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2013.11.09

メニュー表示偽装とポリシー

11月に入り季節も一気に秋ですね。昔は栗の美味しさが何かよくわかなかったですが、この年齢になって秋の味覚がわかりはじめてきました。 Robinの蜘手です。 なるほど。食欲の秋ですね。 さて「メニュー偽装と方針」というコラムを書きましたので掲載します

大手百貨店、有名ホテルの「メニュー偽装問題」が連日大きく報道がされている。提供者からすれば穏便に済ませたいという気持ちはよくわかるが庶民の私たちからすると「またか」という感はぬぐえない。これが偶発的なものであったり、1点や2点といった場合ならまだしも、東西において百花繚乱な状態になってしまえばそれぞれ意図的であり組織だった行為といわれても仕方ないだろう。何かの手違いといったミスという会見は茶番である。

 実際、芝エビとバナメイエビ(今回のニュースで初めて知った)の違いもわからない私はぶっちゃけ、表記などどっちでもいいのだがそれを言うと実も蓋もなくなってしまう。そのような顧客側の「美味しければどっちでもいい」という結果論はこの場合論点となるものではない。

 それも1つや2つのホテルの問題でないことには驚いた。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」

「実はうちもやってました!」という声がどんどん上がってくるのをみると当事者はもちろん管理者も含め何も知らなかったということはなかったのだろう。むしろ現場には何かの罪悪感があって、それを言えてスッキリしたという人も以外にいるのではないかという希望は持っている。

しかしこのような多重的で多層的な問題は経営者として「あれま」と対岸の火事だと思えないところがある。偉そうなことを言っている私たちの住宅業界も「偽装」なるものが後を立たない。2005年には一級建築士による構造計算書偽造問題が世間を席巻した。「うちのマンションも姉歯氏の設計だった」という声を実際に聞いたこともある。2009年には大手5社による樹脂サッシの防火性能偽造問題が発覚をした。使用した家屋や建築について実際にどのような対処をしたのかまでは定かではないが、大きな問題となっていた。当事者、経営者は性能の低さを知っていたが「代替え品が見つかるまで発表できなかった」と言っていたという。

 「それも含めて、じゃあお前は全てを把握して顧客に提供できているのか?」と問われても「私たちが確認できる範疇を超えたもの」についての偽造を確かめる術がないのが実情である。しかし何か問題があった時、いくら私たちはクリーンでも元請けの責任は免れない。きちんと指示をしチェックをしても職人さんレベルでの偽装があれば私たちも騙されてしまうこともあるだろう。

 これまでも深刻なものはなかったがそれでも発注段階でのミスや「あ!」と感じたことはあった。私たちは把握している限り偽装やその場の嘘を言うという選択をせず顧客に説明をし対応をさせて頂いてきた。「間違えてしまった」というものより「隠してしまおう」とか「わからないようにやってしまおう」という気持ちの罪悪感の方が私はキツい。ミスの失望感はまだ取り返しがつく。しかし偽装や隠蔽のたぐいのものはなかなかその罪悪感から抜け出せないものだと感じているからだ。

 先日、先輩経営者の方に「企業ヴィジョンと方針(ポリシー)」について話を聞いた。その時はいまいち理解できなかったが、今回のようなニュースを見るにつけ「ポリシー」の重要性を感じている。

 企業ヴィジョンや経営理念、求める結果・ゴールである。しかし求める結果を得られれば全て許されるのかというとそうではない。成し遂げたい目標が崇高であればあるほど行動も重要となる。

 人を育てるにふさわしい企業であるための行動。そこで必要なのが「ポリシー」である。今回の百貨店や高級ホテル(今回は中小企業経営者が信奉するリッツも含まれている)も立派なミッションやクレド、そして方針があるだろう。結果がよければ偽造をしてもよいという方針などないはず。しかし企業として結果を求めるあまりに起こりうることなのだと痛感した。

 我が社に置き換えてみる。結果を求めるあまりに守らなくてはいけないポリシーがしっかりと機能をしているだろうか。時には損得を超えてもすべきではないこと。それを明確にすることが必要だろうと感じた。立派な企業ヴィジョンや経営理念があっても日頃の業務の中で常に問わなくてはならぬことがあるということだろう。

 ポリシーを強めればおのずのその行為の範囲は狭められる。また自分自身が苦しくなる時もあるだろう。損をすることもある。しかしポリシーがなければ「なんでもあり」状態になってしまう。大人の世界ではこれを「品がない」という。儲かればそれでよい。法律を犯さなければ何をしても構わないという発想は「品が感じられない」と思う。武士は食わねど高楊枝。という言葉がある。しかし何事も程々に。企業ヴィジョンと経営理念。現場にはポリシーの浸透。すべきことは山積みである

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