(36)師走にて(2024.12.9)
師走である。
飛騨高山では昨日(12月8日)は朝から雪が降った。スタッドレスタイヤへの交換を予定しており道路への降雪を心配したがそのようなこともなく交換は無事終了。雨樋ヒーターの電源も入れ、雪への対策は万全?
いや、除雪機のエンジン駆動が未確認だった。今日のうちにやっておかねば。
雪が降ると高山は一気に正月モードだ。街と人の雰囲気、そして空気が変わるのを感じる。
思うところあり、今年はスキーを新調した。いつもお世話になっているキープワン(http://keep-one.com/)でセッティングをして頂いた。用具を使うスポーツであるゴルフもそうだが、スキーもテクノロジーの時代だと感じた。
今年の冬、雪が待ち遠しい。
12月に入り、新聞や雑誌の新春号の取材、インタビューを受ける機会が増えた。
今年1年を振り返り、取り組みや成果、そして来年の展望について問われることが多い。
高山本店、岐阜支店をそれぞれ足立社長、田方社長体制し3年目の年だった。企業としての課題、問題は山積しているが飛騨と岐阜のエリアではそれが大きく異なることを受容した1年だった。
創業の地である高山市、高山店は新規のお客様より顧客(過去にお付き合いのある)が多いことが特徴だ。エリア拡大が極めて難しいため新築や不動産など多角的な取り組みをしてきた。
今年はお客様の子供さんの新築やリフォームなど世代を超えたお仕事が増えた印象でとても有難く感じている。お陰様で紹介なども増えてきた。社員も増減あったが現在は経験者や職歴が長い社員が多い。それに甘えることなく今後も持続可能な経営と成長のため新たな挑戦が必要になる。
岐阜支店は今年、新たな取組としてサウナストーブメーカーであるハルビアの岐阜県代理店として販売を開始したこと、また屋根・外壁・エコキュート・給湯器の専門店「やねかべQ太郎」を各務原にオープンしたことが挙げられる。
岐阜支店下ではこれで5店舗。また若年層、経験の浅い社員が多いことが特徴でだが、管理体制を強める中「地力」と「自力」を磨いていてきた1年だった。来年はさらなる増員、店舗出店をしていく予定だが、教育スキーム、人材育成もこれまでと違うアプローチを必要と感じている。
さて来年はどんな1年になるだろうか?
「輪廻転生」という言葉がある。人や動物、草木に至っても命は何度も繰り返していくという仏教用語だ。私は命だけでなく日本や市場にも同じように輪廻転生があると考えている。
私たちが身を置く住宅業界も大きな調整期に入っている。新築業界、リフォーム業界も大きく変わるような気がしている。調整期には情報が錯綜し、状況をよく見極めないといけないが私たちがすべきことは基本的には今の取り組みを続けていくことに他ならない。
1月1日は気持ちを新たにする大切な日。しかしそこで大きく何かが変わることはなく(そんなに簡単に全ては変わらない)、現状を見つめ受け入れお客様の声を聞き、粛々と仕事をすることに尽きる。
いつも社員に言っているが、どのような時代になっても私たちのすべきことはお客様の目線に立ち、必要なこと、期待されている提案していくこと。それを忠実に守り続けること。
日本や市場の変化は止まらない。私は来年も変化を恐れず、また自ら変化していく。来年もそんな1年にしたい。
最高経営責任者 蜘手 健介
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