
植えるときのひと手間できれいなチューリップを咲かせよう!

春はサクラに始まり、次々に花が咲き誇る季節ですが、取り分け目を引くのが、鮮やかなチューリップです。
その種類は5600種と膨大で、エレガントなものから小さく可愛らしいものまで様々です。
実はそのチューリップ、植えるときのコツがあるのをご存じですか?
秋に向けてエクステリアや庭の計画に、キレイに咲いたチューリップを想定してみてはいかがでしょうか。
どんなチューリップを植える?品種をご紹介!
早生種
一重早咲き系
杏色のアプリコットビューティー、ピンクのクリスマスドリームなどが有名です。

(参考:サカタのタネ アプリコットビューティー)
八重早咲き系
八重でも早く咲くもので、ピンク色のピーチブロッサム、黄色のモンテカルロがあります。
中生種
トライアンフ系
最も品種数が多い品種です。

(参考:タキイ種苗 ホワイトドリーム 詳細はこちら)
紫のネグリタ、赤と黄色のキースネリス、、赤いプロミネンスなどがあります。
特殊な花色の品種では、茶色っぽい色の「カイロ」、白に紫の絞りの「ズレル」、黒紫に黄覆輪の「ガボタ」などがあります。
ダーウィン・ハイブリッド系
戦後に生まれたばかりの新しい品種です。
桃色のピンクインプレッション、赤のアペルドーンとオックスフォードなどがあります。

(参考:富山県花卉球根農業共同組合 ピンクインプレッション 詳細はこちら)
晩生種
一重遅咲き系
品種数は少ないが有名な品種が多いのが特徴で、淡いピンクのピンクダイヤモンド、黒っぽい紫のクイーンオブナイトなどがあります。
八重遅咲き系
ピンク色のアンジェリケ、白のマウントタコマなどがあります。花色が上下で紫と白の二段に分かれ、花弁の重ねの多い「アイスクリーム」という品種が注目を集めています。
ユリ咲き系
古代のチューリップはこの形が主流でした。
花弁の先が細く尖っているのが特徴で、黄色のウエストポイント、オレンジのバレリーナ、白に赤の絞りのマリリンなどがあります。

(参考:サカタのタネ マリリン 詳細はこちら)
フリンジ咲き系
花弁の縁がフリンジ状になっている品種です。ピンクのファンシーフリル、黄色のハミルトンなどがあります。
ビリディフローラ系
この品種群は花弁中央に緑のラインが入るのが特徴です。白地に緑のスプリンググリーン、桃地に緑のグリーンランドがあります。

