庭に砂場をつくると後悔?いらないと言われている理由やDIYの方法を紹介
「庭に砂場を作ると後悔する?」
「庭に砂場はいらないと言われる理由は?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
- 庭に砂場を設置して後悔した5つの理由
- 砂場が子どもへもたらす良い影響
- 砂場に後悔しないために注意しておきたいポイント
- DIYで作る庭の砂場
の順番に解説していきます。
家の庭に砂場を設置しようか検討されている方には役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
庭に砂場はいらない?後悔した5つの理由とは
ここでは、実際に庭に砂場を設置した人が後悔した点について、お手入れの面や維持費などの観点から5つご紹介します。
砂が散らばり掃除が必要になる
庭に砂場を設置すると砂が散らばってしまい、より高頻度な掃除が必要になる点が後悔することの一つとして挙げられます。
風や雨で砂が飛んでしまったり、子どもが遊ぶことによって庭が汚れてしまったりすることは、砂場を設置するうえでは避けられません。
また、子どもに付着した砂は、家の中にも及ぶことがあるため、よりこまめな掃除が必要となります。
雑草や虫などで手入れが必要になる
砂場を設置すると、アリやダンゴムシをはじめとする虫が砂場に入ったり、雑草が生えてきたりします。
また、それらに対する手入れや対策を怠ってしまうと、雑草が伸びたり虫の住処になったりする恐れがあります。
このため、砂の掃除だけではなく、雑草や虫の防除も定期的に行う必要があるでしょう。
野良猫のトイレの場になる
砂場は、猫が好みやすい場所であることから野良猫のトイレの場になってしまい、匂いや汚れのもとになる可能性があります。
また、猫の糞に含まれている寄生虫に触れてしまうことで、幼虫移行症となる場合があります。
幼虫移行症とは、寄生虫の幼虫が身体の中の臓器に入り、発熱などのさまざまな症状を引き起こすことです。
このため、忌避剤を使用するなど、野良猫が庭や砂場に入ってこないような対策を行うとともに、砂場で遊んだ後は手洗い・消毒をすることが大切です。
維持するのにお金がかかる
砂場を維持するのにお金がかかる点も庭に砂場を作って後悔する理由の一つです。
「砂を敷くだけであとは定期的な掃除を行っていれば大丈夫」と思われがちですが、長年使い続けたり維持したりしようとするには、砂を入れ替えたり消毒したりするなど、メンテナンスを行う必要があります。
砂の入れ替えはなかなか自分でするには労力がかかり、業者に外注するとコストがかかってしまうのです。
庭に設置したい砂場の規模やメンテナンスの必要な頻度・費用を把握したうえで検討することが重要です。
子供が飽きてしまう
子どもの成長と共に子どもが砂場に飽きてしまい、使用頻度が下がってしまうことも砂場の設置に後悔する点として挙げられます。
主に子どもが砂場遊びを行うのは、0歳〜6歳ごろであるため、それ以降なかなか使う機会が無くなってしまうのです。
しかし、子供にとって砂場で遊ぶことは想像力や創造性を高めてくれるという大きなメリットがあります。
子供にとって砂場での遊びは想像力を高めてくれる
砂場遊びは、子どもの成長においてさまざまな点で重要な役割を果たしています。
ここでは、砂場遊びが子供に及ぼす良い影響を3つ紹介します。
手先が器用になる
砂場遊びを通じて、子どもは手先の器用さを養うことができます。
砂場遊びでは、砂に触れることで砂の「さらさら」した感覚や水にぬれた「ドロドロ」した感覚など、手先の感触を養うことができます。
次に、成長するに従って、砂で山を作ったり、穴を掘ったり、砂を固めたりするなど、さまざまな手の動きを通じて、手先の動きを鍛えることができます。
さらに、スコップやじょうろなどの道具を使う技術を学び、手先の筋肉や使い方をさらに発展させることができます。
また、砂を運んだり掘ったりする行為は、座る、立つ、運ぶといった身体的な動きも同時に養うことができます。
