岐阜県高山市|中古物件一部改修A様邸|断熱工事②
岐阜県高山市の中古物件のリフォーム現場の紹介です。
昨日断熱材を吹き込むための準備が完了し、本日はいよいよ吹き込み作業です!
断熱材セルロースファイバー施工
こちらが断熱材セルロースファイバーです。
新聞紙を細かく砕き様々な加工を行って高性能断熱材(木質繊維)にしたものです。
この塊を施工直前に裁断・攪拌してフワフワにし、空気を蓄えられる状態にして施工します。
こちらが攪拌中の様子、手で砕きながら攪拌機械に入れていきます。
フワフワになっているのがわかりますね!
このフワフワになった断熱材を昨日貼ったシートの中に吹き込んでいきます。
ホースの中を勢いよくセルロースファイバーが通っていき壁の中に充填されていきます。
シートがパンパンになるまでしっかりと吹き込み、密度に偏りがないかを手で押しながら確認します。
みっちりと壁の中に吹き込むため防音性能もあります。
「新聞紙の断熱材って燃えやすいんじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、セルロースファイバーにはホウ素系薬剤が添加されているためその心配はありません。
防火実験の様子
このホウ素系薬剤の効果で防虫・防カビ性能もあります。
このようにセルロースファイバーは原料が新聞紙で環境にやさしく、断熱性能の他に、調湿、防火性能、防音、防虫・防カビなどと多くの性能が備わっていることが特長です。
吹き込み前
吹き込み後
全体的にシートが膨らむほど断熱材が入ったのが分かるかと思います。
天井には上から降り積もらせるように施工してあります。
この後は壁、天井の下地材が貼られてからクロスなどの施工になります。
また内部造作の様子もご紹介させていただきますね!
前回のレポートはコチラ
ロビンのリフォーム・リノベーションサービス一覧
ロビンは、換気扇レンジフードの交換リフォームから、設計士がご提案するフルリノベーション、注文住宅まで幅広く対応しております。
それぞれのサービスの紹介、施工事例、お客様の声などをご覧ください。