コロナ禍をきっかけに自宅で仕事や勉強をするテレワーク・リモートワークやオンライン授業が急速に進んでいます。しかし子供部屋を用意しているご家庭は多くても仕事部屋を用意している家は珍しく、実はテレワークやリモートワークをする場所に困っている方は多いのではないでしょうか。

自宅で仕事できるのは便利だけど、仕事する場所がないという声は少なくありません。

「自宅を快適なワークスペースへリフォームしたい」「テレワークで家族に迷惑にならないようリフォームしたい」と方へ、家族みんなが快適に過ごせるリフォーム事例や費用について紹介します。

 

テレワーク、オンライン授業の現状

新型コロナウイルスの影響により、テレワーク・リモートワーク（在宅勤務）や教育機関のオンライン授業が急速に普及しました。それに伴い、仕事や勉強のためのスペースを確保し、オンライン中でも家族それぞれが過ごしやすくするためのリフォームの需要が高まっています。

働き方改革の始まった令和元年の統計調査では、テレワークを導入している企業の割合は２０．２％、翌年の令和２年８月の統計調査では、新型コロナウイルスの影響もあり４７．５％と約２倍以上へと増加しています。しかし、仕事部屋の確保が出来ず集中して取り組めない、リビングスペースでのオンライン会議中に家族の会話が入ってしまうといったお悩みの方も多いかと思います。

参考：総務省　令和２年通信利用動向調査通信利用動向調査　

 

 

緊急事態宣言下において、岐阜県の県立高校では、タブレット端末を利用したオンライン授業が実施されています。また、小中学校では、登校人数が半数程度になるように分け、登校しない児童生徒は、自宅でタブレット端末によるオンライン授業を受ける分散登校が実施されています。保護者の方も、タブレット端末の扱い方や、環境を整えるのに手間取ったというお話をよく耳にします。

このような状況で、子供部屋～リビングに至るまで家族の誰かがご自宅の各部屋でリモートをしているといった状況のご家庭もあるのではないでしょうか？

「新しい生活様式」が今後も続くと予想される昨今、ご自宅のワークスペースの確保や、防音工事など、リフォーム事例とその費用をご紹介します。

 

リフォーム事例と費用と価格

コンセント増設、LAN配線、照明器具の交換

まずは、プチリフォームから

コンセント増設工事

5,000円～　（工事費込・税込）

パソコン、タブレットの利用が増え、「コンセントが足りない！」また、延長コードで代用しているけれど「コードが見えて見栄えが悪い。」といったご相談を受けています。コンセントの増設は、手軽に増やすことができます。

LAN配線工事　　

1カ所につき　10,000～30,000円　（工事費込・税込）

ＰCやタブレット端末の速度が遅くなったり、通信が途絶える原因として、ルーターの設置場所が原因のことも。壁や家電製品との電波干渉があると通信が不安定になります。設置場所を変えてみるのも一つの方法です。LANケーブルやルーターの規格、通信事業者との契約回線の通信速度がそもそも低いなどが原因の場合は、通信事業者やプロバイダーに確認してみることをお勧めします。

 

照明器具の交換・ダクトレール照明　

1カ所につき　20,000～50,000円　（工事費込・税込）

とりあえず、LAN配線の近いダイニングを勉強机にしている。といったご家庭も多いと思います。しかし、勉強に適した明るさであるか確認が必要です。食卓の照明で、料理が美味しそうに見える明るさは約300ルクス（照度）。一方、文字を読んだり勉強に集中できるおすすめの明るさは1,000～1,200ルクスと言われています。さらにPCを使用するときは、まぶしさや光のディスプレイへの映り込みも注意が必要です。手軽に向きや明るさが調整できる、ダクトレール式の照明や、場合に合わせて光や色が調光できるタイプの照明がおすすめです。

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コイズミ照明　住宅産業照明器具を紹介しているページです

https://www.koizumi-lt.co.jp/product/jyutaku/

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建具・間仕切りで、部屋を分割

お子様の成長に合わせて子供部屋の間取り変更をすることは今までも多くありました。最近では、リモートワークにあわせて、リビングを間仕切り、クローゼットを書斎へといった事例が増えています。間仕切りの種類は、木製建具（引き戸）、ガラス戸（引き戸）、パーテーションやパネル、ロールスクリーンなど様々です。ガラス戸の間仕切りでは、部屋が狭く感じない、明るさを保てるといったメリットがあり、木製建具では温かみがあり、断熱性に優れているという利点があります。

間仕切りの設置　

4枚使用で　150,000～200,000円　（工事費込・税込）

LIXIL　ラシッサ　可動間仕切り

https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/lasissa/feature/

Ｒobin木製オーダー建具　

https://www.e-robin.com/works/custom84/

間仕切りの施工事例　リンク

1枚　80,000円～（工事費込・税込）

 

棚板を活かしてクローゼットを書斎へ　

　150,000円～（工事費込・税込）※クローゼットタイプ6尺D600

リクシルヴィータス パネル　デスクタイプ

https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/vietas_panel/

 

アクセントボードで、書斎もおしゃれに

60,000円～　（工事費込・税込）

リクシル　アクセントボード（マグネット対応）

https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/accentboard/

 

