CEO’s mail:13.11
飛騨高山ではうっすらとした雪が降り始める季節となりました。私自身、今年は紅葉を楽しむといった余裕がない秋。いよいよ師走。今年も残り1ヶ月となりました。御陰さまで現場は多忙を極めていますが、こんな時こそ事故や怪我などないようにしたいものです。Robin の蜘手です。
「お客様に喜んで頂くためには、まず私たちがこの仕事と会社に誇りを持って喜びを感じながら仕事をしよう」
私は常々そのような思いで社員に接しています。
少し前の話ですが名古屋店、岐阜店で皆様にも可愛がっていただいた鷺村さんが寿退社をしました。新卒から入社をした設計社員と頑張ってきた彼女ですが、静岡県沼津市にて嫁ぐこととなりました。大変残念ではありますが新天地でも頑張ってほしいと思います。皆様にも大変お世話になりました。本人に変わってこの場を通じて御礼を申し上げます。鷺村さんは遠方に嫁ぐため、弊社で仕事を続けることは無理でしたがそれでも「早く沼津にもお店を出してください!」と言われたときには嬉しく思いました。また出産後も多くの社員が復職をします。
弊社は女性社員が多く在籍しています。産休中のスタッフも2名。現在は名古屋店の設計である三村さんが元気なお子さんを出産され産休中。同じく名古屋店のパートスタッフの長谷川さんも産休中です。女性が大半を占めるRobin では珍しくない光景ですが、企業側としたら1日も早く現場復帰してほしいという願いと、「三つ子の魂百まで」の通りしっかりと子育てにも力を注いでという個人的な思いがあります。両立は難しいと思う反面、バックアップ体制はしっかりと整えていたいと施策も打ちました。ワークバランスの取り組みです。結果、岐阜県で「子育てエクセレントカンパニー」という表彰も頂きました。利益には関係がないかもしれませんが安心をして働ける取り組みが評価されたと嬉しく思いました。女性が働きやすい環境を作るという取り組みは、結局今の社員に長く勤めてほしいという思いがあるからです。私たちの事業は知識と経験が重なってゆく仕事です。覚え過ぎということも積み過ぎということもありません。行き過ぎると負担となってしまいますがやはり経験に勝るものはありません。
「社員が誇りを持って働ける職場にしたい」と常々思っていることが青すぎると感じたこともあります。私は結果からプロセスを求めるタイプとプロセスの延長に結果があるというタイプがあると考えていますが(私は後者の考え方です)、社員が自ら喜び、楽しく仕事をすることで良いパフォーマンスが出来き、お客さまの満足に繋がる仕事ができるのだと信じています。もちろんお客様満足がしっかりとあるからこそ、私たちは誇りが持てるのだとも思いますが、私はそれでも自分自身がこの仕事が好きで、時には損得が関係のない決断もできるという思いがあります。
しかし誇りを持って取組むという方針は現場の空気に流されないという覚悟も必要です。
先日、高級ホテルやレストランにてメニュー偽装問題が報道をされました。味が美味しければよいという論点ではなく、偽装をしたという事実は企業にとって許されない行為です。しかしこのメニュー表記偽装問題は企業経営者にとって決して対岸の火事ではないいう思いも強くあります。いくら崇高な企業理念やミッションがあっても現場はその場の空気に流されてしまいます。結果を求めるあまり方針を遵守できない空気になるのだと感じました。私たちも仕事をする上で最後は1人が決めることが多くあります。きっと偽装の現場の社員は良心の呵責があったでしょう(と、思いたい)。そのようにならぬよう、やはり日頃から「自分だったらそのような対応をしてほしいか」と問いかけながら取り組んでゆきたいと思いました。きっとそれがお客様にも喜んで頂ける源泉だと思うからです。
最高経営責任者 蜘手 健介
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