
軒のない家はガルバリウムがおすすめ?メリット・デメリットを解説

「軒のない家にはガルバリウムを採用すべき?」
「ガルバリウムで失敗しないための対策とは?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
- 軒のない家にガルバリウムを採用するメリットとデメリット
- 軒のない家で後悔しないための対策
- ガルバリウムを使った施工事例
の順番に解説していきます。
軒の無い家でガルバリウムを採用することを考えている人には役立つ記事になっていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
軒のない家とは
軒のない家とは、「外壁より外側の屋根の部分がない家」のことです。
軒を設けることで、強い日差しを避けられるだけでなく、雨が直接降り込むことを防止できます。
そのため、多くの伝統的な住宅には軒が設けられています。
しかし、シンプルでスタイリッシュな外観になる、コストを抑えられるなどの理由で、近年は軒のない家も多く見受けられるようになりました。
軒のない家には、機能性の高いガルバリウムが採用されることが多いです。
それでは、具体的にガルバリウムにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
軒のない家でガルバリウムを選ぶ4つのメリット
以下で、軒のない家にガルバリウムを採用するメリットを紹介します。
錆にくい
ガルバリウムは金属から作られていますが、錆びにくい性能を持つ建材です。
軒のない家は雨が直接降り込むため、錆が発生しやすいと言われています。
建材が錆びてしまうと外観が崩れてしまうため、錆びにくいガルバリウムが用いられることが多いのです。
しかし、ガルバリウムは絶対に錆びないという訳ではありません。
粉塵や酸、塩などによって錆びることもあるので、定期的なメンテナンスが必要です。
耐久性・耐熱性が高い
ガルバリウムを選ぶメリットとして、耐久性・耐熱性が高い点が挙げられるでしょう。
ガルバリウムは犠牲防食機能や長期耐久性の機能を持ち、特に酸性雨に強いと言われています。
ガルバリウムの耐用年数は10年〜20年程度です。
さらに、ガルバリウムにおけるめっき層中には、質量比55%、容積比80%でアルミニウムが含まれています。
そのため、ガルバリウムは耐熱性にも優れています。
軽量で耐震性がある
軽量で耐震性がある点も、ガルバリウムを選ぶメリットのひとつです。
ガルバリウムは金属から作られていますが、非常に薄い板を用いているため、軽量という特徴を持ちます。
屋根の重さは耐震性に深く関係しています。
屋根が軽い方が必要壁量が少ないため、地震に強い家づくりを実現しやすいのです。
そのため、軽量のガルバリウムは耐震性に優れている素材と言えます。
デザイン性が高い
ガルバリウムが選ばれる理由として、デザイン性が高いことが考えられるでしょう。
その光沢感によって、他の建材では出しにくい深みのある色身を実現し、凹凸を付けることで陰影が目立ち、立体感のあるデザインも演出可能です。
さらに、ガルバリウムの薄さから、ソリッドでスタイリッシュなイメージに仕上げることができます。
近年は多くの建築家から選ばれており、デザイン性の高い物件を希望する人からも注目を集めています。
軒のない家にガルバリウムを選んで失敗?5つのデメリット
それでは、軒のない家にガルバリウムを用いて失敗することはあるのでしょうか。
以下で、ガルバリウムを選ぶデメリットを紹介します。
初期費用が高い
ガルバリウムを用いるデメリットとして、初期費用が高いことが挙げられるでしょう。
耐久性に優れたガルバリウムは、意外とデリケートな素材です。
施工時は他の金属に触れさせないようにしたり、湿気を逃がしたりする必要があります。
そのため、施工にかかるコストが高くなりやすいのです。
さらに、ガルバリウムは雨音が響きやすいため、防音工事もプラスするとコストが高くなります。
メンテナンス費用がかかる
メンテナンス費用がかかる点も、ガルバリウムで懸念されるポイントです。
ガルバリウムは耐久性に優れています。
しかし、どのような外壁材でも定期的にメンテナンスを行わなくてはいけません。
メーカーによってもメンテナンスの頻度は異なりますが、基本的に「10年〜20年」程度の頻度でメンテナンスが必要です。
