(40)一年の計は元旦にあり(2025.1.6)
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
年始年末休暇はいかがお過ごしだっただろうか。
私は地元でスキーへ行った。時間を選べるのであれば、スキーを楽しむのは午前中に限る。
朝の時間帯は気温も低いため雪も締まっていて圧雪の状態も良い。新雪ならパウダーも楽しめる。経験上、スキー場は午後からになると天候が変わりやすい。また気温が上がると、雪が溶けシャーベット状になることもある。そのままアイスバーンになることもあり疲労感も高く怪我のリスクも増える。繰り返しになるが、スキーは午前の方がいい。
今回もいずれも朝からゲレンデへ向かった。視界も拡がっていて気持ちがよかった。10本ほど滑りロッジでランチをして帰宅した。
今シーズンはスキーを久々に新調した。できるだけ時間を作り楽しみたいと思う。
正月といえば「一年の計は元旦にあり」だ。皆さんは何か目標や計画は立てられただろうか。
この言葉は中国の伝統的な年中行事やしきたりが解説されている中国の古典「月令広義(げつれいこうぎ)」の中で「一日の計は晨(しん)にあり一年の計は春にあり」が由来になっている
晨(しん)は朝、春は正月を意味していて、全体としては一日の初めである朝や一年の初めである正月こそに計画を立てるべきであるという戒めだ。なお一日は「いちじつ」と読むのが正解。
実はこの言葉は続きがあり
「一日の計は晨にあり、一年の計は春にあり、一生の計は勤にあり、一家の計は身にあり」
であることはあまり知られていない。初めに計画を立てることで日々の充実度が決まり、勤勉に働くことで一生が決まり、健康を維持することで一家の行く末が決まるという意味だそうだ。
「一日の計、一年の計、一生の計、一家の計」を「四計」というらしい。
身の回りにある言葉の多くは古典中国から由来しているものが多い。孔子や老子など高明な哲学者や公明、孫子など偉大な戦略家もたくさんいる。今の中国との比較は難しいが歴史がある大国であることを改めて感じた次第。
閑話休題。
「物事は最初が肝心」ということで私も今年のテーマを考えみてみた。するとどちらかといえば残りの人生のテーマが頭に浮かんだ。
私のテーマは「明日は今日と同じである保証はどこにもない」である。
やれるうちにやりたいことをやっておく、やり残しを少なくする、会える人には会っておく、届けたい言葉あれば今のうちに届けておく。明日は今日と同じではないし、そもそも明日が来る保証はない。昨年の能登地震のような天変地異も他人事ではない。
これは昨年秋から私の父親の体調が悪い日が続いていて一時は死も覚悟した影響を受けているかもしれない。
また私は2012年に取り出した胆嚢から悪性腫瘍が見つかった。その時、神様に「あと10年は待ってほしい」と祈ってから再発せず12年が経った。神様が私の申し出を受けてくれたのなら10年の猶予からもう2年が過ぎた。親父の体調の悪化を感じるゆえに「明日は今日と同じじゃない」という思いは強くなっている。
だからといって刹那的に生きるということではない。そりゃ人間だから目の前の瞬間や短期的な快楽、感情に流されて過ごすこともあるかもしれないが「武士は食わねど高楊枝」の精神は持ち合わせていたいと思っている。
昨年は毎年行っていた宮古島でのダイビングもお休みした。一昨年に中耳炎と副鼻腔炎を患ってからどうも耳が本調子ではなく体調によって耳抜きができなかったり、痛みを感じることがあったことが理由だ。今年はまた宮古島でダイビングもしたい。ゴルフの回数も毎年少しづつ減っている。ラウンドもできるだけ歩いてプレーをしたい。
今年で54歳。健康で一番というと年寄り風情に感じるが、そういう年齢になったことは否定しない。
皆様にも仕事はもちろんだが、健やかなる一年であることを祈る次第である。
最高経営責任者 蜘手 健介
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