岐阜県で屋根の修理はどこに依頼したらいい?費用など解説
「岐阜県の屋根の修理はどこに依頼すべき?」
「岐阜県で依頼する屋根の修理にはどれくらいの費用がかかる?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
- 屋根の修理が必要なタイミングや費用
- 屋根の修理先を選ぶ際の注意点
- 岐阜県における屋根修理の成功事例
の順番に解説していきます。
岐阜県で屋根修理の依頼先に悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
屋根の修理が必要なタイミング
屋根が劣化している、雨漏りしているなど、何かしらのトラブルが起きた際に屋根の修理が必要になります。
しかし、メンテナンスが必要な時期をあらかじめ把握しておくことで、屋根を修理すべきタイミングを予想しやすくなります。
メンテナンスの目安時期を理解して、屋根の状態をキープできるようにメンテナンスを実施していきましょう。
屋根材ごとの修理のタイミング
屋根材ごとに修理が必要なタイミングは変わってきます。
以下で、屋根材ごとにメンテナンスが必要な時期を確認していきましょう。
屋根材 | メンテナンスが必要な時期 |
---|---|
陶器瓦 | 約10~15年 |
粘土瓦 | 約20年 |
セメント瓦 | 約10~15年 |
スレート屋根 | 約5〜10年 |
金属屋根 | 約20年 |
アスファルトシングル | 約10年 |
陶器瓦
陶器瓦(とうきがわら)とは、粘土瓦の一種です(釉薬瓦と呼ばれることもあります)。
瓦の表面に釉薬(ゆうやく/うわぐすり)を塗り、1,000〜1,250度の窯で焼き上げて製造します。
陶器瓦の耐用年数は「50年以上」と非常に長いです。
メンテナンスの目安は「約10〜15年」程度のスパンで、瓦に問題がないかを目視でチェックすると良いでしょう。
粘土瓦
粘土瓦(ねんどがわら)とは、粘土を瓦の形に成型し、高温で焼き上げて製造される瓦のことです。
上記で紹介した「陶器瓦」も粘土瓦の一種で、他にも「いぶし瓦」や「素焼瓦」などの種類があります。
粘土瓦の種類によってもメンテナンスの時期は変わってきますが、「約20年」程度が目安と言われています。
セメント瓦
セメント瓦とは主原料として、セメントと砂を用いた瓦のことです。
陶器瓦よりもリーズナブルなセメント瓦は、住宅不足が顕著だった高度経済成長期(1970年〜1980年)に流行しました。
現在はほとんど製造・販売されておらず、修理が必要な場合は葺き替え工事が実施されることが多いです。
セメント瓦のメンテナンス時期は「約10〜15年」と言われています。
スレート屋根
スレート屋根とは、スレート屋根を主原料とした屋根材のことです。
厚さ5mm程度の薄いフラットな板で、多くの住宅で用いられています。
スレート屋根のほかに、「コロニアル」や「カラーベスト」、「平板ストレート」、「化粧」、「ストレート瓦」、「新生瓦」などと呼ばれることもあります。
スレート屋根の耐用年数は「約20〜30年」ですが、塗り替え時期は「約5〜10年」が目安です。
金属屋根
金属屋根とは、金属板から作られた屋根材のことです。
トタンやガルバリウム鋼板、アルミ、ステンレス、チタン、銅板などの金属が用いられますが、現在はガルバリウム鋼板が主流です。
金属屋根のメンテナンス時期は「約20年」と言われています。
ただ、金属の種類によってもメンテナンス時期が左右されるので注意してください。
アスファルトシングル
アスファルトシングルとは、アスファルトによってガラス繊維を加工して作られる屋根材のことです。
カナダや米国などで普及している屋根材で、100年以上前に北米で開発されました。
アスファルトシングルの耐用年数は「約20〜30年」で、メンテナンス時期の目安は「約10年」と言われています。
塗料の種類別の修理のタイミング
メンテナンスが必要なタイミングは、塗料の種類によっても変わってきます。
以下で、塗料の種類ごとに修理が必要になるタイミングを確認していきましょう。
塗料の種類 | メンテナンスが必要な時期 |
