キッチン廻りのリフォーム　IHクッキングヒーター費用と相場オススメ３選

加熱機器を選ぶ際、「ガスコンロにしようかな？やっぱりIHかな？」などと迷われる方も多くいらっしゃるかと思います。「今までガスを使ってきたけど、IHって火力が心配」「今後のことも考えてオール電化にしたい」「小さな子供がいるから安全面を踏まえ火は使いたくない」といったご相談もよくいただきます。 そこで今回はガスコンロとの違いを比較しながらIHクッキングヒーターの説明をしていきたいと思います。

ロビンリフォームが岐阜県全域（高山市・飛騨市・下呂市・白川村含む）に発行しているチラシの解説シリーズ。

今回はIHクッキングヒーターの費用や選び方をご紹介しています。チラシ価格は期間限定品や代数限定のものがあります。あくまで費用・相場の目安としてご参考ください。

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株式会社ロビンは岐阜県内に５店舗（高山市・岐阜市・各務原市・大垣市・羽島郡笠松町）を持つ８年連続岐阜県でリフォーム会社ランキングNo.1（リフォーム産業新聞社調べ）の住宅会社です。

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IHとは「Induction Heating」の略で、日本語に直すと「電磁誘導加熱」という意味です。磁力発生コイル（誘電加熱コイル）に電流が流れると磁力線が発生し、この磁力線が金属の鍋を通る時、うず電流に変わり鍋の電気抵抗によって、発熱します。 鍋やフライパンそのものを発熱させるので、200Vのハイパワーと高い熱効率により高火力を実現しています。お餅を網で焼く、スルメをあぶるなどの直火使用はできませんが、火力が心配な方も安心してお使いいただけます。

「電気代が結構かかるんじゃ・・・」と言ったお声も耳にしますが、IHクッキングヒーターの1か月の電気代は約1,020円！(※標準的な4名家族世帯にて、朝・昼・夕食時に標準的なメニューでIHクッキングヒーターを使用した場合の1ヶ月の電気代)　さらにIHならではのきめ細やかな火力制御によって、電気を賢く使うことができます。

IHはガスコンロと違い、ごとくなどがないためフラットなトッププレートで、吹きこぼれや汚れなどもサッとふくことができ、お掃除も簡単です。また直火を使わないため火災の心配も無いですし、上昇気流も少ないので、油の飛び散りがおさえられキッチンまわりをきれいに保ちます。

もちろん、安全性も考慮されており、自動で電源が消えたり、焦げ付きをお知らせしてくれる機能、地震感知機能などが付いている機種もございます。

デメリットは、使える調理器具が限られてしまう点です。多くのIHは素材は鉄、ステンレス、形状は底面が平面で一定のサイズ以上のものなどの制限があります。ただし、「オールメタル対応」機器であれば、銅やアルミなどの調理器具も使用することができます(W数の制限あり)。

土鍋は「IH対応」と記載されているものが売っていますが、どのメーカーも使用は推奨されていないようなのでご注意ください。

  

 

チラシ掲載商品を解説します

お値打ちなタイプのIH　Panasonic　 G32シリーズ KZ-G32AST　6.28万円！

 

お値打ちなタイプのIHクッキングヒーターです。

2口はIH、1口は「ラジエントヒーター」といってニクロム線を渦巻き状にして埋め込み、トップコートをかぶせたものです。ニクロム線が通電すると発熱し、鍋やフライパンを温めてくれます。IHと違い、どんな素材の調理器具でも使用することができます。網を置いてお餅やパンなども焼けますよ！ただし、電気代がかかる、熱くなるまで時間がかかる、使用後も熱が残りやけどの危険性がある、などのデメリットもありますので、用途を考えて上手に使っていきたいですね。

お値打ちながらも「光・揚げ物温度調節機能(10℃刻みで温度設定が可能。高火力で設定温度まで一気に加熱し、食材投入時に温度が下がっても、素早く検知して温度復帰。一定温度を保つので続けて揚げてもカラッと仕上がります。)」や「こげつきお知らせ機能(加熱モード火力5以下で約10分以上加熱のときに作動し加熱ストップ)」などもついています。

もちろんグリルでお魚などもしっかり焼けますよ！無水両面焼きなのでひっくり返す手間もありません。 「とにかくお値打ちに交換したい」「初めてIHを使います！」といった方にオススメの商品です。

お料理の幅がグンと広がるIH　Panasonic　YSシリーズ KZ-YS36S　17.2万円

3口ともIHの仕様になっているタイプです。

特徴はなんと言っても「ラクッキングリル」！上下からの遠赤効果で、パリッとジューシーにおいしく仕上がります！IHのグリルは心配だな、という方もご安心いただける機能です。メニューに合わせて、火力や時間を自動で調節する自動調理で定番メニューも簡単にできますので、お料理の幅がグンと広がりますね！庫内はフラットなので、お手入れも簡単！

また、1つ上のグレードをお選びいただくと「光るリング」という機能が付いています。IHを使用された方から「ガスコンロの火加減と違い、火力が目で見て分かりづらい」といったお声を時々耳にします。そんな問題を解決してくれるのがこの「光るリング」です。

