フローリングのワックスはやめたほうがいい?おすすめの手入れ方法など解説
「フローリングワックスはやめた方が良いって本当?」
「ノンワックスフローリングはどのように掃除すればいいの?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
- フローリングのワックスをやめた方がいい理由とワックスをかけたほうがいい理由
- おすすめの簡単お手入れ方法
- ノンワックスフローリングの特徴
の順番に解説していきます。
フローリングワックスをかけようと思っている人には役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
フローリングのワックスをやめた方がいい6つの理由
フローリングワックスについて情報を集めていると、「フローリングワックスはやめた方がいい」という意見を目にすることがあります。
それでは、どうしてフローリングワックスはやめた方がいいと言われるのでしょうか?
全体を塗るのに時間がかかる
フローリングワックスはやめた方がいいと言われる理由として、「全体を塗るのに時間がかかる」ことが挙げられるでしょう。
ワックスを床全体に塗った後、20分〜30分ほど乾燥させる必要があります。
家電などを逐一動かす必要がありますし、家の広さや状態によっては丸一日かかることもあるようです。
さらに、ワックスを乾かしている間は動ける場所が制限されてしまうため、不便に感じる人も少なくありません。
きれいに塗れない・塗り漏れが出てしまう
「きれいに塗れない」もしくは「塗り漏れが出てしまう」という点も、フローリングワックスはやめた方がいいと言われる理由の一つです。
ワックスを塗るのに慣れていない人がワックスをかけると、ムラが出てしまうことがあります。
さらに、専用の道具ではなく、雑巾や不要になったタオルを使用すると、より状態が悪化する可能性が高まります。
業者に依頼してワックスを塗ってもらう人も多いですが、その場合はコストがかかるだけでなく、作業中は移動が制限されてしまいます。
床がボロボロになる可能性がある
フローリングワックスを避ける人がいるのは、「床がボロボロになる可能性がある」という理由も考えられます。
ワックスの成分と合わない床用洗剤を使用したり、密着不良が発生したりすると、消しゴムのカスのようにボロボロと剥がれてしまうのです。
そうなると、掃除がより大変になるだけでなく、次にワックスを塗る際にも影響が出てしまいます。
ワックス剥がしが面倒
「ワックス剥がしに手間がかかる」ということも、フローリングワックスはやめた方がいいと言われる理由として考えられるでしょう。
ワックスを塗ることで光沢感が生まれ、見た目が綺麗になりますが、ワックスを重ねて塗っていくと古い層のワックスが黒ずむことがあります。
黒ずみが発生した場合、ワックスを剥がして対処しなくてはいけません。
しかし、ワックスを剥がすには、ワックス剥離剤などを使用してこすり落とす必要があります。
この作業には、時間と労力がかかるため、フローリングワックスをやめたという人も多く見受けられます。
健康面に影響が出る
フローリングワックスで懸念されることは、「健康面に影響が出る可能性がある」ということです。
ワックスにはさまざまな成分が含まれており、成分によってはアレルギー反応を引き起こしてしまうことがあります。
ただ、ワックスを塗ることで、花粉やダニなどが付着しないように保護できる効果もあるため、ご自身のアレルギータイプを踏まえた上でワックスを塗るべきかを判断することが重要です。
効果を実感できない
フローリングワックスはやめた方がいいと言われる理由として、「効果を実感できない」ということも考えられます。
せっかく手間や時間をかけてワックスを塗ったのにも関わらず、予想よりも光沢感が出せなかったり、効果が持続しなかったりするケースがあるためです。
効果が実感できない場合、床に合わないワックス剤を使用している、ワックスのかけ方が間違っているなどの原因が考えられます。
フローリングにワックスをかけたほうがいい4つの理由
フローリングワックスはやめた方がいいと言われる理由について紹介してきましたが、一方でワックスはかけるべきという意見も見受けられます。
ここでは、フローリングにワックスをかけたほうがいい理由を確認していきましょう。
傷をつけないように保護できる
フローリングワックスをかけた方がいい理由として、「床に傷がつかないように保護できる」ということが考えられるでしょう。
フローリングは家具を動かしたり、固いもので引っかいたりすることで、傷ついてしまうことがあります。
しかし、ワックスをかけることで表面が保護されるため、フローリングに傷がつくのを防ぐことが可能です。
さらに、ワックスはフローリングが水を吸収することも防ぐため、フローリングを長持ちさせる効果も期待できます。
変色するのを防ぐ
「フローリングが変色するのを防ぐ」ということも、ワックスをかけた方がいい理由の一つです。
フローリングは、太陽光や照明の光によって、変色することがあります。
例えば、フローリングが日焼けしてしまうと、白っぽくなってしまいます。
しかし、フローリングワックスを塗ることで、こういった日焼けを防ぐことができるため、見た目を綺麗に保つことができるのです。
木材が膨張しないようにする
フローリングワックスをかけることで、「木材が膨張するのを防ぐことができる」可能性があります。
フローリングには木材が使用されていることが多く、水がかかってしまったり湿気を吸ってしまったりすると膨張してしまうのです。
一度フローリングが膨張すると、反って浮いてしまうだけでなく、床がデコボコしたり、亀裂が入ったりするため、見た目も悪くなってしまいます。
フローリングワックスを使用すれば、水分や湿気から保護できるため、木材が膨張するのを防げるのです。
お手入れしやすいようにする
「お手入れしやすくなる」ということも、フローリングワックスをかけた方がいいと言われる理由の一つです。
ワックスをかけると床に光沢感が出て、見た目を綺麗に保つことができます。
加えて、ホコリなどが付着するのを防ぐことができるため、普段のお手入れもしやすいのです。
ワックスをかける場合は、基本的に1年に2回程度かけると良いと言われています。
仕事や育児などで忙しく、毎日お手入れする時間がないという人は、フローリングワックスをかけた方が良いかもしれません。
【ワックス不要?】おすすめの簡単お手入れ方法
フローリングワックスをかけない場合、どのように床をお手入れすれば良いのでしょうか?