(参考:タキイ種苗 スプリンググリーン 詳細はこちら)
パーロット系
かなり古くからある品種群で、花弁のふちに荒い切れ込みが入ります。
黄色に赤い絞りのフレーミングパーロット、白地に赤の絞りのエステララインベルト、紫のブルーパーロットなどがあります。
レンブラント系
ダーウィン系に羽状の斑が入ったものです。
レンブラントを代表する画家たちが描いたブロークンチューリップに因んでいます。
ウイルスが斑入り模様の原因である品種は日本への輸入が禁止されていますが、現在では品種改良の結果、健康でもレンブラント模様を持った品種も出来ています。
原生種
早生種
カウフマニアナ系 トゥルケスタン原産で、英語でWater-lily(スイセン)tulipと名付けられている原種の園芸品種です。
オレンジ黄色系のヨハン・シュトラウス、赤色のスカーレット・エレガンスがあります。
フォステリアナ系
中央アジアのブラハ原産で、イギリス人医師フォスターにちなんで付けられました。
ウイルス病に強いのが特徴で、白花のアルバコエルレアオクラータ、ピンクのゾンビエがあります。
中生種
グレイギー系
グレイギー種の園芸品種群で、葉に紫の斑が入るものが多いのが特徴です。
赤色のレッド・ライディング・フッドがあります。
イスタンブールチューリップ
トゥルケスタン原産で、葉に赤い虎班が入る品種が多いです。
クレタ島に自生しているサクサティリス、イラン原産のフミリスなどがあります。
球根を植えてみよう
チューリップは、園芸ビギナーの方にも育てやすい植物です。
鉢植えでも、庭や花壇に植える地植えでも育てることができます。
植え付けの場所と時期をチェック!
チューリップは日向を好みます。植えたい場所や鉢の置き場所が日向かどうかを確認します。
球根から育てる場合、秋、10~12月上旬頃が植えつけの適期です。
寒冷地の場合は、11月までには植え付けたいものです。
また、原種チューリップの球根も、11月までに植え付けてください。
適した土作り
チューリップは水はけのよい、弱酸性の土を好みます。
地植えの場合は、日当たりと水はけのよい場所を選び、あらかじめ堆肥や腐葉土をすき込んで耕しておきます。
水はけが悪いときは、川砂も加えて、水はけをよくしてください。
さらに、酸性土の中和のために、苦土石灰を施したり、用土に籾殻くん炭や草木灰を混ぜたりするのも有効です。
鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使用しますが、水はけが悪い場合は、砂やパーライトを足すことで改善されます。
また、「球根用」とか「チューリップ用」と書かれた培養土も市販されています。
自分で単用土をブレンドして作る場合には、赤玉土と腐葉土、パーライトを6:3:1の割合で混ぜます。
よい球根の選び方
球根を選ぶ際は、ラベルの写真だけに惑わされず、球根の状態をよく見て選ぶようにします。
よい球根は、目立った傷がなく、手に取ったときに重みがあり、皮にツヤがあるものを選んでください。
カビが生えていたり、しわが寄っている、カサカサしていて重みがないなど、見た目にも悪いものは避けてください。
球根を植えるときに準備するもの
地植えの場合は、チューリップの球根、緩効性肥料、移植ゴテが必要です。
鉢植えの場合は、プランター・培養土・鉢底ネット・鉢底石も用意します。
球根の植え付け
球根から出てくる葉の方向がポイント!
きれいな花壇をつくるコツの一つに球根の向きを揃える方法があります。
一番大きな葉が出る方向は球根の形と関係があり、球根を上から見て平らな部分から一番大きな葉が出る傾向があります。
地植えの場合、チューリップが揃って咲いているとスッキリとしてキレイです。
丸い鉢植の場合は、外に向かって平らな部分を並べていけばバランスの良い鉢植になります。
チューリップの葉は、決まった所から出てくる性質があるので、球根の向きを揃えることで、出てきた葉の向きがきれいに揃い、その後に展開する葉の向きも揃います。
地植えの場合の手順
①事前に土作りを済ませ、元肥となる緩効性肥料を加えて土をよく耕しておきます。
②球根の植え穴を掘ります。深さは、球根の高さ2~3個分が目安です。
③植え穴に球根を並べます。植え付け間隔は、球根2~3個分が目安です。
④球根の上に覆土をして、植えつけ完了です。
また、地植えの場合には、誤って掘り起こしてしまわないよう、植えたb場所に印をつけておくようにするとよいでしょう。
鉢植えの場合の手順
①鉢に鉢底ネット、鉢底石を入れ、培養土を鉢の上端から8~10㎝くらい(球根の高さ+ウォータースペース分)まで入れておきます。
鉢植えの場合は、根張りのスペースを取りたいので、球根の頭が隠れる程度の浅植えになります。
②培養土の上に球根を向きを揃えて並べます。球根同士の間隔は、球根1個分が目安です。
③球根の上に覆土をして、植えつけ完了です。
地植え、鉢植えとも、植えつけ後は、たっぷりと水やりをしておきます。
球根の掘り上げと保存法
花が終わったチューリップは、球根を肥大させるために、葉と花茎はそのまま残し、種ができる子房(花のあったところ)を手で摘み取ります。
この作業をすることにより、種を作ることに費やされるエネルギーを、球根に蓄えることができるのです。
この後、葉が黄色く変色するまでは、水やりは通常通りに行います。葉が枯れ出したら、枯れた葉は取り除いて構いません。
植え場所の都合などにより、チューリップの球根を掘り上げる場合は、葉が黄色く変色して枯れ始めてから行います。
掘り上げた球根は土を落として、日の当たらない風通しのよい場所で乾燥させます。
よく乾いたら、葉や根を取り除き、秋の植えつけ適期までネット袋に入れ、風通しのよい涼しい日陰で保管します。
Robinで施工した事例を紹介します
S.034 シンプルデザインで家事動線の良い家 愛知県
Robin担当者より
リビングの掃き出し窓にはウッドデッキを設け、外とのゆるやかなつながりを設けました。
ナチュラルなウッドデッキが建物とマッチし、自然な雰囲気にしてくれています。
S.033 柔らかなカーブと白タイルで彩る33坪の家 愛知県
Robin担当者より
外観は南欧風の瓦屋根に塗り壁、内観は各所に見られる柔らかなカーブがデザインのポイントです。
玄関に入るアプローチは、階段の袖壁をカーブにし、植栽帯を引き立たせています。
まとめ
チューリップの球根を植えて楽しさをお伝えしました。
球根を選んでいるとき、来春の庭のイメージで心が躍ります。
Robinでは、エクステリア、カーポート、ウッドデッキのご相談を受け付けております。
どうぞお気軽にRobin各店舗、またはLINEにて、お問い合わせください。
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