CEO’s mail:13.06
「空梅雨」(からつゆ)。梅雨入りしたもののここまでは雨が少ない日が多くなっています。「芝が枯れてしまうから雨が降ってほしい」というのはゴルフ場の弁。「雨が少ないから現場が進むわ」というのは職人さんの弁。私も雨は好きではありませんが雨の時期には雨が降ってほしいですね。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
Robin の蜘手です。
先日、小学校の娘から驚いた様子でこう言われました。「おとうさんの版画の作品が図工室に掲示してあったよ!!」「え??お父さんの作品?もう30年前だよ」「だって山王小6年蜘手健介って書いてあったもん」そんな時、参観日があり私も出席してきました。そして娘と一緒に図工室へ行き確認をしたのです。ありました(笑)。まぎれもなく小学校6年生の時の作品でした。驚きなのは特に優秀賞などの賞を取ったものでもなく、優れた作品でもないことです。むしろ私は図工が苦手でした(笑)
そんな子供の作品を30年間も保管しておかれそれが掲示されていることも奇跡ですが子供とそれを見ることができたのも奇跡でした。その作品を制作した記憶もなかったのですが、せっかくの機会だったのでその作品を見て潜在意識から当時の蜘手健介について思い出してみました。
私は昔から「ずるい子供」だった気がします。不器用ではなく起用な少年でした。器用というのは「欠落した部分と優れた部分」が混在しており、悪さをすることもあれば優等生な部分も持ち合わせていた気がします。もっと自分なりの表現だと「バランス感覚」はあったのかもしれません。これは今でも感じる部分があります。そのバランス感覚があったゆえに暴走することもなくどこかで自制をする子供でした。やり過ぎはよくないと思っていたのかもしれません。特定の集団に染まることもなくかといって何かをやり切ることもなかったタイプでした。そのゆえに「勝てる勝負」を選んでいた気がします。もっといえば負けるとわかった瞬間にそうではない勝負に切り替えるというか。これは実は今の経営でも同じだと気がつきました。自分が上手くいかないイメージなことには一切、手を出さないタイプです。これは当然だという方もおられますが、経営者としての魅力には欠けるのかなとも思っています。失敗して泥にまみれてドロドロになってわかることもあると思います。でも私はそ
の経験を自分からではなく誰かから得ることができる性格なのかもしれません。そしてその性格を今は少し嫌悪している自分がいます。もっと挑戦せえよ!と。
「自分がもし小学6年の時の自分にアドバイスをかけるとしたら?」という問いには「失敗を恐れず自分の可能性を超える挑戦をしなさい」と答えると思います。危なっかしくても何か大きいことをやらかすスケールの大きな人物に憧れてしまいます。私はやはり小者なのだなと感じる瞬間です。2014年4月入社の新卒学生の採用活動を昨年秋からやってきました。また昨年から組織改編ということで約30名を超える従業員の組織図を作り直しました。私とそれ以下という鍋ぶたのような集団ではなく、マネージャーを立てきちんと序列のある組織にしようと取組んできました。徐々にですがそれが機能をし始めてきたこともあり7名の内定を出し、全ての学生から内定承諾を頂きました。
2014年4月には7名のフレッシュな新人が入社してきます。
「自分がもし10年前の自分にアドバイスを送ることができるとしたら?」私は人の採用、特に新卒採用は多めに、そしてその数を恐れずにやっておきなさい。と良います。でも当時は何の経験もない「新卒」の採用はどこかに難しいと思う自分がいたのです。今はどこかで自信があります。これも無謀だと思う人もいると思いますが私にとってみると「遅き」だと感じることもあるのです。
未来から自分がやってきたら何と言われるでしょうか。7名の採用は決して多い人数ではありませんが私にとって大きな挑戦。楽しみでなりません。そんな自分を振り返る機会となった版画でした。
最高経営責任者 蜘手 健介
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