000円 136,000円 91,000円
S Uw 1.5 以下 124,000円 92,000円 62,000円
A Uw 1.9 以下 102,000円 76,000円 51,000円

※1 大:ガラス(一枚)の面積 1.4m2以上。サッシ(一箇所)の面積 2.8m2以上。

※2 中:ガラス(一枚)の面積 0.8m2以上 1.4m2未満。サッシ(一箇所)の面積 1.6m2以上 2.8m2未満。

※3 小:ガラス(一枚)の面積 0.8m2未満。サッシ(一箇所)の面積 1.6m2未満。

※4 ガラス交換は、箇所数ではなく、交換するガラスの枚数を乗じて算出。ドアに付くガラスのみ交換の改修は対象外。

中高層集合住宅(4階建て以上の集合住宅)における補助額

(ガラス交換は1枚当たり、その他は開口部1カ所あたりの価格)

工事 グレード

熱貫流率(W/m²/K)

大きさの部分
ガラス交換 SS Uw 1.1 以下 48,000円 30,000円 8,000円
S Uw 1.5 以下 32,000円 21,000円

5,000円

A Uw 1.9 以下 26,000円 17,000円 4,000円
内窓設置 SS Uw 1.1 以下 124,000円 84,000円 53,000円
S Uw 1.5 以下 84,000円 57,000円

36,000円

A Uw 1.9 以下 69,000円 47,000円 30,000円

外窓設置(カバー工法)

SS Uw 1.1 以下 221,000円 151,000円 93,000円
S Uw 1.5 以下 150,000円 102,000円 63,000円
A Uw 1.9 以下 123,000円 84,000円 52,000円
B Uw 2.3 以下 89,000円 61,000円 38,000円
外窓設置(はつり工法) SS Uw 1.1 以下 221,000円 151,000円 93,000円
S Uw 1.5 以下 150,000円 102,000円 63,000円
A Uw 1.9 以下 123,000円 84,000円 52,000円

※1 大:ガラス(一枚)の面積 1.4m2以上。サッシ(一箇所)の面積 2.8m2以上。

※2 中:ガラス(一枚)の面積 0.8m2以上 1.4m2未満。サッシ(一箇所)の面積 1.6m2以上 2.8m2未満。

※3 小:ガラス(一枚)の面積 0.8m2未満。サッシ(一箇所)の面積 1.6m2未満。

※4 ガラス交換は、箇所数ではなく、交換するガラスの枚数を乗じて算出。ドアに付くガラスのみ交換の改修は対象外。

(引用元:LIXIL こどもエコすまい支援事業

こどもエコすまい支援事業補助金

新築とリフォームで幅広く支援。子育て・若夫婦世帯はよりお得に(国交省)

 ポイント
リフォームは全世帯(上限30万~60万円)、新築と新築分譲住宅は子育て世帯と若夫婦世帯(注1)のみ対象(100万円/戸)
子育て世帯と若夫婦世帯はリフォームの際支給上限額が大幅アップ
中古物件リノベーション、安心R住宅工事(注2)の場合、還元額がアップ
新築と新築分譲住宅は期間中1度のみ申請可、リフォームは条件さえ満たせば何度も申請可
先進的窓リノベ事業補助金と給湯省エネ事業補助金に重複項目あり、申請時注意が必要
補助額が合計5万円以上で補助対象(先進的窓リノベ事業や給湯省エネ事業で同時に申請を同時に行う場合は、合計2万円以上)
リフォームで申請するためには、定められた箇所の改修が大前提(他2つの補助金が交付決定を受けている場合は条件緩和)

(注1)子育て世帯:申請時点において、子(年齢は令和4年4月1日時点で18歳未満。すなわち平成16(2004)年4月2日以降出生の子)を有する世帯(令和5年3月31日までに建築着工するものについては、令和3年4月1日時点)。若夫婦世帯:申請時点において夫婦であり、令和4年4月1日時点でいずれかが39歳以下である世帯(令和5年3月31日までに建築着工するものについては、令和3年4月1日時点)

