(37)12期マネージャーカレッジ修了と銀の松(2024.12.23)
先日、店長・幹部候補社員の研修会である12期マネージャーカレッジの全日程が終了した。
例月はオンライン開催したが、12月は名古屋での集合研修と忘年会。普段、画面越しにやり取りしている仲間と初対面という人もいて「今さらながら初めまして」と名刺交換をしている姿はなんだか面白く映った。
今期のマネージャーカレッジのテーマは「コミュニケーション」。研修ではそれらに関連する課題が出され、研修会ではその結果について報告、アドバイスなどを行った。修了生の皆さん、お疲れ様でした。
さてコミュニケーションの重要性は今さら説明するまでもない。
今後、日本は人口減少が加速し、AIもどんどん進化をする。住宅着工数も減少するだろうし、「住まい」の考え方も大きく変遷するだろう。リフォーム事業を含め企業はDX活用や業務効率が求められる時代だ。
また以前に比べ人材の採用も簡単ではないしし、離職ハードルも低くなり転職は活発化するだろう。「終身雇用」が死後になる日は近いというか、すでにそうなっていると考えた方がいい。
個人の意見を言いやすく伝えやすい時代になったが、組織の意見は通りにくい時代になった。企業経営もこれからの20年とこれからの20年はまるで違うものになると覚悟しないといけないだろう。
だからこそますます重要になるのは「コミュニケーション」である。それも「コミュニケーションを取る」ことではなく「取り続けること」であると思う。
カレッジではメンバーの知らない面や内面を知り、1つの目標に対し相互の意見を出し合っていき計画をたて行動するという課題を毎月出した。
課題は数字に紐づくものあるし、そうでないものもあった。組織には組織の特性があるためうまく「はまる課題」もあれば「はまらない課題」もあった。それも自分達の強みや弱み、他の組織との違いを知る機会となる。
管理者研修というと概要や技術論が先行しがちだが、現場で仕事をする者にとって大切なのは実学。今回はそこに注力をした次第である。無事17名が修了したが未来を担う人材として大きく飛躍してほしい。来年はどんなメンバーが揃うだろうか。楽しみである。
閑話休題
松竹梅は日本人にとって代表的な縁起木である。特に「松」は盆栽や門松に使われるように華やかで強いイメージがある。
私は自宅に小さな「銀の松」の置物がある。それを毎朝、見て
「いまは銀の松だけど、いつか金になってやる」という思いを持つ。
まだまだ成長過程で伸びシロがあると自戒しているのだ。
今回で12期のマネージャーカレッジが修了したわけだが、修了記念として「銀の記念コイン」をプレゼントした。
手渡す時に
「私たちはまだ銀コインがよく似合う。金になるにはまだまだ努力が必要だしその余力もあるという意味だ。どんなに良い結果が出ても驕らず日頃の精進を忘れないようにしなさい」と伝えた。
私たちは周囲の人と結びついて生活をしている。今ある人間関係はこれまでの生き様を映し出している。
今年のテーマは「コミュニケーション」だったが情報過多で真偽が錯綜する時代ではお互いの信頼関係をどう結んでいくかも重要になる。
1人では生きられないし何も成し遂げられない。それを知る、もしくは再認識する時間であってほしいし、それぞれ自分の組織でもしっかりと根ざしてほしいと感じた次第である。
最高経営責任者 蜘手 健介
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