CEO’s mail:14.12
季節は12月。いよいよ今年も残りわずかとなってきました。年越しの準備もはじまりますね。
今年は「そろそろ自宅の庭の雪吊りを」を思っていた矢先に突然の積雪。でも冬は冬らしく、寒くそして積雪があった方がいいと考えている43歳。今年もスキーなどを楽しみにしています。
Robin の蜘手です。
さて今年もいろいろとありました。足元を見れば消費増税の影響で1月以降、苦戦する月が続き当初の年次方針も大きく方針変更を余儀なくされました。10月くらいからやっと経営数字的には戻ってきました。10%への増税は先送りされましたがまたこのようなリバウンドがあると思うと気が思いですね。しかし今年を振り返ると悪いことばかりではありませんでした。むしろ「こんな時だからこそ」とさまざまな社内改善に取り組むこともできましたし、経営者としては一回り成長できた年だったと実感しています。住宅産業ですのでクレームやお客様からの改善を求める意見は今年も受容できました。その都度、社内に落とし込みをし出来る限りの改善を図ってきましたがまだまだ私たちが求める企業像や仕事の品質には遠く及びません。理想は高く険しいですが今の私たちの100%をお客様に提供しようという気持ちで今日も全員が頑張ってくれています。
品質という点で私が第1線の一員として現場に関わることが少なくなったことは残念に感じています。時間が許す限り現場には足を運ぼうとしていますが、以前よりはやはりその回数などは限られてきました。そのような意味でも今年は店長やマネージャーの育成に力を注いだ年でもありました。新しい発見や厳しいご意見をいただくこともありますが真摯に受け止めてまたさらなる成長をしたいと思います。今後とも皆様の温かく厳しい声をお聞かせください。よろしくお願いしますそんな12月ですが総選挙が行われます。このレターが皆様へ届く頃には結果がでているかもしれませんね。どのような政権になろうと国民の1人として厳しい目を持ちたいと思います。
しかし最近、行革という言葉を聞かなくなりました。国民に負担を押し付ける前にすべきことがあるだろう!と叫んでいた渡邊氏率いるみんなの党も解党してしまいましたし。
円安誘導も120円を突破し、これはおかしいのはないかと感じているのは私だけでしょうか。日本は輸出大国に変わりはなく、また輸出企業が納めるの税額が大きく社会的に意義が高いのは十分に理解できますが、円安で喜ぶ国は日本と韓国くらいではないでしょうか。普通は自国の通貨が強くなればそれはそれで国民はメリットが大きいはずです。しかし今は、円安になれば海外への商売はしやすくなり観光客として外国人が増え、またお金を落としてくれるということを是としていますが、どうも居心地が悪く感じます。
「今だけよければいいのだ!」という政策がもてはやされるのは時の常識なのかもしれません。また「国家のレベルは国民のレベル」ということであれば今だけの政策を求めているのは私たち国民なのかもしれません。今だけを優先する政策も重要ですが国家100年の計をしっかりと見据える政策もきちんと考えてくれる政治家、政府を期待したいものですがそれには私たちにも十分に責任があるのではないかと思う次第です。
私たち建築産業は裾野の広い業界です。地元の職人、社員、素材を使って地元の方が消費をしてくれるという典型的な第3次産業だと私は捉えています。企業も今だけがよければいいというやり方ではなく将来までを見据えた経営をしなくてはなりません。今だけの数字や成果が全てではないのです。今年は色々なことがありました。来年も色々なことがあると思います。社員一丸となって駆け抜けたいと思います。今年1年ありがとうございました。皆様、よいお年をお迎えください!
最高経営責任者 蜘手 健介
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