2021年8月 残暑見舞いと東京五輪
残暑お見舞い申し上げます。
8月14日今日現在、全国的な大雨で土砂崩れや河川の氾濫、道路陥没などのニュースが続いています。岐阜県でも各地で浸水被害や木曽川、飛騨川、加茂川の越水、東海北陸自動車道の通行止めなどがあるようです。皆様のご無事を心からお祈りしています。
さて弊社も13日から16日まではお盆休みです。しかし大雨の影響で予定という予定がなくなり普通に仕事をすることになったRobinの蜘手です。
すったもんだ続きだった東京五輪が7月23日に開幕し、8月8日に無事閉幕しました。
コロナ禍で一年延期、そして直前になっての無観客決定とこれまでに類を見ない大会でした。
開幕前、マスコミや識者の多くは開催に疑義を唱えていましたが、いざ始まってみると私の周りでは五輪を楽しんでいた人が多かったです。私もその1人。もともとスポーツ観戦が好きですし、学生の頃から野球、今はゴルフと体を動かしていることもあって、時間があればテレビをつけて観ていました。
本命の注目選手があっさりと敗退したり、誰も知らない選手がメダルを獲ったり。またルールもわからないものや、初めて聞いた競技もありました。
そしてどんな競技でも日本人がメダルを獲ったと聞くと嬉しく誇らしい気持ちになりましたし、惜しい場面で負けるとガッカリしました。スポーツに全く興味がない人には「なんだそれ」という感覚でしょうが、私は素直に面白く楽しむことができました。皆さんはいかがでしたでしょうか。
今回は私がこの五輪で感じたことをご紹介したいと思います。
今は昔に比べて娯楽がたくさん増えました。ネットフリックスやYouTube、SNS、テレビゲーム、またスマホやPCでのオンラインゲームなど、さまざまな興味ごとが乱立しています。
当然、テレビの存在価値はどんどん低下しています。番組も注目されるために必死なのでしょう。いじめを助長するような人を貶める企画や予定調和の情報番組、芸人も芸を披露するのではなくプライベートの話題や楽屋話でなんとか体を保っている。テレビに興味がない私にとってはなかなか痛々しい様だと感じていました。世界情勢や旅に興味があるのでBSニュースなどの事実だけ淡々と提供してくれる番組や、スポーツ番組、世界を紹介してくれる旅番組を観るくらいでしょうか。しかし番組表を見て、これを観ようかという楽しみ方はしなくなっていました。
しかし今回はそのテレビが面白かった。理由は「ライブ(生中継)」です。緊張の一瞬。競技者の鼓動が聞こえてきそうなドキドキ感はライブに勝るものはありません。夜、ハイライトでやっている番組で結果を見て勝負の瞬間を振り返ることも確かに面白いです。しかし結果がわかっているものについてはドキドキやワクワクは半減します。コメンテーターとかアイドルの司会とかはいらんな、ただライブであってくれればいい。そんなことを思いながら五輪中継を観ていました。
また今回の五輪ではいわゆる「ハーフ」もしくは完全に「日本人ルーツではない日本人」の活躍が目立っていました。調べてみると今回の五輪チーム583人のうち、外国にルーツを持つ選手は35人だったそうです。
開会式の旗手を務めた八村塁選手、テニスの大坂なおみ選手。金メダルを獲った柔道のウルフアロン選手など目覚ましい活躍をしている選手も少なくありません。これは中国、韓国やアジア諸国と比べてどうなのかは調べられませんでしたが、日本は特出して多いのではないかと感じました。
外国ルーツが多い今の状況は昔に比べて違和感がなくなってきました。(慣れてきたと言ったら失礼ですが)ひと昔前は「日本人は単一民族による純潔国家」であるということが共通認識だった気がします。「日本は単一民族国家」と言って、アイヌ民族の団体から抗議を受けた政治家もいたくらいです。
世界の潮流として、人種を超えた国作りが始まっている。そんな実感をしながら五輪を観戦した次第です。
株式会社ロビン代表取締役 蜘手健介
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