CEO's mail:08.06
Robinの蜘手です、いよいよ夏らしい日が続くようになってきました。
相変わらず、高山と名古屋を行ったり来たりですが清見や郡上を抜ける高速道路は季節の表情を見せてくれ、四季を感じる幸せを実感しています。そんな今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
「何のために生きるのか」という質問を受けたとすると私は「人間として成長していくため」と答えると思います。では「成長」とは何でしょうか?
私は必要必然論者です。必要必然論というのは私が勝手につけた名前ですが、要は“今起きている身の回りの出来事の全てには理由があり、必要で必然である”ということを信じていることです。例えば、事故を見たとします。
「あ~事故って怖いな、気をつけないとな」程度に考える人が多いと思いますが、これを「今、私がこの事故を見ることによって得られる学びは何だろうか」と考えるのです。
すると、事故をした際に会社へ及ぼす影響は?その準備はできているだろうか。私に何かあった場合の対処はどのような手順でまかなえるだろうか。家族は私なしで暮らすためにどのような保険に入っていて、妻にはその時のための説明をキチンとしてるだろうか、、、などなどです。
必要必然である。と考えると、もう1つ、「なぜこの時期に起きるのか」ということがあります。出来事と時期、この2つを必要で必然だと思うこと、、、これが結構難しいものです。
受け入れたくない現実をどうするか。
例えば死に関することはやはり生きてこそ人生だという価値観のもとでは受け入れたくない現実になります。しかし現実にフタをして生きていくのはやはり掛け違いのボタンのように、いつまでたっても成長できないのだと思います。
現実を直視しない、これは自己の成長を阻害している一番の要因です。直視しないということには何も始まりません。
直視しない、考えないということはズルズルと引きずることになり、結局気持ちいい場所を探すだけの精神的な快楽主義になってしまいます。
生意気な記述が続きますがもう少しお付き合い下さい。
必要で必然である、という持論を持つと今度は自分がすることにも全て理由をつけるようになります。
以前、自動車の購入を考えたとき、スポーツカーにしようか、それともプリウスにしようか迷った時期がありました。プリウスというのは燃料と電池で走るハイブリッドカーですが、燃費がリッター20Km~25Kmとこの燃料が高い時期にはとても有難い車なのですが、結局プリウスを購入しました。
自分の仕事がエコ社会に貢献する住宅を作っていること。自分本位ではなく、社会性があること。会社の経営的に燃費の安いほうが絶対にいいに決まっていること。色々な理由をつけて購入したプリウスは結局、今までに乗り継いだ車の中でかなり満足度の高いものになっています。
お金の使い方も“必要で必然であるか、その時期であるか”の3つを考えるようになりました。必要なだけ、必然であればそのお金を使う、というようにしてから不思議なことに“必要な分だけお金が入ってくる”ようになったのです。(必要以上に入ってこないのでそれはそれで寂しいのですが、、、)
生きていることに意味があり、出会いも必要であればこそ。
必要があればオファーもありますし、必然であれば私も協力することになります。お客様との出会いもこのお手紙を読んでいることも偶然ではなく、やはり必要で必然なのかもしれません。私がこのような文を書いていることにもきっと意味があり、やはり何かの学びを得ることになるのかもしれません。
「成長すること」というのは、つまり日々の暮らしの中にあるのだと思います。日々の暮らしの中にある出来事を受け入れ、それを自分なりに消化をする、そしてそこから得られる学びや悟りを自分の生活に落とし込む、その繰り替えしが心の成長の手助けになるのかもしれません。
どれが正しいとか間違っているということではなく、やはり人生は楽しみたいもの、そして自分にも、また自分以外の人たちにも意味のあるものにしたいと思っています。言いたくないこと、思い出したくないこと、人に言えないこと、、、、自分を受け入れることがまず先決。
日々の出来事を学にしたいと思う今日この頃です。
最高経営責任者 蜘手 健介
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