さらに、汚れが付着しにくいガルバリウムは、塗装のりが良い訳ではありません。
塗料が十分に定着していないと、数年程度で塗料が剥がれ落ちてしまうこともあります。
環境の影響を受けやすい
ガルバリウムは環境の影響を受けやすい素材です。
具体的には、潮風や排気ガス、落ち葉、樹木、雨などの影響を受けると言われています。
例えば、雨が外壁にたたきつけられることで、外壁が痛みやすくなります。
以下のような環境では、ガルバリウムは向いていないでしょう。
- 海岸に近い
- 工場に近い
- 森林に近い
錆びないというわけではない
ガルバリウムは錆びにくい素材です。
しかし、決して錆びないという訳ではありません。
環境によってはガルバリウムでも錆びることがあります。
例えば、深い傷ができた場所には「赤錆び」、亜鉛が酸化してできる「白錆び」、異なる金属に触れることで発生する「電蝕」などの劣化が見られます。
錆びにくいからといってメンテナンスを怠っていると、美観が崩れてしまうので注意してください。
専門の業者が少ない
ガルバリウムを選ぶデメリットとして、専門の業者が少ないことが考えられるでしょう。
デリケートなガルバリウムを取り扱うためには専門的な知識が求められます。
そのため、専門の業者が少なく、技術力の高い業者を見つけるのが難しいです。
ガルバリウムを扱う業者を選ぶ際は、見積もり書の作成を依頼するほか、公式サイトで施工事例等を確認することをおすすめします。
軒のない家ので後悔しないための対策
軒のない家で後悔しないためには、ガルバリウムを選ぶ以外にどのような対策をすればいいのでしょうか?
ドアや窓に庇(ひさし)をつける
軒のない家を建てる場合、ドアや窓に庇(ひさし)を設置すると良いでしょう。
庇とは、ドアや窓の上部壁面に取り付けられる小さな屋根のことです。
家の屋根と繋がりはなく、ドアや窓ごとに独立して設置されます。
庇を取り付けることで、日除けや雨除けになるだけでなく、外壁の劣化を防ぐことができます。
ただし、庇で防ぐことができるのは一部分であることに留意しておきましょう。
10年後も美しい状態を保つために適切なメンテナンスを行う
軒のない家を建てる際は、定期的にメンテナンスを実施することが大切です。
メンテナンスを実施することで、10年後も美しい外観を維持することができます。
メンテナンスを行わない場合、雨だれや外壁の亀裂などのトラブルが起きやすくなります。
防水機能を持った塗料を塗り直す、外壁の下に防水シートを貼る、外壁を掃除するなど、定期的にメンテナンスを行いましょう。
軒のない家をガルバリウムでおしゃれに!おすすめの色を紹介
近年はスタイリッシュな軒のない家が多く見られるようになりました。
ガルバリウムの色選びを工夫することで、よりおしゃれな家づくりを実現できます。
以下で、ガルバリウムのおすすめカラーを確認していきましょう。
ブラック
モダンでスタイリッシュな外観に仕上げたい人には、ブラックカラーがおすすめです。
ブラックをはじめとしたダークカラーは高級感や重厚感も演出できます。
また、金属サイディングのような質感もあり、インパクトのある家を実現しやすいです。
さらに、和風や洋風など、ブラックカラーはさまざまなテイストにもフィットします。
しかし、ブラックカラーは白っぽい汚れが目立ちやすい点が懸念されます。
ホワイト
多くの人が選ぶホワイトカラーは、ガルバリウムの定番カラーです。
ホワイトカラーは清潔さや明るいイメージをもつ色味で、家の印象をアップさせます。
また、ホワイトは膨張色なので家を大きく見せることも可能です。
特にガルバリウムのホワイトカラーは無機質な雰囲気をもち、スタイリッシュさを演出できます。
ただし、ホワイトカラーは汚れが目立ちやすく、定期的なメンテナンスを行わなくてはいけません。
具体的には、水垢やカビ、コケ、排気ガスなどの汚れが付着しやすいです。
シルバー
ガルバリウムの中では、シルバーも根強い人気を誇るカラーです。
シルバーカラーはメタリックで近未来的な印象を与えます。
そのため、モダンでスタイリッシュな外観に仕上げることが可能です。
シルバーカラーは汚れが目立ちにくく、外壁を綺麗な状態に維持しやすいと言われています。
一方、シルバーカラーは工場のような無機質さをもつ色味です。
逆にその無機質さを気に入ってシルバーカラーを選ぶ人も多いですが、好みに合わない場合は別のカラーを選ぶと良いでしょう。