これらは、子どもたちの手先を器用にするだけでなく、全体的な身体能力の向上にも貢献するでしょう。
想像力や感受性が豊かになる
想像力や感受性を豊かにできることも子どもの砂場遊びにおける重要なメリットと言えます。
公園や幼稚園の遊具は、遊び方が既に決まっていることが多いですが、砂場遊びでは自分の想像する好きなものを作ることができ、遊び方さえも自分自身で考えることができます。
このため、その想像力を生かして、自らで考えて行動する力を身に付けることができるでしょう。
また、砂場遊びでは砂に手で触れることによって、砂の感触や重量感を感じることができ、感受性を養うことができます。
公園などに行かなくても遊ぶことができる
家の庭に砂場があることで、公園に行くことがなくても、子どもを遊ばせることができます。
昨今においては、両親が共働きの家庭が増え、忙しさによって、なかなか公園に連れていくことができないことも多いでしょう。
家に砂場があれば、安全に毎日砂場遊びをすることができるでしょう。
後悔しないために!庭に砂場をつくる際の注意ポイント
後悔を最小限に抑えて砂場を作るためには、どのような点に注意したら良いのでしょうか。
ここでは、メンテナンス、砂場の必要性、作る場所の三点に注目してご紹介します。
定期的なメンテナンスができるのか
砂場を設置したときに定期的なメンテナンスが行えるかという点は砂場を設置・維持するうえで重要なポイントです。
砂場の維持には定期的な清掃や砂の入れ替え、猫や虫よけといったメンテナンスが必要です。
メンテナンスの時間やコストを確保できるのかを事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
本当に砂場が必要か
庭に砂場を設置するかどうかを決める前に、本当にその必要があるかを慎重に検討しましょう。
まず、庭に十分なスペースがあるか、砂場を設置した際に庭に圧迫感が生じないかを考えることが重要です。
砂場によって得られる教育的なメリットと、設置後に感じるかもしれない不便さを比較検討することも大切です。
さらに、ご家庭の近くに公園があり、子どもを頻繁に連れて行ける環境にある場合、砂場を自宅に設置する必要性は低くなるかもしれません。
これらの点を総合的に考慮して、砂場の設置を決めると良いでしょう。
砂場を作る場所に注意する
庭に砂場を設置する際は、その場所選びに注意が必要です。
特に、風や雨で砂が飛び散り、洗濯物などを汚してしまうリスクがあります。
そのため、砂場を設置する場所は、洗濯物を干すエリアから十分に離れた位置にするか、または砂が飛散しないように蓋つきの砂場を検討することが重要です。
これにより、砂場を設置しても、庭の清潔さや利便性を損なわないようにすることができるでしょう。
蓋付き砂場のメリットとデメリット
「洗濯物に砂がかからないようにするスペースが庭にない」「将来的に砂場を使わなくなり、そのままになってしまうだろう」という心配を持つ方には、上部に蓋が付いている蓋つき砂場がおすすめです。
ここでは、蓋つき砂場のメリットとデメリットを紹介します。
蓋付き砂場のメリット
メンテナンスがしやすい
蓋つき砂場のメリットとして、メンテナンスのしやすさが挙げられます。
蓋がついていることによって、砂の散らかりを防ぎ、掃除する頻度を少なくすることができます。
また、蓋があることで砂が露出しないため、砂に寄ってくる虫の侵入を防ぐこともできるでしょう。
また、落ち葉や雨が入り込んだり、猫の糞の心配をしたりする必要もなくなるため、安心です。
費用を抑えられる
蓋つき砂場を選ぶ大きな利点の一つは、費用を抑えられることです。
通常の砂場に比べて、蓋つき砂場は砂が汚れにくくメンテナンスが容易なため、長期的なメンテナンス費用を削減できます。
初期設置費用についても、Amazonやコストコなどで約10,000円からと手頃な価格で購入可能です。
これは、土地の整地や砂を敷く作業にかかる費用と比較して低く抑えられます。
