CEO’s mail:15.08
残暑お見舞い申し上げます。
まだまだ暑い日が続きますが、夕方くらいからは幾分過ごし易い季節になりましたね。
おかげさまで今年も元気一杯に夏を過ごしています。Robin の蜘手です。
先日、知り合いの方から「そういえばあれから体調はどうですか?」と聞かれました。
「あれからって?」
「私の娘も胆のうを取ろうかどうか迷っているようです」
そうでした。私もたまに自分でも忘れそうになるのですが数年前に胆のうを摘出しました。
きっかけは会社の健康診断でした。胆のうにポリーブが見つかり精密検査。すると2cm と大きなポリーブが確認されました。
主治医が言うには「良性だから残しておいてもいい。しかし今後大きくなれば悪性になるリスクはある」とのこと。
良性ならわざわざ摘出する必要もないかな、としばらくはそのままにしておいたのですが、健康診断で毎回、精密検査を要されたり、将来的なリスクもあるのならということで結局取ることにして手術で摘出をしました。
その摘出したポリーブを検査したところ、良性と言われていたポリーブから小さい悪性腫瘍が見つかりました。結果的に未然にガンを防げたというオチも付く話だったのです。
あのまま放置をしていたらどうなっていただろうか、と考えることもありますが、「手術しようかな」と直感が働いたことが結果的によかったのだろうと思います。
私もその年から定期的に検査をしています。年に1度はPET 検査も受けています。
今年も8月に検査を受けてきました。私は保険が適用されるので3万円ほどの検査料です。
PET 検査というのは1mm 大の大きさのガンを見つけることができるという、現在ではもっとも早期に発見が可能な検査方法とされています。CT は5mm ピッチでスライスをするために5mm 以下では発見がされないことがあるようですが、PET 検査では1mm ですから初期ガンを見つけることが可能です。もっとも検査の時には「被爆しますよ」と相当脅されますので、気持ちの良いものではないのですが、、、。
お陰様で手術後は何ら変わりのない生活をしています。術後、食事改善もやりましたので体重は落ちましたが、今はすっかり元の体型に戻っています。というかむしろ順調に増量中です、笑。
しかしその手術でガンと分かった私は大きく人生観が変わりました。人間とはいつか死ぬものだということ。世の中は諸行無常です。形あるものいつかはその形は変わりますし、命はいつかは尽きるもの。どんな人生は私にとって必要で、どのような生き方は良い生き方といえるか、という問いには、うまく答えられません。お金があればできることは多いかもしれませんがそれだけが全てではありません。ただ感じたことは、人生は短いということです。これは短命だとか長命という意味ではありません。例え100歳で死ぬことになっても同じことを思うのではないかと思います。
そうであれば今ある人生を心豊かに過ごしたいと思うもの。仕事は辛く苦しいこともありますが私にとっては人生そのものです。しかし人生の中に仕事があり、仕事の延長が人生ではないと思います。
今やりたいこと、やっておきたいことを惜しみなくやれる人生でありたいと思います。またそのように価値観を持って社員に接したいと思います。
まだまだ暑い日が続きます。皆様、ご自愛くださいませ。
株式会社ロビン 代表取締役 蜘手健介
最高経営責任者 蜘手 健介
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