CEO’s mail:18.11
飛騨高山の山は紅葉で彩られ、美しい装いになりました。いつもは急ぎ足で通り抜ける高山と名古屋をつなぐ東海北陸自動車道も、この時期は少しゆっくりと景色を楽しみながらのドライブ。衣食住足りて礼節を知る。気持ちに余裕などある訳でもありませんが、日々変わる景色を眺めるのは意外にいいものですね。Robinの蜘手です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
11月初旬、弊社5店舗目となる大垣店をオープンしました。若田新店長の元、オープニングイベントを開催しましたが、予想をはるかに超える来場でした。粗品も足らなくなり、相談を希望される方に待ちもできたようです。またこれまでにお世話になった顧客様も駆けつけて頂き、心から嬉しく思います。おかげさまを持ちまして、なんとか無事に良いスタートを切ることができました。社員一同、愛される店舗作りを目指して頑張ります。よろしくお願い申し上げます。
さていよいよ来年10月に消費増税(現行8%から10%に上げること)を安倍首相は再度、明言しました。しかし同じ年の7月には任期満了に伴う参議院選挙が行われます。この夏までに世界の動きや、国内を含める経済にいささかの不安が生まれれば再度、増税の延長の可能性もなきにしもあらず、、、と予測もできますが、いずれにせよ私にはそれをどうすることもできません。粛々とやるべきことをし、準備すべきことをするだけだ、と考えています。
「増税」と言えば2014年の5%から8%に上がった時は地獄のような苦しみを味わいました。過去に経験のない大きな赤字を出しました。しかし今となっては、それをきっかけに様々な改革を断行することができましたので、結果良しだったのですが、大きく変わったのが急激に売上の縮小をした当時、売上の70%を占めていた設計新築事業でした。
私どもの設計新築住宅はピーク時で年間30棟ほどの受注をしていました。自然素材を多く利用し、セルローズファイバーや外断熱パネルで高性能を実現。それにデザインと設計というファクターを加え受注をしていました。当時、設計社員で10名を超える所帯でした。
しかし今は年間6〜10棟ほど。積極的な展開はしておらず、興味がある方だけにひっそりと提供をしています。実は今、私のゴルフの先生のAさんがRobinの新築を建築しています。建築をするまでは住宅に興味も関心もなかったようですが、設計や現場の過程を見ているうちに、同じ家でも、例えば建売住宅とは何もかもが違うと気づいたようでした。その先生に言われました。
「こんなにいい家なんだからもっと宣伝して、多くの人に住んでもらったらいいんじゃないか」と。
私は「実はさんざん、そうしてきたんです。しかし同じような家やコンセプトを作る会社が増えました。またある一定以上の受注をするようになると、性能より費用を重視するお客様と向き合うことが増えてきます。金額を合わせて下げていけばどうしても原価を削らざるをえません。私どものような小さい会社は、自分たちが住みたい家を作るべきだと考えています。それができないのであれば、売れるかどうかはあまり問題ではありません。信念を変えてまで提供すべきではないと方針を転換しました。またそこに多額の広告宣伝費をかけて受注していくのはいずれにせよ長く続かないと判断したのです。」と答えました。
Robinの新築は設計住宅であれ、セレックであれ一級品の素材と性能を提供しています。これまでのお客様にもご理解を頂き、そうしてきました。安請け合いをし信念を曲げるのはこれまでのRobinを信じてきてくださってきた方へどう説明するのか、私は積極的受注をやめる以外にわからなかったのです。事業をやっていればいろいろなことがあります。しかし結果はどうであれ、私たちはそんな信念を持ち続けた企業でありたいと思う今日この頃です。
株式会社ロビン 代表取締役 蜘手健介
最高経営責任者 蜘手 健介
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