火力に応じて明るさが10段階に変化するのでパッとみてわかりやすいですよね。

「機能が充実したIHがほしい！」「グリルもよく使って料理します！」といった方にオススメの商品です。

IHクッキングヒーターリフォームの流れを解説します

工事の流れ

通常、IHの交換工事費用は既設撤去、処分、新規取付で1.5万円～です。

工事自体は1時間程で終わります。 基本的にIHは専用のコンセントに電源が挿してあるだけですので、それを外し、本体に付いているカバーや部品、固定用のビスを外せば撤去完了です。

IHとキッチン天板の隙間だった部分に汚れがあれば拭きとります。新しいIHを設置し、ビスで固定、カバーや部品などを取付け、電源をコンセントに挿せば工事完了です。試運転をおこない、正常に作動しているか確認ができたらお引渡しとなります。操作方法もその際にご説明しますので、初めてIHを使用される方もご安心ください！

工事のポイント

①コンセントの確認

前述の通り、基本的にIHはコンセントに電源がささっているだけですが、まれにブレーカーからもってきた電線に直接繋いである場合があります。この場合、別途電気工事(コンセント設置)が必要となります。

②フィラーが必要かどうか

ガスコンロと同じく、新しいIHを設置したときに前面に隙間ができてしまう場合があります。その隙間を塞ぐためにフィラーを取り付けます。高さは数種類ございますので、既存IHとの差を計算し、適応する高さのフィラーを選択します。

≪その他≫ ・ガスコンロからIHクッキングヒーターへの交換

安全面を考えてガスコンロからIHクッキングヒーターへ交換したいと言ったお声をよく耳にします。ガスからIHへの交換は半日程で終わります。まずはガスの閉栓作業です。ガス管を切り離しプラグで閉じます。その後既設のガスコンロを撤去します。

次に電気配線工事です（この工事での最重要なポイント！！)。IHは200Vの専用回路・コンセントが必要となりますので、分電盤からの配線工事が必須です。分電盤に空きがあれば増設をし、空きが無ければ分電盤の横に新規でBOXを取付け増設をします。床下や天井に点検口などがある場合は隠蔽配線が可能ですが、場合によっては難しかったり、点検口が無い場合は露出配線になります(線はモールで隠します)。コンセントの取付けをして電気工事は完了です。※電気容量が増えますので、契約電力の確認をしてくださいね 。　
最後にIH本体を取り付けコンセントを差し、試運転、操作説明をしたらお引渡しです。

上記はビルトインガスコンロからビルトインIHへの交換の場合です。既存据置タイプのガスコンロからビルトインIHに交換する場合は別途専用の据置用枠が必要です。機種によっては新規で据置用IHを設置する場合より枠+ビルトインIHの方がお値打ちになる場合があります。

スタッフおすすめのIHクッキングヒーターランキング！

IH初心者の方でも安心の　三菱　らく楽IH　CS-G20AKS 

「IHって難しそう」「機能はたくさんいらない」「簡単に操作できるものがいい」といった方にオススメの商品です。操作ボタンが少なく、ボタン表示も文字も大きく使いやすさUP！

 音声ナビが付いており、揚げ物中、高温、調理終了時などは音声でお知らせしてくれます。

 また、操作手順も教えてくれます！2口タイプなので、料理をたくさん同時にする方には不向きかもしれませんが、初めてIHを使う方には手の出しやすい商品ではないでしょうか。

デザインと見た目にこだわるなら日立M200Tシリーズ

日立のIHの特徴はなんと言っても上面奥までガラスの「フラットトッププレート」です！

拭き掃除も簡単ですし、トッププレートの外周を囲むフレームを薄型にして段差を少なくしてあるのでよりお手入れもしやすいですね。 　右のIHはオールメタル対応ですので、アルミや銅鍋もご使用いただけます。(1つ上のグレードのＭ300Ｔシリーズは左右ともオールメタル対応です。) 　

料理によって適温に調整してくれますし、グリルはオーブンの機能も付いています。グリル使用時のドア表面温度上昇を抑えてくれる仕様になっていますので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心ですね。庫内は完全なフラットではないですが、専用のプレートを使用することで油跳ねをガードしてくれます。「見た目にもこだわりたい！」「いろんな機能を使いたい」といった方にオススメの商品です。

お料理好きならズバリこれ！三菱　PT316Hシリーズ

三菱IHの特徴はなんと言っても「びっくリングIH」です！

煮込み料理は火加減やこげつかないようにかき混ぜないといけないので大変・・・といった声に応えたもので、対流をおこして自動でかきまぜてくれます。煮崩れやこげつきも抑えてくれますし、ふきこぼれも自動で制御！ムラもなく、おいしく仕上がります。

グリル内も広々とした設計で、高さのある食材を丸ごと調理できますし、底面もフラットなのでお掃除も簡単です。前述のHITACHIのIHと同じくグレードの高い商品ですのでお値段がネックな部分はありますが、お料理好きな方やこだわりをもって機器を選びたい！といった方にはオススメの商品です。

さて、IHクッキングヒーターのチラシ掲載機種や費用、相場、またスタッフのお勧めなどいかがでしたか？気になる商品やIHクッキングヒーターに興味のある方はぜひお問合せくださいね。

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