ここでは、おすすめの簡単お手入れ方法を紹介します。
毎日のお手入れ
基本的な方法ですが、毎日お手入れを続けることで綺麗な状態を保つことができます。
フローリングは、ホコリなどの汚れが蓄積することで、床が黒ずんだり、アレルギー症状が出やすくなったりします。
毎日のお手入れには、掃除機やモップ、乾燥シートなどのアイテムを使用すると良いでしょう。
お掃除ロボットで手間を省いている人も多いです。
床が砂利などで傷つかないように、最初に掃除機をかけることをおすすめします。
週に1回のお入れ
週1回程度で水拭きのお手入れをすると良いでしょう。
水拭きをすることで、掃除機などでは落ちない汚れを綺麗にできます。
ただ、床材によっては水に弱いものもあるため、雑巾に水を吸収させすぎないことが大切です。
さらに、時間をかけずにサッと拭いていきましょう。
しっかりと乾かすために窓を開けて換気することも忘れないでください。
オイル塗装の場合、水分を吸収すると毛羽立ちや白濁を引き起こす可能性があるので注意してください。
月に1回のお手入れ
月に1回程度は床用クリーナーを使用して、フローリングのお手入れをすることをおすすめします。
床用クリーナーとは、油汚れや皮脂汚れなどのしつこい汚れを落とすためのアイテムです。
床用クリーナーを使用することで、水拭きでは落ちない汚れを落とすことができます。
ただし、フローリングの素材によっては状態が悪化してしまうことがあるので注意が必要です。
【ワックスを塗らない?】ノンワックスフローリングの特徴
ノンワックスフローリングとは、床の上に“保護フィルムを付けたフローリングのことです。
木目調などにプリントされており、自然な見た目であるため、近年注目を集めています。
以下で、ノンワックスフローリングのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
ワックスをかける手間が省ける
ワックスをかける手間が省ける点は、ノンワックスフローリングの最大のメリットと言っても良いでしょう。
保護フィルムでカバーされているため、汚れが付着しにくくなり、ワックスと同じ効果を得られるためです。
さらに、飲み物をこぼしてしまった際でも、水分を吸収せず、サッと雑巾で拭き取るだけで対応できます。
ワックスをかけるとなると、家具を動かすなどの労力が必要になりますし、丸1日時間がかかることもあるため、ノンワックスフローリングは手間を省きたい人におすすめです。
他の床材に比べて安価で手に入る
ノンワックスフローリングを取り入れるメリットとして、他の床材に比べて安価で手に入ることが考えられます。
また、初期費用だけでなく、年に2回のワックスをかけるコストを考えると、長期にわたるメンテナンスコストの削減にもつながります。
床のお手入れにかかるコストを抑えたい人や、低コストのフローリングを選びたい人におすすめです。
デメリット
衝撃や摩擦などの刺激に弱い
ノンワックスフローリングのデメリットとして、衝撃や摩擦などの刺激に弱いことが考えられるでしょう。
衝撃や摩擦によって保護フィルムがすり減ってしまい、場合によっては水ぶくれが起こることもあります。
特に小さいお子様がいるご家庭は、お子様が床におもちゃを擦り付けたり、物を落としたりして保護フィルムの効果が薄れてしまうことがあるので注意してください。
ワックスがけに比べると光沢感が弱い
ワックスよりも光沢感が出にくい点も、ノンワックスフローリングを導入する際に懸念されるポイントです。
ワックスの場合、ワックスをかけた後はすぐに光沢感が出て、見た目が綺麗になります。
しかし、ノンワックスフローリングは保護フィルムで表面をカバーしているだけなので、光沢感が出るわけではありません。
このため、ワックス特有の光沢感を出したい人は、ノンワックスフローリングは向いていないでしょう。
まとめ
今回の記事では、フローリングワックスをやめた方がいい理由とワックスをかけたほうがいい理由、おすすめの簡単お手入れ方法、ノンワックスフローリングの特徴について解説しました。
フローリングワックスは手間がかかるだけでなく、健康面に影響が出る可能性があります。
しかし、一方で傷や変色、木材の膨張などを防ぐことができます。
ワックスをかけない場合は、毎日の掃除から月に1度の掃除まで、床材に合わせた方法で定期的にお手入れすることが大切です。
こういった手間を省きたい人は、ノンワックスフローリングを検討すると良いでしょう。
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