CEO’s mail:15.12
今年も12月となりました。残すところもあとわずか。私たちスタッフも現場が1年で1番の繁忙期となります。私も事故や怪我のないようと祈りながら仕事をしています。
皆様、いかがおすごしでしょうか。Robin の蜘手です。
弊社もこの12月で決算を迎えます。昨年の消費増税の影響から比べれば今年は数字的には非常によい年でしたが、色々な問題点、課題がはっきりしてきた1年だったと思います。
またこの12月になると経営者仲間でも忘年会や打ち上げが続きます。年次総括のような内容がどうしても多くなりますが、やはり話題の中心は人材のことですね。
私たちのような労働集約型の仕事では人材が命です。製造業であれば生産性を高めるために機械やロボットの導入ということもありますが、私たちは人材の育成と成長しかその方法がありません。大手企業であればどんどん社員の入れ替わりも可能ですが私たちのような小規模事業者では最初から良くできた人材が入ってくるとも限りません。“ロビンらしさ”を理解し浸透してもらうまでに長く時間がかかるのも事実です。
「なかなか人が育たなくて」という企業経営者は非常に多く、私と同様にそれに悩んでいる方は多いのだなと感じています。それでも弊社は少しづつではありますが人が育つ土壌になってきたという思いもあります。やはり月並みですが人材教育の根幹は“思い”の共有からスタート。そう信じてきました。言い換えれば理念や使命ということになるでしょうか。
いくら技術があって経験があっても理念が同じ方向へ向かっていなくては企業として、特に私たちのような小さな企業にとっては意味がない、そんな風に考えています。
建築事業は請負産業です。形のないものを作り上げていく仕事です。しかしいつも計画通りに進むとは限りません。常に例外があり、常にイレギュラーが存在する仕事です。
お客様はロビンと契約を交わしています。ロビンの代表は私、蜘手健介です。本来であればどのような現場も私が把握をし管理すべきでしょう。しかし規模やエリア的にすべてをカバーすることは不可能になってきました。
私は“社員は全て、代表・蜘手の代わりだ”と言っています。現場代理人という言葉がありますが、蜘手の代理であり、社員の決定は蜘手の決定だと思っています。ですからとっさの判断では“この会社はどう判断するか?”はすなわち“蜘手ならどう考え判断するだろうか”になるのです。
よく経営者でも「自分の目の届く範囲内でしか仕事をしない」という方もおられます。それはそれでポリシーなので間違ってはいませんが、代理である社員が十分にできるはずだと信じています。それは新卒採用の若年社員であっても同じ。もちろん社歴や性別など関係ないはずです。その判断の根幹にあるもの、それが理念ではないでしょうか。もちろんまだまだ不十分な面もありますし、全てがうまくいっているわけではありません。しかし全ての社員は経営者の代理であるという信念を持って来年も成長をしていきたいと思います。
さて今年も1年、皆様には大変お世話になりました。このようなメッセージを毎月お送りしていますが、私たちが今どんな状況でどんなことに取り組んでいるかを暖かく見守って、また時に厳しく指導していただけると幸いです。時にはうまくいかないこと(、、、うまくいかないことの方が多いのですが)それも財産だと思っています。2000年に生まれたロビンは来年で16歳になります。うちの長男も高校受験の年。光陰矢の如しと言いますが時の早さに驚くばかりです。
今年1年、ありがとうございました。よいお年をお迎えください。
株式会社ロビン 代表取締役 蜘手健介
最高経営責任者 蜘手 健介
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