(注2)「既存住宅の購入」(中古物件リノベーション)は、以下のすべてを満たすものとします。①不動産売買契約の締結時に完成から1年以上経過している住宅である(不動産登記で確認します)。②不動産売買契約の締結が、2022年11月8日(令和4年度補正予算(第2号)閣議決定日)以降である。売買代金が100万円(税込)以上である。④リフォーム工事の工事請負契約の締結が、不動産売買契約の締結から3ヶ月以内である。⑤工事発注者が①に該当しない場合、購入する住宅が安心R住宅である。

「安心R住宅」は、特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度(安心R住宅制度)を利用し、安心R住宅調査報告書が発行された住宅です。

 

こどもエコすまい支援事業補助金は、子育て世帯、若夫婦世帯を支援しつつ、住宅の省エネ性能を向上させてCO2や光熱費の削減を目的とした補助金です。その対象は幅広く、高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築・新築分譲住宅の購入補助から、中古住宅・既存住宅の断熱リフォーム、エコ住宅設備機器の購入支援まで及びます。

特筆すべきは、子育て世帯、若夫婦世帯の優遇が破格な点。新築・新築分譲住宅を購入する際は一戸あたり最大100万円、リフォームを行う際も、対象外の世帯より補助金の上限が積み増しされ、最大60万円まで補助金を受け取ることができます。対象となる世帯の方は、利用しない手はありません。

注意すべき点は、補助金を受け取ることができる回数と組み合わせです。対象期間内かつ予算が残っており、条件さえ満たしていれば、何度でもリフォームの補助金を申請できます。また、一度こどもエコすまい支援事業補助金を受け取った後だと、先進的窓リノベ事業や給湯省エネ事業補助金の重複する項目は申請はできません。(例:エコ住まいで窓リフォーム完了後、先進的窓リノベで別の窓を申請→不可)リフォームは出来る限りまとめて、一度にすべての補助金を申請すると、補助金を最大限受け取ることができます。

リフォームでこどもエコすまい支援事業補助金を申請する場合、定められた箇所の改修が大前提となります。

 

こどもエコ住まい支援事業申請条件(下線は他2事業補助金と重複している項目)

申請にいずれか必須

A 

開口部(窓)の

断熱改修

 

ガラス交換、内窓交換、外窓交換、ドア交換

B

外壁、屋根・天井

または床の断熱改修

外壁、屋根、天井、床

C

エコ住宅設備の設置

太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、

高効率給湯器≪ヒートポンプ給湯機(エコキュート)、潜熱回収型ガス給湯器(エコジョーズ)、潜熱回収型石油給湯機(エコフィール)、電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯機)≫

節湯水栓、蓄電池

 

上記いずれかを最低限工事内容に盛り込む必要があります。Aの窓の断熱改修は、先進的窓リノベと重複しており、先進的窓リノベで申請した方がメリットが大きくなります。同様にCのエコ住宅設備の範囲は幅広いですが、給湯器の一部に関しては給湯省エネ事業補助金と対象が重複しています。こちらも給湯省エネ事業補助金側で申請した方がお得になります

A~Cと同時に行う場合に限り、下記が補助対象となります。

【ビルトイン食器、洗機掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ、浴室乾燥機、宅配ボックス、防犯窓・ドア、防音窓・ドア、騒音対策複層​ガラス、キッチンセットの交換を伴う対面化改修工事、バリアフリー設備・工事、空気清浄機能・換気機能付きエアコン、リフォーム瑕疵保険への加入】

住宅省エネ2023キャンペーン補助金対象と金額をまとめたものは後述いたします。

どのような工事が補助金の対象となるのか、どれほどの補助金が支給されるのかについては、お気軽にロビンスタッフへお声掛けください。希望する住宅設備の機種によっては、対象外となる場合もあるため、設置可能かどうかを確認する現場調査や対象製品の選定をさせて頂きます。

給湯省エネ事業補助金

給湯器更新や燃料電池購入を下支え!(経産省)

