2024年8月 暑い夏と好奇心、向上心、競争心
暑中お見舞い申し上げます。昨年は気象庁が「異常気象」と指摘した通り、平年に比べ気温が1.76度高く、統計を取り始めた過去125年でも最も高かったようで、とても暑い夏でした。(2023年9月1日NHKオンライン)今年もここまで暑い日が続いています。天気予報で「40度」という言葉もチラホラ耳にすることもあります。
私の暑さ対策は屋外に長時間いる時はゆっくりとしたペースで経口補水液1本(500ml)を飲むようにすることです。そうするとその日の夜や翌日の疲れが全く違います。最近は飲みやすいタイプも出てきました。熱中症対策はそれぞれあると思いますが、暑さに負けないよう楽しみながら今年の夏もしっかりと乗り切りましょう。Robinの蜘手です。
さてパリ五輪が始まりましたね。期間は7月28日から8月11日まで。この時期のパリの平均気温は25度といいますからスポーツをするにはちょうどいい。というか、涼しげで羨ましい限りです。
先日、タイミングよく五輪の柔道・混合団体をリアルタイムで観ました。
私には柔道選手の知識も知見もありません。柔道の阿部一二三選手と阿部詩選手が兄弟で東京五輪にて金メダルを獲ったこと程度は知っていますが、事前情報や出場選手のストーリーも知りません。
テレビ観戦のはじめは仕事など他ごともしていたため、他国選手の試合は音声を消し映像だけ見ていました。音のないスポーツ観戦はどこか味気ないものですね。初めて知りました。
仕事を終え音声を入れて観戦しました。決勝の仏国戦。3対3の同点で最後の相手は仏国のヒーロー(だという。知らないが)リネール選手と斎藤選手の対戦でした。
しきりに観客席にいる遺影を持った家族の様子が映されていましたが、斎藤選手の父は同じく柔道で五輪二連覇をした斎藤仁さんだったのですね。テレビの実況で「そうだったんだ」と知ることになるのですが、人となりやストーリーを知れば知るほど感情移入している自分に気がつきました。
結果は斎藤選手の負け。日本は銀メダルでした。
音声を切ったままでは、感情移入して応援することはなかったと思います。やはりストーリーを知っていた方が、観ている方は面白い。そう感じた出来事でした。
話は変わりますが、先日、弊社の年2回の査定・評価に関する役員会議がありました。
ロビンの査定では結果の出ている人は高評価の対象になりますが、結果が出ていないからといって低評価になるとは限りません。もちろん結果の出ている人とそうでない人の差はつきます。しかし結果如何に関わらず、プロセスがどうだったかということも大きな査定基準の1つにあります。
私は行動をする動力源にあるものを3つのKとしています。好奇心、向上心、競争心です。
結果を出すには行動が必要です。競争心があれば良い結果は得られるかもしれませんが一時的なものに過ぎないことも多くあります。目標達成のため競争心を行動の動力にすることは悪いことではありません。瞬間風速的な仕事ではなく、継続して良い結果を出すためには私は向上心が必要だと思うのです。そんな向上心を持った人はどんな結果にも関わらず、人を惹きつけ魅力ある仕事をしてくれるのです。会社にとって結果が重要なのは間違いありません。利益がなければ会社運営はいつか立ち行かなくなります。しかし結果を追うだけの会社は常に砂上の楼閣であるとも思います。
常に自分の仕事に課題と疑問を持ち、お客様のために何が必要かを考え、問いかけ、努力する人、ロビンではこのような人を高く評価したいと思いますし、その文化をしっかりと守りたい。
オリンピックに出て金メダルが取れればそれは最高ですが、その後も人生は続きます。
どんな状況でも向上心を忘れてはいけない、そう思う今日この頃です。
株式会社ロビン 最高経営責任者 蜘手健介
最高経営責任者 蜘手 健介
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