2025年1月 一年の計は元旦にあり
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
年始年末休暇はいかがお過ごしでしたでしょうか。私はスキーへ行きました(飛騨ほおのき平スキー場スキー場)。スキーを楽しむのは午前中に限ります。朝の時間帯は気温も低いため雪も締まっていて圧雪の状態も良く新雪ならパウダーも楽しめます。経験上、スキー場は午後になると天候が変わりやすく、気温が上がると雪が溶けそのままアイスバーンになることも。そうなると疲労感も高く怪我のリスクも増えます。
今回も朝からゲレンデへ行きました。視界も拡がっていて気持ちよく、10本ほど滑りロッジでランチをして帰宅しました。できるだけ時間を作って楽しみたいと思っています。Robinの蜘手です。
正月といえば「一年の計は元旦にあり」ですね。皆さんは何か目標や計画は立てられたでしょうか。
この言葉は中国の伝統的な年中行事やしきたりが解説されている中国の古典「月令広義(げつれいこうぎ)」の中で「一日の計は晨(しん)にあり一年の計は春にあり」が由来になっています。晨(しん)は朝、春は正月を意味していて、全体としては一日の初めである朝や一年の初めである正月こそに計画を立てるべきであるという戒めです。なお一日は「いちじつ」と読むのが正解。
あまり知られていませんが実はこの言葉は続きがあります。
「一日の計は晨にあり、一年の計は春にあり、一生の計は勤にあり、一家の計は身にあり」
初めに計画を立てることで日々の充実度が決まり、勤勉に働くことで一生が決まり、健康を維持することで一家の行く末が決まるという意味だそうで「一日の計、一年の計、一生の計、一家の計」を「四計」というのだとか。
身の回りにある言葉の多くは中国の古典から由来しているものが多いですね。孔子や老子など高明な哲学者や、孔明や孫子など偉大な戦略家もたくさんいます。今の中国との比較は難しいですが歴史がある大国であることを改めて感じた次第です。
さて「物事は最初が肝心」ということで私も今年のテーマを考えみてみました。するとどちらかといえば残りの人生のテーマが頭に浮かびました。私のテーマは「明日は今日と同じである保証はどこにもない」です。
やれるうちにやりたいことをやっておく、やり残しを少なくする、会える人には会っておく、届けたい言葉があれば今のうちに届けておく。明日は今日と同じではないし、そもそも明日が来る保証はない。昨年の能登地震のような天変地異も他人事ではない。これは昨年秋から父親の体調が悪い日が続いていて一時は死も覚悟した影響を受けているかもしれません。
また私は2012年に取り出した胆嚢から悪性腫瘍が見つかりました。その時、神様に「あと10年は待ってほしい」と祈ってから再発せず12年が経ちました。神様が私の申し出を受けてくれたのなら10年の猶予からもう2年が過ぎたことになります。父親の体調の悪化を感じるゆえに「明日は今日と同じじゃない」という思いは強くなっています。
だからといって刹那的に生きるということではありません。人間なので目の前の瞬間的な出来事や短期的な快楽、感情に流されて過ごすこともあるかもしれませんが「武士は食わねど高楊枝」の精神は持ち合わせて生きていたいと思っています。
私も今年で54歳。健康が一番というと年寄りのように感じられますが、そういう年齢になったことは否定せず受け入れて今年も元気よく仕事や遊びに励みたいと思います。
皆様にも健やかなる一年であることを祈っております。
株式会社ロビン 最高経営責任者 蜘手健介

最高経営責任者 蜘手 健介
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