ポイント
新築、新築分譲、リフォームすべてが対象
補助金対象の家庭用燃料電池、ハイブリッド給湯機、エコキュートのみに対する補助金
戸建、共同住宅等関係なく申請が可能
対象製品に応じて、50,000円~150,000円を補助

 

給湯省エネ事業補助金は、エコキュート等を新しく導入される方向けのシンプルな補助金です。受け取ることのできる補助金は、戸建住宅であれば対象の燃料電池と給湯機をいずれか2台までの購入費用を補助、共同住宅であればいずれか1台までの購入費用を支援します。補助金額は以下の通りです。

 

燃料電池 家庭用燃料電池(エネファーム) 15万円/台 戸建住宅:いずれか2台まで
共同住宅等:いずれか1台まで
高効率給湯器

電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機)5万円/台

ヒートポンプ給湯機(エコキュート)5万円/台

 

注意が必要な点は、対象の給湯器がハイブリッド給湯器と、エコキュートの一部に限定されている点。電気温水器(電気給湯器)や、ガス給湯器、エコジョーズ、石油給湯器、ガス瞬間湯沸器、ふろがま、熱源機の更新は補助金の対象となりません。

間違われやすいのが、電気温水器(電気給湯器)とエコキュート。電気温水器もエコキュートも電気の力でお湯を作り出す点は一緒ですが、仕組みと外観が大きく異なります。電気温水器は、貯水タンクの中に通っている電熱線を電気の力で加熱し、お湯を作り出します。貯水タンクのみで完結するので、見た目はタンクが入った筐体のみとなります。一方、エコキュートは空気から熱を取り出す熱交換というシステムを使用しており、エアコンのような室外機が付随します。給湯器と一緒に室外機が付いている場合は、エコキュートと考えて頂ければ、問題ございません。

エコキュートは、電気温水器の約1/3の電気でお湯を作ることができます。電気代の高騰やエネルギー資源不足が問題となっている現在、古くなった電気温水器をエコキュートに切り替えることで、各家庭の電気代を削減するだけでなく、社会全体に貢献することができます。エコキュートは導入費用こそ電気温水器よりも高額となりますが、月々の電気代を考えると、長期的にメリットが出る製品です。補助金が出る今年は、まさに狙い目。補助金の申請額が予算額に到達すると補助金の申請が打ち切られてしまうため、更新の予定がある方は、お早めに購入を検討されてください。

住宅省エネ2023キャンペーン補助金対象リスト

今回の補助金の内容を受け、自宅のリフォームが補助金の対象になるかを調べたい場合、下記の一覧表をご確認お願いいたします。下線は3つの申請内で競合する項目です。※対象項目の商品に応じた性能基準は割愛しております。

場所 使える補助金 項目 金額
住宅の構造に関わる部分

先進的窓リノベ事業

窓ガラス交換(性能や大きさによって補助金増)

4,000円~48,000円/開口部
内窓設置(性能や大きさによって補助金増) 30,000円~124,000円/開口部
外窓交換(性能や大きさによって補助金増) 51,000円~183,000円/開口部

こどもエコ住まい支援事業

窓ガラス交換(断熱性能や大きさによって補助金増) 3,000円~12,000円/枚
窓ガラス交換(防災性能や大きさによって補助金増) 6,000円~15,000円/枚
窓ガラス交換・生活騒音への配慮(複層ガラス厚みと大きさによって金額・補助対象変化) 3,000円~9,000円/開口部
内窓設置・外窓交換(断熱性能や大きさによって補助金増) 15,000円~31,000円/開口部
外窓交換(防災性能や大きさによって補助金増) 15,000円~37,000円/開口部
外窓交換(防犯性能や大きさによって補助金増) 20,000円~34,000円/開口部
外窓交換・生活騒音への配慮(複層ガラス厚みと大きさによって金額・補助対象変化) 15,000円~23,000円/開口部
ドア交換(断熱性能や大きさによって補助金増) 30,000円~45,000円/箇所
ドア交換(防犯性能や大きさによって補助金増) 35,000円~49,000円/箇所
ドア交換(防音性能や大きさによって補助金増) 30,000円~34,000円/箇所
外壁断熱改修(断熱性能と断熱材使用量によって補助金増) 56,000円~151,000円/戸
屋根・天井断熱改修(断熱性能と断熱材使用量によって補助金増) 20,000円~54,000円/戸
床断熱改修(断熱性能と断熱材使用量によって補助金増) 34,000円~92,000円/戸
手すりの設置 5,000円/戸
段差解消 6,000円/戸
廊下幅等の拡張 28,000円/戸
衝撃緩和畳の設置 18,000円/戸
水廻り