---|---|
アクリル系 | 約5~7年 |
ウレタン系 | 約6~10年 |
シリコン系 | 約10~13年 |
フッ素 | 約15~20年 |
ラジカル系 | 約15~18年 |
アクリル系
アクリル系とは、アクリル樹脂から作られる塗料のことです。
1950年に開発され、発色の良い塗料として注目されました。
アクリル系のメンテナンスが必要な時期は「約5〜7年」です。
ウレタン系
ウレタン系とは、ウレタン系の合成樹脂から作られる塗料のことです。
ウレタン系のメンテナンスが必要な時期は「約6〜10年」と言われています。
シリコン系
シリコン系とは、シリコン系の合成樹脂から作られる塗料のことです。
シリコン系の場合、「約10〜13年」でメンテナンスが必要になると言われています。
フッ素
フッ素とは、蛍石を原料とした塗料のことです。
メンテナンスが必要な時期は「約15〜20年」とされています。
ラジカル系
ラジカル系とは、ラジカル制御型の酸化チタンから作られる塗料です。
高い耐久性を持っており、メンテナンス時期は「約15〜18年」が目安と言われています。
屋根の修理にかかる費用
屋根の修理にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
以下の表で、修理の種類ごとに費用の目安をまとめました。
修理の種類 | 費用目安 |
---|---|
塗装 | 15〜80万円 ※全面塗り替えの場合は80万円以上になるケースもある |
葺き替え | 70〜260万円 |
カバー工法 | 60〜250万円 |
瓦部分補修 | 45〜215万円 |
漆喰補修 | 2,200〜7,000円/m |
※足場代・人件費が別途かかる可能性あり
塗装の場合
塗装は、屋根の主流なメンテナンス方法です。
塗料が劣化していると屋根自体も劣化してしまいます。
メンテナンスでは、高圧洗浄した後に、3回の塗装(下塗り・中塗り・上塗り)を行います。
塗装にかかる費用は「約15〜80万円」ですが、フッ素塗料や断熱塗料を使用すると費用が高額になりやすいです。
※足場代・人件費が別途かかる可能性あり
※全面塗り替えの場合は80万円以上になるケースもある
葺き替えの場合
葺き替え(ふきかえ)とは、既存の屋根を撤去して新しい屋根材で葺き替える工法のことです。
内部の木材が腐食している場合など、屋根が著しく劣化している場合に葺き替えの工事が行われます。
葺き替えにかかる費用は「約70〜260万円」が目安です。
カバー工法の場合
カバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を張る工法のことです。
「重ね張り」と呼ばれることもあります。
カバー工法の施工費用は「約60〜250万円」が目安です。
既存の屋根材を取り除いたり、解体したりする必要がないため、工事費用は比較的安く抑えることができます。
雨漏りの修復等にカバー工法が用いられるほか、屋根の厚みが増すため雨音を軽減することも可能です。
瓦部分補修の場合
瓦部分で必要な修理は、瓦の状態によって変わってきます。
瓦がズレている場合、瓦の並べ直し修理のみで対応できますが、ひび割れが起きている場合はコーキングで塞ぐ修理を行う必要があります。
ひび割れの状態がひどい場合は、瓦の差し替え・交換が必要です。
屋根の面積や瓦の枚数によって費用は異なりますが、瓦部分補修の費用目安は「約45〜215万円」でしょう。
漆喰補修の場合
漆喰が劣化してしまうと、瓦の落下や雨漏りにもつながるため、そのまま放置してしまうと危険です。
漆喰は瓦よりも耐用年数が短いため、定期的なメンテナンスが必要であることを覚えておきましょう。
漆喰補修の費用目安は「2,200〜7,000円/m」程度です。
補修範囲が狭いほど割高になる傾向にあります。
ここまで屋根の修理にかかる費用を紹介しましたが、業者によっても費用が異なるので、実際の費用が気になる人は、実際に見積もりを作成してもらいましょう。
屋根の修理を業者に依頼する時の注意点
それでは、屋根の修理を依頼する際はどのようなポイントに注意すればいいのでしょうか?