防音効果のある仕切り壁でお部屋を分割　

仕切り壁を作ることで、部屋を分割することもできます。間仕切り戸にくらべ、高い防音効果、断熱効果が得られます。

約17㎡の仕切り壁を設置した場合

■仕切り壁・壁の造作工事　　120,000円～（工事費込・税込）

■建具取付　　80,000円～（工事費込・税込）

■クロス貼替　70,000円～（工事費込・税込）

 

特におススメは防音効果を高める最高の断熱材「セルロースファイバー」

内壁部に防音効果を高める断熱材「セルロースファイバー」を使用することで、隣の部屋からの音が漏れにくい高い防音効果が得られます。また、1階の天井部に敷き詰めることで、2階の足音なども響きにくくなり、静かな環境を整えたい方にお勧めです。

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住まいのコラム　おうちに防音室を作る！ピアノやホームシアター楽器を楽しむ方法！

https://www.e-robin.com/renovationblog/sound-proof-room/

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テレワークに使える補助金について

国土交通省によるリフォーム補助制度である「長期優良住宅化リフォーム推進事業」

国土交通省によるリフォーム補助制度である「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の補助対象の内容に「テレワーク環境整備改修工事」が追記されました。

「令和3年度長期優良住宅化リフォーム推進事業」とは、

https://r03.choki-reform.com/doc/overview_koubo_r03.pdf

住宅の性能向上のためのリフォームの工事費が補助される制度です。

 

補助率：工事費用の1/3

補助限度額：100万円　/一戸　

補助要件：

①インスペクションを実施する事

工事前にインスペクション（床や壁の傾きや雨漏り他、劣化事象の有無）を有資格者が行います。また、建物を長持ちさせるための維持保全期間中に点検の実施と保全計画の作成が必須となります。

②リフォーム後の住宅の性能が一定の基準を満たす事

構造体の劣化対策、耐震性の確保、省エネルギー対策（窓や壁の断熱化や給湯設備の効率アップ等）を一定の基準まで向上させる改修が必須です。

上記の性能向上工事と併せて実施することで、部屋を間仕切る工事等のテレワークリフォームも補助対象となります。

また、こちらの補助制度は、良質な住宅のストックの形成を目的としており、子育て世帯向けの改修や三世代同居改修も併せて行う工事にも　50万円/一戸が加算補助されます。

詳しくは、ロビンへご相談ください。0120-157-127

国土交通省HP

https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000995.html

 

清流の国ぎふ（岐阜県）への移住で補助金

新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、都市部を離れて地方で働く選択をされる方も増加しています。岐阜県では、岐阜県以外の都道府県から県内に移住された方を対象に、移住支援補助金が開始されました。

移住支援金：2人以上世帯：50万円、単身世帯：30万円

https://www.pref.gifu.lg.jp/page/157496.html

清流の国ぎふ移住支援補助金（令和3年度）

また、岐阜県各都市部への移住の際、自ら住居を建設または取得する場合に助成があります。

まちなか定住促進補助事業（高山市）

https://www.city.takayama.lg.jp/kurashi/1000022/1000123/1006341.html

高山市中心市街地に移住し、居住するための住宅の新築・改修・取得に対する経費の一部が助成されます。

高山市外からの移住で

補助限度額：

新築・改修　200万円　（対象経費の2／3）

取得　　　　150万円　（対象経費の1／2）　

（市内から対象区域への移住も助成があります。詳しくはHPにて）　

まちなか居住支援事業（岐阜市）

https://www.city.gifu.lg.jp/33511.htm

岐阜市中心市街地において、住宅ローン利用し自ら居住する住宅を新築、取得する方へ建設費又は購入費の一部が助成されます。

岐阜市外からの移住で

補助限度額：

借入れ金額の10%以内の額

60万円／戸

（市内から対象区域への移住も助成があります。詳しくはHPにて）

 

テレワークもバッチリな施工事例

在宅勤務用で仕事ができる仕事部屋

ともに住宅設計に携わっている子育て世代の夫婦が設計し、新築した事例です。

仕事、子育てと公私ともに多忙な二人がマストにしたのが自宅で仕事ができる環境です。カタログ、書類、コピー機といかにも設計らしいバランスのワークスペース。個室にすることで電話打ち合わせなども、家族と少し距離をおいてすることができます。

 

 

 

ワークスペースとクローゼットをまとめた事例

こちらはワークスペースをウォークインクローゼット内に作った事例です

頻繁に使うことはないけど作業や仕事する場所を確保したいという方におすすめなおしゃれなワークスペースです。

こちらはウォークインクローゼットのコラムでもご紹介しています。

→ https://www.e-robin.com/renovationblog/walk-in-closet/

 

まとめ

新型コロナウイルス拡大により、新しい生活様式が余儀なく日常生活に取り組まれています。リフォームで、家族が笑顔で、健康に過ごせる空間をつくりませんか？

「今週は自宅で仕事するわ」

「げ、マジ？」と言われないようなテレワークスペースをお作りくださいね

ご相談は、ロビンまでお気軽にお問い合わせください。

 

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「自宅で仕事するスペースを作りたい」「せっかくならネット環境、書類棚などまとめて相談したい」という方はお気軽にRobin一級建築士事務所までご相談ください。もちろんご相談は無料です

１．LINEからお問い合わせする方法

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ZOOMにて対応します。URL設定や打合せ時間の調整をしますので上記のいずれかの方法にてお問い合わせ頂き「オンラインにて打合せ希望」と明記もしくはお伝えください。

皆様からのお問い合わせをお待ちしています。