こどもエコ住まい支援事業

節水型トイレ 19,000円~20,000円/台
高断熱浴槽 27,000円/戸
浴室乾燥機 21,000円/戸
節湯水栓 5,000円/台
ビルトイン食洗機 21,000円/戸

掃除のしやすいレンジフード

(「キッチンセットの交換を伴う対面化改修」を申請する場合は申請不可)

11,000円/戸

ビルトイン自動調理対応コンロ

(「キッチンセットの交換を伴う対面化改修」を申請する場合は申請不可)

14,000円/戸

キッチンセットの交換を伴う対面化改修工事

(対面でないキッチンを対面化+キッチン用シンク、調理台、コンロ(IH含む)、レンジフードのすべてを有することが条件)

89,000円/戸

高効率給湯器

ヒートポンプ給湯機(エコキュート)、潜熱回収型ガス給湯器(エコジョーズ)、潜熱回収型石油給湯機(エコフィール)、電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯機)≫

27,000円/戸
給湯省エネ事業

高効率給湯器※エネファームと併せて最大2台まで

ヒートポンプ給湯機(エコキュート)、電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯機

50,000円/戸
その他

こどもエコ住まい支援事業

宅配ボックス 11,000円/戸
蓄電池 64,000円/戸
太陽熱利用システム 27,000円/戸
空気清浄機能・換気機能付きエアコン 19,000~25,000円/台
リフォーム瑕疵保険等への加入 7,000円/契約
給湯省エネ事業 家庭用燃料電池(エネファーム)※高効率給湯器と併せて最大2台まで 150,000円/台

詳しくは行政住宅省エネ2023キャンペーンポータルサイトをご確認ください。不明点等ございましたら、お気軽にロビンまでお問合せ下さい。

中古物件リノベーションをするならこの春が勝負時!

もしこの記事を読まれている方で、中古物件リノベーションをお考えの方がいらっしゃれば、朗報です! 今回の住宅省エネ2023キャンペーンは併用することができ、補助金対象は中古物件リノベーションで欠かせない箇所ばかりです。購入予定である住宅の状態にもよりますが、比較的広いお家で築数十年と経過している場合、補助金を満額で受け取ることができる可能性があります。

補助金は早い者勝ちであると同時に、予算の予約申請も工事の着手が条件となっているため、今年の春先が勝負となります。すでに中古物件の内覧等されている場合、手を入れる必要がある箇所と照らし合わせ、参考にされてみて下さい。

子育て世帯・若者夫婦世帯が補助金満額260万円を受け取れる例

先進的窓リノベ事業補助金を200万満額受け取る場合

補助金を満額受け取る場合、一番額が大きく、対象が窓に限られている先進的窓リノベ事業補助金上限200万円を受け取る必要があります。掃き出し窓の交換であれば、トリプルガラスの真空タイプやガス封入タイプの高断熱の製品だと開口部1カ所あたり183,000円を受け取ることができます。一般的な引き違い窓だと、136,000円、小窓は91,000円となります。なお内窓設置の場合は、掃き出し窓だと124,000円、引き違い窓だと84,000円、小窓は53,000円となります。

例:高断熱窓へサッシごと交換した場合の補助金

窓13カ所施工

掃き出し窓6か所(1,098,000円)、引き違い窓6か所(816,000円)、

小窓1か所(91,000円)

