CEO’s mail:13.10
飛騨高山の朝は10度を下回る様になってきました。肌寒い朝。子供達は白い息を吐き元気に学校へ行っています。衣食住足りて礼節を知る、という言葉があります。満たされた生活をしているわけではありませんが、季節を感じることの幸福感、またそのような場面を提供できる住宅事業に携わっていることに幸せを感じています。責任は重いですが、価値の高い仕事だと感じ精進してゆきたい、そう思う日々です。Robin の蜘手です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
先日、運転中にFMラジオを聞いていたら「自分で法律を作れるとしたらどのような法律を作るか?」という話題があがっていました。若者向けらしく恋人や学校がテーマのものも多かったのですが。その中で印象に残ったものがありました。それは「会社を休んだら1万円が貰えるという法律」というものでした。「仕事はしなくちゃならないと思っている。でも休みたい時もあるしやる気がでない時もある。そんな時に使える法律」だそうです。経営者としての立場もあって若者にとって仕事とはその程度のものなのかと残念に思う気持ちもありましたが、いかにも若者らしい自由な発想であ
るとも感じました。
「物事を決めなくてはいけない時、情報量が少なすぎる場合と多すぎる場合は同じ結果となる」というのが私の持論です。例えば食事に行ったとします。店主に聞いたおススメの2品。どちらがいいかという場合、選ぶというには選択肢が少すぎます。これはもう直感で決めるしかありません。ではおススメ100品だという場合。これでは何が何だかわかりません。これも選びようがないですから考えるのをあきらめてしまいます。やはり直感的に決めるしかありません。
このように情報が少なすぎる選びようなない場合と多すぎて考慮することをあきらめてしまう場合。
「選ぶ要素がないとこと選びきれないこと」は違う結論が導きだされるかもしれないですが、本質は同じではないかと思えるのです。人生でいうと幼少期では親の言うことが全て。それに従っていれば褒められることはあれど叱られることはありません。行動も全て直感。どんどん決めてゆきどんどん進んでいきます。無邪気とはこの様をいうのでしょう。迷いがありません。決めることができない場合は「決めてもらう」ことで安心します。しかし歳を重ねるにつれ、さまざまな経験を積み立場が変われば情報量は増えていきます。
痛みがないよう、間違えない様、失敗を犯さないように「選ぶよう」になります。それには直感を入れることもありますが、自分で扱える量の情報や口コミを聞いて本質を見ようとします。そもそも何をしようとしていたのか?何をすることが一番良いのか?と私も今は直感より選ぶ生き方をしている様が気がします。より失敗しないよう、より間違えないようにさまざまな情報を取り入れ選択をしてゆこうとしています。しかし時に、直感で全てを決めたい衝動に駆られます。情報も入れず全て直感で決めたい、と。損得や優劣ではなく自分が思ったように決めてゆけたら、、、。きっとそれは例え間違っていたとしても気持ちよく受け入れられる気がします。しかし経営者である以上、自分だけではない人生ですからそれも難しいですね。
先日ゴルフ場のクラブコンペに出場した際声の大きな元気な年配の方とご一緒しました。本気で悔しがり本気で喜ぶ気持ちよいプレーでした。「蜘手くんはいくつかね?」「42歳です」「じゃあ私
と40違うことになるね」「は??今、82歳ですか?」「昨日、誕生日でね。」驚愕でした。あんなに元気で気の立っている82歳は見たことがありません。「今でも仕事は現役だからね。それと今まで、直感で生きてきたから苦労はなかったね」という顔が印象的でした。42歳は小僧に見えるようです、、、
最高経営責任者 蜘手 健介
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