ベージュ
ベージュは明るく柔らかい印象を与えるカラーです。
最近はレンガやストーン、ウッドなどがプリントされたナチュラル系のガルバリウム材も多く販売されています。
しかし、柄がプリントされたガルバリウム材は単色カラーよりもコストが高くなりやすいです。
ベージュはシルバーと同じく汚れが目立ちにくいですが、主張が弱い色なので周囲に埋もれてしまう可能性があります。
インパクトのある家にしたい人は、ベージュ以外の色を選ぶと良いでしょう。
ブルー
近年はガルバリウムを選ぶ人の中では、ブルーの人気も高まっています。
ブルーは個性的でおしゃれな雰囲気を醸し出すカラーです。
清潔感を保ちつつ、垢抜けた印象も与えます。
ブルーカラーを選ぶメリットは、色褪せしにくく劣化しにくい点です。
しかし、ブラックと同じくブルーは白っぽい汚れが目立ちやすい点が懸念されます。
ここまでガルバリウムでおすすめの色を紹介しましたが、メーカーによっても取り扱っているカラーが異なるので、依頼前に確認することをおすすめします。
ガルバリウムを使った施工事例
ここでは、ガルバリウムを使った施工事例を紹介します。
インナーガレージ付き2人暮らしの平屋【新築】
最初に紹介する施工事例は、岐阜県高山市における新築平屋の施工です。
当初は所有住宅のリフォームを検討していたものの、雨漏れなどのトラブルが見つかり、新築の平屋を建てることを決めたと言います。
ビルトインガレージや広いLDK、ウッドデッキ、快適な温熱環境など、いくつものこだわりが詰まった物件となりました。
外観はブラックカラーでシンプルに仕上げることで、洗練された印象になっています。
参考:S.171 インナーガレージ付き2人暮らしの平屋 岐阜県高山市
ロフトがある1人暮らし平屋【新築】
続いて紹介する施工事例は、岐阜県高山市における新築平屋の施工です。
子育てなどが落ち着き、これからのひとり暮らしのことを考えて新築を建てようと考えたと言います。
LDKは14帖と十分にスペースを設けることで、お孫さんや友人が訪れた時も十分にくつろげるように工夫しました。
外観はブラックやグレーを組み合わせることで、シンプルながらもおしゃれな外観に仕上げました。
隠れ家レスト~たまご~【中古住宅改修/店舗】
続いて紹介する施工事例は、岐阜県羽島市における中古住宅リフォームの施工です。
中古住宅をリノベーションして小料理屋をオープンしたいという要望をいただきました。
入り口近くにカウンターを設置し、視線が奥まで開かれているので、開放感のある空間を実現しました。
内装はシンプルに仕上げ、収納も多く設けることで利便性も高めています。
外観にはガルバリウム鋼板を使用しており、落ち着いた雰囲気に仕上げています。
参考:R.090 隠れ家レスト~たまご~【中古住宅改修/店舗】 岐阜県羽島市
ゆったり暮らせるL字型LDK【中古住宅リフォーム】
最後に紹介する施工事例は、岐阜県高山市における中古住宅リフォームの施工です。
アパートにお住まいの人からマイホームを持ちたいというご要望をいただき、中古物件をリフォームすることを決意したと言います。
2DKだった1階部分は壁を取り除くことで、L字型のLDKに改変しました。
さらに、勾配が急であったため、直階段から折り返し階段に造り替えました。
外観も大幅にイメージチェンジしており、ダークシルバーのガルバリウム鋼板を用いることでスタイリッシュさを演出しています。
参考:R.086 ゆったり暮らせるL字型LDK【中古住宅リフォーム】 岐阜県高山市
まとめ
今回の記事では、軒のない家を検討している人に向けて、ガルバリウムを採用するメリットとデメリット、軒のない家で後悔しないための対策、施工事例などを紹介しました。
ガルバリウムは耐久性が高いため、汚れが付着しやすい軒のない家に最適な外壁材です。
しかし、初期費用が高い、環境の変化に影響を受けやすいなどのデメリットもあります。
ガルバリウムのカラーや質感はメーカーによって異なるため、まずはメーカーに問い合わせすることをおすすめします。
Robin(ロビン)は岐阜を中心にリノベーションやリフォームを行う一級建築士事務所です。
LINEで無料相談を行っているので、ぜひ一度問い合わせください。
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