合計:2,005,000円

※上限越えのため、実際の支給額は200万円迄

200万円と補助金の上限が非常に高く、これだけの数の窓をカバーできるので、中古物件リノベーションで中古住宅を購入する際、少し広いお家に窓が多くあっても補助金が行き届きます。また、二世帯住宅でも当補助金は使用可能なため、お家全体の窓を断熱化できる可能性が高いと言えます。こどもエコ住まい支援事業補助金でも窓に関する補助金が設定されていますが、申請できるのはどちらか片方のみ。もちろん、限度額が大きく補助金額も大きい先進的窓リノベ事業補助金で窓の申請を行った方がお得です。

こどもエコすまい支援事業補助金を60万満額受け取る場合

こどもエコ住まい支援事業の満額は60万円。中古物件リノベーションを行った場合のみ、子育て世帯・若者夫婦世帯は45万円の上限が60万円まで引き上げられます。こどもエコ住まい支援事業補助金の目玉は、外装や屋根、壁や床などの断熱工事。先進的窓リノベ事業ではカバーしていない玄関ドアも対象です。60万円満額使用した場合の一例は下記の通り。

例 断熱材はZEHレベル施工、通常品グラスウール断熱

  ≪断熱材最低使用量 外壁11.0、天井12.0、床6.0:m³≫の場合

内外装工事 玄関ドア(45,000円)、外壁(151,000円)、天井(54,000円)、床(92,000円)、段差の解消工事(6,000円)、廊下の拡張工事(28,000円)
水廻り工事

高断熱浴槽(27,000円)、浴室乾燥機(21,000円)、

節水型トイレかつ掃除しやすい機能を有するもの(2台計40,000円)、

ビルトイン食洗機(21,000円)、自動調理対応コンロ(14,000円)、レンジフード(11,000円)

その他工事 空気清浄機能・換気機能付きエアコン大1台、小3台(大25,000円、小3台計57,000円)、宅配ボックス(11,000円)
合計:603,000円

※上限越えのため、実際の支給額は60万円迄

こどもエコすまい支援事業補助金の対象範囲は広範囲ですが、中古物件リノベーションをすると考えると、断熱、水廻り工事等、必要になってくるものばかりです。2023年中に中古物件リノベーションをお考えの方は、補助金が早期打ち切りになってしまう前にご検討ください。それぞれを別の会社で契約した場合、手続きに時間がかかってしまい、補助金申請が間に合わない、なんてことにもなりかねません。ロビンのように不動産取り扱い可能な会社だと、物件探しから購入、リフォームから住み始めるまでの流れが非常にスムーズです

給湯省エネ事業補助金で追加で20万円の補助も可能

給湯省エネ事業補助金は世帯別の条件は無く、シンプルな補助金ですが、先進的窓リノベ事業と同じく、こどもエコ住まい支援事業補助金と併用する場合は注意が必要です。こどもエコ住まい支援事業の補助対象には、給湯器も含まれています。重複は不可能なうえ、こどもエコ住まい支援事業で給湯器を申請してしまうと補助金が目減りしてしまいますので、エコキュートや蓄電池を導入予定の方は、給湯省エネ事業の方で申請することをオススメします。

まとめ

今回は異次元の補助金、住宅省エネ2023キャンペーンについてご紹介いたしました。このキャンペーンに含まれる3つの補助金は非常に注目度が高く、申請額が予算を超えると打ち切りになってしまう早い者勝ちの形態です。リフォームや中古物件リノベーションを来年ぐらいにと考えられている方、このチャンスを逃すのは本当にもったいない! ぜひご検討ください。(2023年2月2日現在情報)

行政住宅省エネ2023キャンペーンポータルサイトはコチラ

こどもエコすまい支援事業

先進的窓リノベ事業

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【オンライン】先進的窓リノベ事業 活用セミナー(リフォームで使える補助金について解説!)

日付
2023/02/22〜2023/02/23
時間
16:00~16:30
会場
オンラインZOOM(ご予約ください)

詳細はこちらから↓

(文責 坂田 陵)

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