CEO’s mail:17.05
新緑が美しい季節になってきました。梅雨入りの足音も聞こえてきそうですが、体を動かすには気持ちよい日が続いています。今年の夏も暑いようですね、熱中症にはお気をつけくださいませ。
Robin の蜘手です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私はここ数ヶ月、採用活動の一環で学生と面接する機会が多くあり「仕事とは何か?」ということ に向き合う時間が増えています。また毎年のことですが弊社社員も4月に新卒学生やキャリア社員を受け入れたことで、自分自身が持つ「仕事観」について振り返る時期になっているようです。
先日、学生に「仕事の楽しみってどんなことですか?」と聞かれました。
「好きこそモノの上手なれ」という言葉があります。好きなことについては熱心に努力するので上 達が早いという意味ですが、好きでもなかなか上達しないこともあるし、好きじゃないことでも簡単 に上手くいくこともありますね。うまくいかなくて、好きだったことが嫌いになることもありますね。
「好きなことが仕事になればいいな」と子供の頃は思っていました。何か好きなことを見つけろと大人に言われ育った方も多いと思います。世の中には趣味が高じて仕事につながっている人も多くおられます。好きなことが仕事になり、生活を支えるというのは素晴らしい人生だと思いますが、なかなかそうはいかないのもまた人生です。
私はここ数年、ゴルフを一生懸命やっています。もともと負けず嫌いで体育会系ですから、競技ゴ ルフにはまりました。草大会やクラブコンペ、大きなアマチュア大会などにも参加をしましたが、やはりプロ崩れや学生ゴルフ出身者との差がありすぎて、今は自らのレベルをあげようとしています。
何しろ練習時間が圧倒的にありませんので仕方がないのですが、下手なアマチュアだからこそ一生懸命できるのだと思います。これが職業だとしたら、身も心も持たないでしょうね、笑。
カメラも好きですが、プロカメラマンにはなろうとは思いませんし、スキューバダイビングが好きでも島に住み着いてインストラクターをするようなことは想像できません。
やはり趣味は趣味として責任がない立場で、ほどほどにしておくのが楽しいし、だからこそ時には 真剣に研鑽できるのでしょう。責任がないと趣味を持つというのは大人の所作でもあります。
仕事には必ず相手が存在します。お客様やクライアントという相手が必ず存在し、そこに価値が創 造され、経済的取引が生まれます。いくら自分が良いと思った成果物であっても、そこに相手の理解と共感があったとしても経済的価値がなければ、これもまた仕事としては成り立ちません。
最近、人に言われて気づいたことなのですが、私はなぜそうなっているのか?これからどうなっていくのか?と考えることが好きなようです。気づけば世界ニュースや世界地図ばかり見ていますから、世界についてのことも好きなのだと思います。
また「人に教えること」や「指導すること」も好きなようです。この好きなことを生かしているの が、私の場合、社員教育や社内研修にあたります。
好きなことや得意なことが仕事になるのは素晴らしいことですが、実際に仕事になって成果が出るとは限らないし、いざやってみたら好きなことが嫌いになってしまうこともあります。それなら早くから責任を与えてもらう職場を選び、周りの重圧や期待の中で成果を出し、自分がまだ気づいていない好きなことや得意なことを見つけるのもまた仕事の楽しみだし、醍醐味だと思います。
好きだからこそ上達するからといって、上達したからといって飯が食えるかどうかは全く別の話。 ある意味、責任を持った以上、どこかで割り切りながら仕事に向き合っていくことで、自分の知らなかった楽しみや好きなこと、得意なことに気づくのがまた仕事の楽しみの1つだと思います。
株式会社ロビン 代表取締役 蜘手健介
最高経営責任者 蜘手 健介
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