2023年11月 立冬と熊出没 求める人材と社風
秋も深まり朝夕はめっきり冷え込むようになりました。名古屋から飛騨高山の道中は鮮やかで奥行きのある紅葉が美しく色づいています。この原稿を書き上げている11月8日は今年の立冬。木枯らしが吹き、木々の葉が落ち、いよいよ冬の香りがする季節に入りましたが、例年に比べまだまだ暖かい日が続いています。
熊も冬眠ができないようで飛騨でも熊出没のニュースが多くなっていますが、全国的な現象のようですね。ともあれ年末まで2ヶ月を切りました。毎年この時期になると1年の早さに驚いている今日この頃ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。Robinの蜘手です。
さて日本全国で「人材不足、採用難」という状況です。先日、新卒・中途採用のための原稿インタビューを続けて受けました。その際に必ず聞かれることが「ロビンはどのような人材が欲しいですか」と「ロビンにはどのような社員が相応しいですか」という質問です。なかなか簡単なようで難しい質問なのですがインタビューを受けるにあたり、改めて自分自身の考えを整理し2つのことを伝えました。
住宅事業はお客様の人生に関わる仕事です。私がお客様だったら、もちろん色々な提案やサービスは受けたいと思いますが、まずは「長く続く企業であってほしい」それが最低限の願いではないか、と思っています。
「担当者が辞めた」「店がなくなった」という事は企業経営上、可能性として避けられないとしても寂しいものです。お客様も自分の担当者が何年も対応をしてくれたら安心感を覚えるはず。転職が簡単で後ろめたいことではなくなった昨今、社員に長く続けて欲しいというのは時代には相応しくないかもしれませんが、能力が高くても短期で辞めるつもりの人材よりは不器用で覚えは悪くても長く仕事をしてくれる人材がいいと私は思います。長く継続する企業を目指すなら、長く継続して仕事をしてくれる人材であってほしい。これが1つ目です。
もう1つは、変化についていける人材であってほしい、という事です。どのような企業でも規模や成長度合いによって必要な人材は変わります。小さい規模から大きい規模になるにつれ減った業務より増えた業務が多くなっていきます。組織が大きくなればなるほどルールや規律、報告事項や管理業務が増えるのは会社の成長を止めないために必要な変化。古くからいる社員はやりにくくなったなあ、と思うことも多くなったと思いますが、今いる人材は変化のたびにプラスに取り組める人材です。成長意欲が衰えない人材、変化についていける人材であってほしい。これが2つ目でした。
あとは社風や社内の雰囲気についてです。先日、岐阜正木店の金森秀平店長に待望の赤ちゃんが産まれました。金森店長は2014年新卒で入社した社員で、奥さんはその2年後に入社した恵里佳さん、社内恋愛の末の結婚、出産でした。私は社内恋愛について基本的には推進しないが、特に反対もしないという立場です。経営する立場からするとなんともコメントし難いのが事実なのですが、真面目にお付き合いをし結婚に至る事は嬉しくなるのが正直な気持ちといったところでしょうか。実際に社内結婚(元社員同士も含める)と何組あるでしょう、今後、数えてみたいと思います。またお客様のお子さんだった方が入社してくれたケースが複数人います。高校生の時に自宅をリフォームしてもらった。子供の頃、自宅のリフォームがきっかけになり建築に興味が生まれ縁あってロビンに応募したなど、理由は様々ですがどの社員も毎日、元気よく仕事をこなしています。
私たちはお客様の人生に関わる仕事をしています。それはすなわち私たちが自分自身の人生を見つける仕事でもあるのではないかと思います。確かにそれは「軽い仕事」ではなく「重くしんどい仕事」かもしれませんが、魅力あり価値がある仕事だと思うのです。社風はアットホームで自由だと思うのですがいかがでしょうか。
さて冒頭にお伝えしたようにあと年末まであと2ヶ月を切りました。いよいよ弊社の鬼門、冬場がやってきます。今年はインフルエンザが流行しているようで、まだまだ油断ならない時期が続きますが皆様ご自愛ください。今年の冬も社員一丸となって変化し成長をする意気込みで突入したいと思います。
株式会社ロビン 最高経営責任者 蜘手健介
最高経営責任者 蜘手 健介
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