2025年3月 ポッドキャストと25年前の約束
3月に入りましたね。三寒四温の候である今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが皆さんは何から情報を得られていますか?私は最近、ポッドキャスト(スマホで聞ける音声番組)でN H Kのラジオニュースを聞いています。
ラジオニュースは1本5分程度で事実を淡々と放送していて、コメンテーターもいません。また1日10本以上流れています。本数が多いので情報が被ることもありますがリアルタイムで情報を掴むことができ、また、ポッドキャストなのでいつでも聞けることも重宝しています。コメンテーターがおらず事実だけを流してくれるメディアを長らく探していましたが、N H Kのラジオニュースはオススメです。Robinの蜘手です。
3月に入りました。「春」の香りがしてきます。特に雪国・飛騨高山で春は待ち遠しい季節です。
また春といえば新しいことを始めるにも相応しい季節。新年度になれば新たなスタートを切る人が多くこちらも身が引き締まる思いがします。
さて思うところあり3月中に法人設立をすることになりましたが「実印」が必要だということを失念していました。このような業務をお願いしていた寺田さんは産休中、他の人も手一杯ということで私が急ぎ自分で手配することになりました。「実印か、どこに依頼していたのかな」と管理本部に聞いてみると大阪にある印鑑屋さんに依頼しているということでした。そこで思い出したことがありました。
20代の頃、風水や四柱推命、九星気学や姓名判断などに興味を持った時期があり、さまざまな方に運勢を見てもらいました。苦しかったのか、悩んでいたのか、大いに迷っていたのか、その全てなのか。自分の運命を教えてくれる「何か」を探していました。
「大器晩成型。若いうちは苦労をする」皆に同じことを言われました。
25年前、会社を設立するにあたりある方から「実印は大切」と言われたため、運勢判断・開運をしてくれる印鑑屋さんを探し大阪まで行きました。色々な話を聞き、相談事まで受けてもらいました。その時、私はスタートラインに立っていました。印鑑で開運ができると信じていたわけではないですが、何かすがりたい気持ちでした。お金に余裕などありません。どの象牙にしようか悩んでいると「印鑑は一生に何回も作らないが、身の丈にあったものでいい」と言われました。結果的に価格が一番安価な象牙で注文。それがその時の私の身の丈でした。
新幹線の普通席で「次に印鑑を作る時が来たら、一番高いものが身の丈に合った男になる」と思いながら帰路についたものです。あれから25年が経ちました。
今回、印鑑を発注するにあたり地元・岐阜で印鑑屋さんを探し直感で決めました。早速、翌日に訪問。姓名判断や字画数などを見て頂きました。「蜘手さんは大器晩成型ですね。晩成の年齢は55歳からです」とあの時と同じことを言われました。
55歳。ようやく来年からです。私は今回、印鑑依頼するにあたって決めていたことがありました。
「実印は一番、高価な象牙でお願いします」
デジタル社会になり印鑑の必要性は低くなるかもしれませんがそんなことは関係ありません。
高価な買い物でしたが25年前の蜘手健介との約束を1つ、果たせた気がしました。25年前の自分と今は何が違うか。自分のことだけを考えていた25年前。今は社員やお客様のことをしっかりと考えることができ、視座の高さはしっかりと上がっていると感じています。まだまだ学び、成長することを楽しみにしてます。皆様、これからもよろしくお願い致します。

最高経営責任者 蜘手 健介
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