(41)人生とは選択の連続(2025.1.13)
2014年4月、弊社は新築7億、リフォーム3億、売上10億円のの会社だった。
消費税が5%から8%の増税後、新築が集客・契約とも60%ダウン。想像していた以上の落ち込みだった。(結果的に2019年に名古屋店を撤退する遠因になった。当時、競合していた工務店は少なくとも4〜5社は破産、倒産または会社更生法適用したと聞いた。どこも厳しかったのだと思う。)
しかし増税前から名古屋の新築市場は同質化と低価格化が進み、競争は激しさを増していた。社員の疲弊、離脱も続いた。もうダメだ、と何度も頭をよぎった。
しかし入社してくる新卒、中途社員の顔を見ていると下を向いている場合じゃないと自分を鼓舞した。
Robinは舵を大きく切った。住宅リフォームへの原点回帰、営業力強化、不動産事業、部門制と組織化に取り組んだ。同年、水廻りリフォームの受注促進のためLCR研究会を設立。目まぐるしい1年から10年が経過。拠点数は3倍、売上は2倍以上になった。
地獄の2014年。しかし今では幸運を呼び込んだ2014年だったと思える。
閑話休題。
世の中には何をやっても成功する人と何をやってもうまくいかない人がいる。そもそも「成功」の定義、前提は人それぞれ。さらに自己評価と他人からどう見えているかはまた違うから、一概に「この状態が成功」とは言えないが、Jackグループの代表として長く、そして多くの経営者を見てきてなんとなくこの人はうまくいくだろうな、この人は苦労するかも、というのは直感的にわかるようになった。
私たちには常に選択肢がある。何をやっても上手く人は、選択肢を前にした時、常に「どちらへ転んでもOK」という捉え方をする。例えば、ある難しい仕事があってそれをやらなくてはいけない時。失敗したらどうしよう、評価が下がるかもしれない、なぜこんな仕事を俺に?とは考えない。
「仕事が上手くいかなければ自分のレベルはまたそこには到達していないとわかるし、上手くいったら自信になる」と考える。
上役の社員が辞めた際には「仕事が増えるし、もうこの店はダメだ。」とは考えず、「上手くいかなければ対策を取らなかった会社のせいだし、上手くいけば自分の手柄になる。」と考える。
そうやってある意味、都合の良い方向へ考える人はどちらへ転んでもいいのだから失敗がない。
(余談だがゴルフで最も難しいのは「寄せて当たり前」という状況にあるアプローチショットだと思う。)
しかしそう考えられない選択肢もある。例えば以前、ある経営者の息子さんが営業研修に来た際、私はこう言った。
「周りは経営者の息子だという目で君を見る。営業目標を達成して当たり前、達成できなければ周りも冷ややかな目で見る。どちらへ転んでも地獄」
「しかし同じ地獄ならより辛くてしんどい方を選べ。真っ暗闇のトンネルを一気に抜けた方が次の機会は早く訪れる。本当の地獄とは薄明かりの下を永遠に歩くことだ。逃げずに真正面から向き合うこと。すると目標達成してもしなくても君の評価、信頼は上がるだろう。」
私は2014年に地獄を見た。コストを削減するために社員削減まで考えた。しかしそれでは問題を先送りするだけで、解決にはならない。それなら徹底的に社員を研修、教育し営業力で突き進む会社にしよう。社員に実力がつけばうちの会社に何かあってもどこへ行っても通用する社員になると考えた。
そのような経験を繰り返すと、常にツキが周りだす。良い人材、お客様との出会い、社員も一気に成長をした。私たちの成長物語はまだまだ続く。色々な出来事、選択肢があると思うが、向き合っていける。結果は全て自分の考え方の中にある。

最高経営責任者 蜘手 健介
ロビンのリフォーム・リノベーションサービス一覧
ロビンは、換気扇レンジフードの交換リフォームから、設計士がご提案するフルリノベーション、注文住宅まで幅広く対応しております。
それぞれのサービスの紹介、施工事例、お客様の声などをご覧ください。