2025年2月 2月の大雪 歩みを楽しむ経営
2月に入り全国的に大雪に見舞われました。飛騨高山もあれよあれよという間に銀世界。岐阜や名古屋でも降雪、積雪がありました。「今年はこのまま春まで、、、」という思いは淡い期待だったようです。車の運転などお気をつけ下さいませ。
また昨年末の話ですが12月に「リフォーム産業新聞社」による各県のリフォーム会社売上ランキングで弊社ロビンが「岐阜県リフォーム会社売上ランキングNo.1」を授与されました。これで12年連続でした。「だから何?」と冷笑する人もいますが、社員の中にはこれを励みにしている者もいて(私も含め)1つの目標になっています。13年連続獲得を目指し今年も緊張感を持って成長したいと思います。有難うございました。Robinの蜘手です。
さて先日、経営者が集まる機会があり人材不足、資材高騰、高齢者社会、少子化、後継者問題など多岐に渡り議論をしました。その中で特に議論になったのは「会社を大きくすることのリスク」です。
「なぜ会社を大きくするのか?リスクも大きくなるのではないか」
私も以前はそう思う人間の1人でした。現在の日本社会は戦後のような高度成長時代でもないし今後を考えると市場において大きくなりすぎるのはリスクが高い。それはそれでなるほど、と感じます。
また会社を大きくする理由は何か?という議論もありました。何のために大きくするのか。それは顧客と社員にとってプラスなのか?という意見もありました。そう言われると、そうだよな、という思いもよぎります。
しかし今の私はそうは思いません。理由はいくつかありますが、1つは社員が多くなればコストは増えますがしっかりと成長するとリスクは小さくなる気がします。もちろん退社する社員もいますがロビン自体は何も変わらない。むしろ辞める社員がいることでチャンスが廻ってくる社員もいます。
「この人が辞めると大変だよな」と思うことは何度となくありましたが、結果的に売上が下がったということには直結しないのが現実です。もちろん社員には誰も退社して欲しくないですし、社員が多ければ多いほど色々な事をカバーできる、これが私の経験則です。
もう1つの理由はこの世界は資本主義社会であり基本的に競争社会であるということ。現状維持でいい、そこそこでいいやと思うこともできますがそれでは全て緩んでしまう気がしています。常に品質向上するための工夫をし、効率的な業務を推進することにトライし、人材採用と教育に熱を入れ続ける。その緊張感を持っていること。これが私たちの強みであり経営スタイルです。
ダムが決壊する時は小さな亀裂から始まるように、企業も小さな緩みが知らぬ間に大きな緩みになります。それが怖い。だから会社を大きくするという重圧をかけていたい、そんな思いがあります。
もちろん会社を成長させるというのはお客様に不利益を与える可能性もあります。経験を積ませるために本人の力量に合わない仕事をさせた時もありますし、結果的に無理な受注だったということもありました。何度となくお客様に叱られ、助けられ、慰められ、励まされたこともありました。そのようなこれまでの道のりを振り返ると、私たちは大きな企業になってお客様にこれまでの恩返もしなくてはいけない、そう思うのです。
私の好きな言葉で「歩むことが好きな人は目的地より遠くへ行けるだろう」というのがあります。
社員と一緒に顧客様と仕事に向き合うことを毎日、続けていこうと思います。
さてまだまだ寒い日は続きます。インフルエンザ、新型コロナと体調不良の方も多くおられます。この寒さが過ぎれば嬉しい春です。皆様、ご自愛くださいませ。
株式会社ロビン 最高経営責任者 蜘手健介

最高経営責任者 蜘手 健介
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