さらに、デザインのバリエーションが豊富なため、子どもの好みや家のデザインに合わせて選ぶことができるのも魅力的です。
蓋付き砂場のデメリット
蓋が重く危ない
蓋付き砂場には、砂場全体を覆う蓋が必要になるため、結果として大きく重いものになります。
大人にとってはそれほどの重さではないかもしれませんが、子どもが扱うには非常に重く、怪我の原因となる可能性があります。
したがって、蓋の扱いには特に注意が必要で、子どもが簡単に持ち上げられないような設計や、安全な取り扱いが可能な場所に設置するなど、安全面での対策を講じることが大切です。
湿気によりカビが発生する可能性がある
蓋があることで、内部に湿気がこもってしまい、カビが発生するリスクがあります。
カビが発生してしまっては、せっかくメンテナンスの頻度を下げることができても、砂を頻繁に取り替える手間が増えてしまいます。
このため、蓋に通気性を持たせるための小さな穴を開ける、定期的に砂をかき混ぜて砂に空気を通して湿気が溜まらないようにするなどの工夫をすると効果的でしょう。
砂場はDIYできる?おしゃれかつ簡単な砂場の作り方とは
自宅の庭に砂場をDIYすることは可能なのでしょうか。
また、DIYをする際、どのような作り方をするとおしゃれで簡単な砂場を作ることができるのでしょうか。
砂場を作る時のDIYのさまざまな種類や必要な工程、費用についてご紹介します。
レンガやブロックを使ったDIY
レンガやブロックを使った砂場は、レンガで枠組みを作り、その中に砂を敷くだけで簡単に砂場を作ることができます。
自分でレンガを並べることによって、庭の広さや子どもの好みに合わせて好きな形や大きさの砂場を作ることが可能です。
また、レンガのサイズは比較的小さいため、子供の成長や使用頻度に合わせて砂場の形を簡単に変更することができます。
しかし、レンガが薄いと風で飛ばされることがあるため、厚みのあるレンガを選んだり、風が強い日には砂場にシートをかけるなどの対策が必要です。
木材を使ったDIY
木材を使った砂場は、レンガを使った砂場に比べて空気が通りやすく、湿気やカビを防ぎやすいです。
木材は加工がしやすく、のこぎりでカットしたり釘で固定したりすることで、理想の形に作ることができます。
加工後の木材は、けがの防止のためにカバーややすり掛けをするなどの対策が必要です。
また、木材は湿気に弱いため、日当たりや風通しの良い場所に設置したり、耐久性の強い木材を使用しましょう。
さらに、砂の下に砕石層を設けることで水はけを良くし、長期間にわたって砂場を使用できるようにすることも大切です。
砂遊びボックス・収納ケースなどをつかったDIY
砂遊びボックス・収納ケースなどをつかったDIYは、庭のスペースが限られている人、掃除・メンテナンスをより簡単にしたい方におすすめです。
あらかじめ作られているボックスの枠に砂を入れるだけで砂場が完成するため、設置も簡単に行うことができます。
コストコでは、レンガや木材では作ることが難しいユニークなデザイン、例えばカニのキャラクターを模した砂遊びボックスなどがあります。
これらは、専用の蓋がついていることから、汚れや雨風から砂場を守ることが可能です。
また、カインズでは、砂場だけではなく、家庭菜園や花壇にも使うことができるガーデンフレームを販売しており、価格も5,000円台からとお手頃です。
子供が砂場を使わなくなった後も、これらのフレームはさまざまな方法で使用できるため、長期的に見てもコストパフォーマンスに優れています。
まとめ
今回の記事では、庭に砂場を設置することで後悔した点や子供の成長における砂場遊びのメリット、後悔しないために必要なポイントと砂場のDIYについてご紹介してきました。
砂場の設置は、衛生的な面で気を付けたいポイントが多いのは確かですが、子どもの発育において重要な役割を果たすという大きなメリットがあります。
今回ご紹介したポイントを活用して、ご家庭の環境に合わせた砂場の設置を検討すると良いでしょう。
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