以下で、業者を選ぶ際の注意点を詳しく紹介します。
実績や口コミを確認する
依頼する業者を決める前に、実績や口コミに目を通すようにしましょう。
修理業者にはさまざまなものがあり、費用やサポート内容、対応スピード、強みなどは、業者によって大きく異なります。
最適な業者を選定するためにも、実績や口コミで評判を確認することが大切です。
公式サイトに掲載されている施工事例や実績のほか、口コミサイトやSNSなど、あらゆる媒体を確認し、信頼できる情報を見極めましょう。
中には誇張されているデータや、引用元が明確でない情報もあるので注意してください。
担当者の対応を確認する
担当者の対応やコミュニケーションの取りやすさは、業者選びにおいて重要なポイントのひとつです。
修理期間中はもちろん、修理後に何かしらのトラブルが発生した場合も問い合わせすることがあるため、長い間コミュニケーションを取る必要が生じます。
担当者の対応が悪かったり、コミュニケーションに時間がかかったりすると、ストレスを感じてしまうため注意が必要です。
他にも、最適な提案をしてくれるか、原因を特定してくれるかという点も、業者選びにおいて重要と言えるでしょう。
相見積もりを出してもらう
相見積もりとは、業者を選ぶ際などに1社ではなく複数の業者に問い合わせて、見積書の作成を依頼することです。
相見積もりを取っておくことで、コストやサービス内容、スケジュールなどを踏まえながら最適な業者を比較検討することができます。
「費用が1番安いから」という理由だけで業者を選んでしまうと、期待通りのサービスを受けられない可能性があります。
そのため、多角的な視点から最適な業者を見極めることが重要です。
見積書の作成は、公式サイトの問い合わせフォームや電話などから依頼できます。
岐阜県での屋根の修理の成功事例
ここでは、岐阜県における屋根修理の成功事例を紹介します。
屋根塗装(一部板金張替え)|岐阜県
まず紹介する事例は、岐阜県に位置する戸建における屋根塗装の施工事例です。
中古住宅を購入した方から「築年数が経過しており、屋根の塗装が部分的に剥がれている点が気になる」という問い合わせがありました。
実際に屋根を確認したところ、トタンが剥がれている箇所が散見されました。
板金での張替え工事のほか、耐久性が高いスーパームキコートの塗装を実施しました。
結果的に綺麗な屋根に仕上がり、施工主からは「風が強くても安心できる」という声をいただきました。
赤色の屋根から緑色の屋根にカラーチェンジしたことで、見た目も大きく変化させることに成功しました。
修理費用は約55万円程度でした。
参考:屋根補修で風雨の心配解消!カラーチェンジでリフレッシュ|岐阜県
外壁屋根の張替え|岐阜県羽島市
続いて紹介する事例は、岐阜県羽島市に位置する戸建てのリフォームです。
施工主から「住宅の老朽化が目立ってきた」という問い合わせがあり、外壁・屋根・水回りのリフォームを実施しました。
屋根は元々瓦葺きだったため、ガルバリウム鋼板にて張替えることで高耐候・耐久性アップを実現しました。
玄関は元々の開口部を利用しながらも利便性の高い位置に新設し、お風呂はユニットバスにリフォームしました。
洗面化粧台も新しいものに入れ替えています。
リフォームに加えて「バイクを駐車できるスペースが欲しい」という依頼があったため、外構も含めたリフォームを実施しました。
修理費用はトータルで700万円程度でした。
まとめ
今回の記事では、岐阜県で屋根の修理を検討している方に向けて、屋根の修理が必要なタイミングや費用、業者選びの注意点、屋根修理の成功事例を紹介しました。
屋根の修理が必要なタイミングは、屋根材や塗料の種類によって変わってきます。
トラブルが起きた際にすぐ対応することも重要ですが、メンテナンスの目安時期を把握し、定期的に屋根の状態を確認することが大切です。
「岐阜県の気候に理解がある業者を選びたい」という方には、岐阜のリフォーム・リノベーションを手掛ける一級建築士事務所「Robin(ロビン)」をおすすめします。
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